「腹を据えて見るしかない」嗤う分身 ヤンドさんの映画レビュー(感想・評価)
腹を据えて見るしかない
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ジェシー・アイゼンバーグが目当てでドストエフスキーらしいくらいの先入観で鑑賞。
独特な世界観と台詞に頼らない内面描写を中心にした抽象的なムードが続く中で、正直これは辛いと思いました。
ですが描写が「どこでもない場所」を題材にしているという風に考えるとストーリーを追えました。
見た目が同じ分身をジェシーが演技だけで演じ分けているのでナイーブな演技もアグレッシブな演技も両方が見れる形です。
映画館でなければ最後まで見れた自信が無いですが、パンフレットを買ってしまいました。
途中、日本人としては気にならざるを得ないBGMが係るのですが、意識的になかったものと感じる必要がありますね。
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