「観ていて気持ちよい、映画らしい映画」LIFE! ピューリタンさんの映画レビュー(感想・評価)
観ていて気持ちよい、映画らしい映画
現実と空想の世界をとてもリアルに入り混ぜて演出している、私好みの映画!頭の中で描いたことや、夢で見たようなシーンを映像に起こして自分以外の人と共有できるってすごーーいこと!だから、映画が好きだ!←やかましい
エターナルサンシャインのような、現代映画技術ならではのCG効果も面白いけど(好きぃ)、雄大な大自然の映像もそれだけで見応えがある!
キャストも豪華で、音楽もよいし、オマージュや細かい演出など、映画好きにはたまらんかも。
内容も難しくないから、途中から展開もわかってくるけど、醍醐味はそこではない。
たった一度の人生、「今を楽しむ」ってことを考えさせられちゃう。
主人公は地味で冴えなくて、現実逃避のように空想にふける男だけども、仕事に真面目で、家族のために今まで好きなことも我慢して頑張ってきた人。
でも、想像力がある人ってきっと少しの行動力があればなんだって出来ちゃうのかな。
目の前の尊敬している人物を探し求めて世界に飛び出すとき、ようやく過去の尊敬していた父親を振り返る。
そのきっかけは、密かに想いを寄せている女性の一言。
一歩前に進む勇気は、過去を振り返る勇気でもあるのかな。
色んな生き方があるし、選択の幅もあるけども、最後のシーンが、生まれ変われた主人公の結果に対する評価ではなく、今までの人生をも救ってくれている気がする。そこがぁ!!醍醐味ぃ?!←うるさい
ひたむきに生きてきた男を、遠くから誰かが見てくれて、感謝してくれている。これはとても有難くて価値のあることだと思う。そこに感動した。のだ。
今を楽しむってことを、写真家のショーン(この役のショーン ペンの存在感が半端ない!かっこよすぎる!)が教えてくれるのだけれども、そこはとても共感している。
大切なシーンを写真におさめるってことは、必ずそれをどこかで意識している。後で見返すために、残すために、その瞬間をレンズ越しでおさめる。てか、私はそう。
「今」を楽しむって、それではおさまりきれないってわかってるよ!笑
だから、Facebookとかで写真を投稿してる私に対しての皮肉にも思えたwww←自意識過剰
本当に尊いものほど、撮れない。
写真て奥深くて面白いーーーー!!!!←興奮冷めやまない
てか、ベン スティラーってこんなに目が青かったっけ??って印象、大*\(^o^)/*