LIFE!のレビュー・感想・評価
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期待はずれ…
普通に面白かったです。
secret life
リアルなアメリカの日常が描かれている。
食べ物、地下鉄、空港、ビジネス街、、、
空気感がとてもよいのだ。
羽田空港で年輪屋のバームクーヘンを食べるのもそれなりに素敵でいいのだが、Los Angelsの空港で、Cinnabonを食べる事はすでに素敵とか言うよりは文化として取り込まれている。この辺りが、日本が真似しても追いつかない、かの国の生活だと思う。良いか悪いか別として。
世界の自然もまた、綺麗に撮影されていて、これは時間とお金がかかったのだろうとおもいました。ショーンペンがかっこいいです。
彼が持っているカメラのメーカー名がなかったので、知りたいと思いました。
Deadman walking! と言う映画を見たことがありました。確かショーンペンが出ていたと思います。20数年たって、彼も渋くなったと思うと同時に、自身も歳を重ねたのだと改めて思いました。
主人公のように、地味ながらも信頼を得て働こうとする姿に、働くと言うことの原点を見た気がします。自身のぱっとしないように見える人生も、もうひと頑張りしようと思います。
ベン・スティラー監督・主演なので80'sポップカルチャーリスペクト...
人生は素晴らしい!幸せ感に満たされた映画
最後のシーンで、本当に幸せ感でいっぱいになり、涙があふれました。
観てよかった!映像も素晴らしく美しく、自分がウォルターと一緒に旅をしたような爽快感でした。
また、LIFE!は作品タイトル、勤務先名、テーマ全てが一貫していて、曇りのないストーリーがさらに気持ちよくさせてくれたように思います。
そして更に、ショーンペンの佇まいにも目を奪われました。鳥肌が立つくらい本物のカリスマフォトグラファーにしか見えなかったです。
とにかく、終わってしまう前に観れて本当によかったです。
空想サラリーマンのリアル!
主人公は、一見、さえない小市民、しかしながら真面目に職務を果たしてきた普通の会社員です。彼がありふれた日常の中で、やりたいけど実際にはできないことを妄想しては我に変える、この流れにまず引き込まれます。
現実から空想へ突入する際の境目がまったく無く、むしろ、現実に帰る時に、シーンの断絶がある。これを視覚でインプットされることで、主人公の感覚に同調させられていく。なんとも楽しい疑似体験です。映画の醍醐味ですね。
空想シーンはもちろん非現実的なまでにダイナミックで美しいのですが、着目すべきは、それに引けをとらない現実世界の映像美!ここに、この映画の根底を流れるテーマが垣間見える気がします。(その辺は日本アニメにも通じるかな?)
ストーリーとしてはお約束な感じですが、細部のリアリティと役者・製作者の心意気が、この映画の物語を単なるご都合主義以上のものに仕上げています。
ちょっとした休日の息抜きとして見に来ましたが、鑑賞後に「自分も明日からまたがんばるか!」と思える、素敵な1本でした。
ほっこり
冒険せよ!今を楽しめ!
これは、稀に観る素晴らしい映画です。 なぜか
やはり僕はまだまだ未熟ものでありました、
『Life!』を観てまた至らぬところを多く見つけたからだ
まず、率直な感想を言おう
なんと後味のいい作品だろうか
タイトル通りだ
そしてリアルタイムでの作品の感想はこうだ、
そう前半部分CMやYouTubeで閲覧可能のあの部分、ライフ 人生は驚きに満ちている。
この部分。
これは勝手な操作で作品のイメージを想像させる悪い癖をよばれ、固定概念で作品を見てしまって、展開が早いな、内容がないんじゃないか?っと勘違いしてしまったが、
違った、後半に差し掛かるにつれ自分の過ちに気づきました。
まさに、作品を観ていただきたい、有る意味彼らをこれを狙っていたのではっと感じてしまう。
まるで主人公の経験を同時にさしてくれたそんな作品だ。
心に響くような映画
見てよかったって思えた
また観たい作品
勇気と冒険、明るい未来の人生の旅はこの映画の旅から始めよう!
