劇場公開日 2013年11月9日

「アーティスティック…」マイ・マザー ジンジャー・ベイカーさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0アーティスティック…

2017年9月23日
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鑑賞方法:DVD/BD

悲しい

私にとって「Mommy」「わたしはロランス」に続いて3作目の鑑賞になるグザヴィエ・ドランの作品。ストーリーは思春期のゲイの青年とその母親の衝突と愛を描いたもの。
上記の二作品にも共通して言えたことだが、とにかくグザヴィエ・ドランの作品は演出のクセが強い。時々、わけのわからない描写でキャラの心情を描いたりする。でも、色彩での表現であったり、カメラワークが個人的には好みである。 個人的に本作は上記二作品よりストーリーやセリフに魅力を感じなかった。とにかく終始漂う閉鎖感と鬱屈感に襲われる。ただ、キャストの演技は申し分なく、訴えかけるような表情での演技はアンヌ・ドルバルを始め、素晴らしかった。
他の彼の作品も見ていきたい。

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ジンジャー・ベイカー