「北の工作員の哀しみ」レッド・ファミリー ヒカルさんの映画レビュー(感想・評価)
北の工作員の哀しみ
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ふたつの家族の物語です
ふたつと言ってもひとつは工作員たちによる擬似家族です
擬似家族が本物の家族になっていく物語です
北の工作員の実態は分かりませんが、遠からず、といった所なのでしょうか
工作員たちは祖国への想いと北に残してきた家族への想いから、忠実に任務を遂行していきます
時には疑問を抱きながらも、暗殺を繰り返します
わたしたち日本人を始め平和ボケな国々の人間には到底理解出来ませんが、切なさや哀しみは伝わってきます
隣家のドタバタ劇(対比とラストの為でしょうがやり過ぎな感が…)にはちょっと興醒めしたので☆-0.5としましたが、色々考えさせられる映画でした
ラストシーンは圧巻です
啜り泣きがあちらこちらから聞こえてきました
(北の要人の事を『プクプク太った…』という台詞があり、思わず監督さんの身を案じてしまいました)
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