ダニー・ケイ主演の「虹をつかむ男」(47)のリメイク作品だと言う本作。
とても期待していました。主演があのベン・スティラーと言う事と、予告編が何だかワクワクドキドキする様な冒険心を駆り立て、放浪大好きな自分の心を擽るような香に満ち溢れていたので、本当に公開が待ち遠しかった。
観てみると予想とは少し違い、不思議な思いを抱く作品だった。と言うのもこれを果たして劇映画と呼んでいいのだろうか?と言う思いすらした。
ドキュメントでもないし、ドラマだけどドラマと表現するのはちょっと的確ではない気がする。そう自己啓発や、ニューエイジ系のセミナーや、コーチングなどで見せられるような教材用のDVDと呼んだ方がむしろ自然な雰囲気を持った作品ではないかな?
貴方はどんな感想をこの作品を観た後持たれたのだろうか?
主役のウォルター・ミティーは「雑誌ライフ」の写真部門専門の管理係。様々な特ダネを始めとして世界中の選りすぐりの出来事や事象をファインダーに修めた写真こそが命のあのライフ誌の写真の管理係と言えば、正に縁の下力持ち。読者には絶対にその存在は知られる事は無いかも知れないけれど、写真誌の編集では一番の立役者でもあるわけだ。
そんなウォルターが、或る日カリスマ写真家から送られた最終号の大切な写真を紛失させた事から、始まる写真探しの大冒険の旅の数々が映画の面白さを最大限に拡げてくれるのだ。そして、彼が写真家ショーンを追って旅を続けるプロセスが実に美しい映像と共に楽しい見せ場にもなっている。
今流行りの引き寄せの法則と言うのだろうか?何か一つ自分にワクワクする経験をさせて、冒険心を信じて動き始めると、それはまるで人生の導火線に火を点けて、魔法の扉が開かれる様に、今迄には起こり得なかった、考えられないような現実の世界が加速的に動き出すと言う物語だ。
確かに、私達の現実にも、この作品が描くようなシンクロニシティーの旅が連続劇のように動き出し、急展開で、人生が廻り出すと言う事も不思議だが起こる事も有る。
この映画の魅力はウォルターが訪れる様々な辺境の地を始めとして、普段は観る事が出来ない処を見て回れる美味しい特典が有る。
そしてもう一つ、ウォルターの母親を冒険家としても名高いオスカー女優のシャリー・マクレーン演じていると言うのもかなり嬉しい。ベン・スティラーのお人柄と言うか、遊び心と言うべきか、はたまた人情と尊敬と言うべきか、元々コメディー映画出身であり、ニューエイジ冒険家の彼女を起用している事で更に面白さに拍車がかかる。
そしてこの映画のラストは素晴らしい!予想を遥かに超えた憎いシーンだ。
笑って笑って、そして、このラストで一撃のパンチが効いて、涙が溢れ出る。
私の長い映画観賞歴の中でも、とても印象深いラストシーンの一つになりました。
ところで、私は本作のオリジナル映画「虹をつかむ男」を学生の頃、昔の名作ばかりを上映する名画鑑賞会に通っていた自分は観た記憶が薄っすらと残っている。そして、オリジナル映画で主役を演じていたダニー・ケイは元々歌手でありながら映画に出た俳優だ。そんな彼の「5つの銅貨」「ホワイトクリスマス」は素晴らしい作品なので、本作とは直接関係は無いが、機会が有ればご覧になる事をお薦めしたい。
そして更に余談であるが、このオリジナルで主役を務めていたダニー・ケイを尊敬していた昭和を代表する日本のコメディアンであり俳優でもあり、クレージーキャッツと言うバンドのメンバーだった谷啓氏は、このダニー・ケイに因んで命名した。何だか世の中不思議な繋がりってあるものだ。
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