「正統派ノワール映画」ドラッグ・ウォー 毒戦 cani tsuyoさんの映画レビュー(感想・評価)
正統派ノワール映画
主人公は司法取引のために警察と協力して、自身の関係する巨大麻薬組織の壊滅をするというシンプルなストーリー。
なのだがジョニー・トー節がビンビンで、登場人物は全員キャラ立ちしてるし、至近距離でのタイトな銃撃戦も超クール!
ノワールのお手本的な映画!
終盤の銃撃戦に賞賛の声が集まるだろうが、個人的にはコカイン工場のろうあの兄弟VS警察の銃撃戦が妙に日常感のある(兄弟にとっては)銃撃戦が面白かった。
しかし最近仁義なき戦いを観たせいか、警察にチンコロする主人公テルミンの人間性には最後まで魅力を感じなかった。
(顔は竹内豊と松平健をたして2で割った感じのイケメンですが…)
逆にジャン警部の漢気や部下への優しさ、信念を貫く姿勢、その為にしてた『あの演技』とか…もう思わず親指立てたくなるナイスキャラ!!
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