「予告編がいいとこどりすぎた」LIFE! くりあさんの映画レビュー(感想・評価)
予告編がいいとこどりすぎた
真の冒険とは何かを問い、人生の真実を問う。
さえない男が、それを探すことで一歩踏み出し、人生が劇的に変わっていく姿を描く。
という話なので、それで押し通したらよかったのではないかと思う。
雪山のスチルから出てくる、駅のホームから火事のビルにダイブする、そういった荒唐無稽なシーンについて、あそこまで力をいれて作る必要あったのか。もっと軽く流す、あるいはなくてもよかったのではないか。
あるいはそういうシーンをもっとふんだんに入れて、それがどんどん現実にリンクしていくような演出でもよかったのではないか。スケボーに関してそれは可能だったように思うが。
邦題が決まる前に予告編が延々流れていたのでそれなりに期待してみたが、「奇想天外な冒険」に関して、ちょっと中途半端に思えた。宣伝が激しかった分厳しめで星2。
コメントする