「大傑作」風の谷のナウシカ 古泉智浩さんの映画レビュー(感想・評価)
大傑作
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テレビ放送されたので久しぶりに録画して頭から見てみたところ、かなり伏線が丁寧に張ってある割に、設定や何か2時間で語るのが窮屈そうなほどで、セリフによる説明で片付けているところが目立った。今なら前後編2時間ずつで作ってほしいくらいであった。ナウシカと蟲や、谷の人々との生活描写、またトルメキアやペジテの様子もじっくり描いてほしかった。
年を取ったせいか、クシャナがいろいろな思いを背負って手を汚している事や、部下のたれ目の苦渋などに感情移入した。
ジブリは漫画版のナウシカを4部作くらいで、庵野秀明監督を起用して映画化したらいいと思う。
(追記)
2013年の年末に見て以来、6年ぶりで劇場公開時以来のスクリーンで見た。アクションのカット割りのリズムがめっちゃくちゃ気持ちいい。ユパが「ユパ様」とか「先生」と呼ばれている。おいしいところを持っていきすぎ。ナウシカがお父さんが殺されて、かーっとなって敵を5人くらい一気に撲殺して、その後「もう誰も殺したくない」と言っていたのが何気に怖い。もしかしたら前から人を殺していたのだろうか。また10年くらいしてスクリーンで見たいものだ。
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