わたしのハワイの歩きかたのレビュー・感想・評価
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わたしのオトコの選びかた。
チラシを手にした時点で、ハワイの観光映画かと思っていたので
それほど食指は動かず、実をいうと「ゴジラ復刻版」を観損ねて、
仕方なくこっちにした(ゴメンなさい)といういきさつのあった作品。
まぁいいや。ハワイだし。榮倉奈々だし。けっこう面白いかも?と
思い観始めたんだけど…いや~何ともいえない展開に驚いた。
原作があるのか?マンガか?と思いながら、エンドクレジットで
小山田桐子という名前を見つけた。主人公の名が小山田なので
あ~これひょっとして自伝かしら?なんて思ったりしたけど、謎…
恋に仕事に上手くいかない主人公がハワイへ経費で逃避行!って
昔ながらの展開に、そりゃひと昔前は常夏の楽園♪だったハワイも、
行ってみたらけっこう世知辛い、そこで結婚相手や商売を始めようと
する日本人の右往左往ぶり、一見まともなことを言い放つ主人公が、
実は不倫と仕事漬けでボロボロになっていたことが分かる中盤、
あれよあれよと場面がコロコロ変わっていくのでテーマが見えない。
そもそもこの主人公は、どうしたい?
私は旅先で自分探しとかいってるアホが大嫌いなのだが(失礼)、
もちろん何がしたいのかが見えてこない時期というのはあると思う。
仕事好きで真面目な主人公も長年のツケで疲れ果て、一時の幸せを
ハワイの地で♪なんて思っても不思議ではないが、そもそもこの娘の
指針が見えている分、何をやってんの?と思える場面が多すぎる。
(まぁそういう映画なんですけども)
ハワイの観光案内映画ならいざ知らず、酒呑んでクダを巻く榮倉を
(ほぼ地)まだ観続けるのか?と、だんだん飽きて嫌になってきた。
そのうち主人公に彼氏ができるのだが、
これが地元の財閥の御曹司。だけど初めは空き缶や瓶を拾っている。
…へっ?よく分からんぞ、この設定。そのうち彼(加瀬)がいい人らしく
穏やかな関係を築いていけそうなので、良かったと思っているとアラ、
そうでもなかった。瀬戸くんがいた!彼は海外で事業展開をしたいの
だけど、上手くいかない青年という設定。ナンだこれ?絡むってこと?
…大正解。
後半の謎の取っ組み合いを含め、終始この展開を見せるのでラストが
どうなるのか最後まで分からない。しかしこれはハワイじゃなくても
日本のどこかででも作れるんじゃないのかな?要は自分の人生観を
様々な人々から客観的に教わる映画。自分は自分であることを、再度
確認しましょう、これからの人生に向けて。とハワイで叫んでいる作品。
(庶民は庶民?それは個々の価値観であって、見栄も卑屈も人それぞれ)
何が言いたいか分からない
自分もそんなに頑張ってないのに、男には厳しい。
仕事頑張ってる人に惹かれる、てのは分かるけど、それだけが決めて?みたいで誰でもいいのか!って思ってしまう。
全体的に軽すぎてうるさくて不快な映画だった。榮倉奈々のスタイルが完璧でそこは見てて楽しかった。
ほのぼの
正直あまり期待はしてなかったのだけど、等身大の女性というか…今どきっぽい感じで共感できるというか。恋愛もあやふやな感じだったけど、結局スッキリするし。自分の気持ちに正直でいるって難しい事だけど大事だなって思います。すごく笑えるって訳じゃないけど、なんか見てて面白くて可愛らしくて、微笑ましかった。加瀬さんはちょっと可愛そうではあったけど(笑)
元気になれる映画でした。
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