「『さいはてにて』は珠洲市になると思うが、元々ここには線路が通ってい...」さいはてにて やさしい香りと待ちながら マサシさんの映画レビュー(感想・評価)
『さいはてにて』は珠洲市になると思うが、元々ここには線路が通ってい...
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『さいはてにて』は珠洲市になると思うが、元々ここには線路が通っていた。だから、金沢市から午前2時位に出る列車に乗ると、『さいはての街の朝市』に間に合う時間に着いた。
それが今ではバス路線となる。つまり、金沢までは近くなったが、そこから、珠洲市となるとやはり『さいはての街』になる。
さて、それは良いのだが、この地で女手だけで子供を二人抱えて生活するのは大変な事だ。
まぁこの映画は『人間万事塞翁が馬』なのは良いが、削りに削った『勧善懲悪』で『予定調和』になっている。『よだかの星』の引用が全く生かされていない。そして何よりも北陸としてのアイデンティティが全く見受けられない。少なくとも、演じる子供たちまで、東京の児童劇団員を使っているようだ。まぁ、演出家にとっては金沢と言えど、『さいはての街』になるのだろうが。
因みに一人当たりのGNPは台湾に抜かれている。多分、日本人はそれを知らない者が多い。脱亜入欧ばかり気にしていた日本は、中国の大陸と台湾と香港の関係を俯瞰しながら憂える前に、九州程の面積しかない台湾に経済的に抜かれている事を認識するべきだ。そして、貧困な日本経済を整えて行かねばなるまい。日本は良くも悪くもファーイーストになっている。
でも、そんな事気にしなくても良いと思うよ。日本の女性が本当の意味に置いていずれこの日本を立て直してくれると信じている。勿論、狂乱の経済は二度と訪れない。その方が良い。頼むぞ、懸命な女性諸君!
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