「どうやって育てたら良いのか苦悩する母親と、そんな母との関係に疲れた息子」マイ・マザー m@yu-chan-nelさんの映画レビュー(感想・評価)
どうやって育てたら良いのか苦悩する母親と、そんな母との関係に疲れた息子
思春期の息子と病を抱えた母との すれ違いや苛立ち、もどかしいながらも どこかお互いを思い遣る、母と息子の切っても切れない繋がり。
思春期って、親の言動とかって凄く気になりますよね(笑)。どこか異性(同性)として見ると言うか…自分の感覚と違うことに不快感を抱く…そんな年頃。
余り自分に関心を示していないように見える母親には、自分が同性愛者だということは敢えて言わないけれど、大好きな彼といる穏やかで開放感のある時間と、自由に生きる母親と過ごす時間のギャップがなんとも言えない。
実は、母親には心の病があり 息子も突き放し切れないという苦々しい思いが…。
それが冒頭のセリフに繋がる。
母との関係に疲れながらも、親子って 表面では見えない深い所で繋がってるんだよなって。
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