劇場公開日 2014年3月19日

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「「この映画の主人公は貴方」と言うキャッチ通りですね。」LIFE! 勝手な評論家さんの映画レビュー(感想・評価)

3.5「この映画の主人公は貴方」と言うキャッチ通りですね。

2014年3月23日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

知的

1947年のダニー・ケイ主演の映画『虹を掴む男(The Secret Life of Walter Mitty)』のリメイク(あるいは、はやりのリブート?)作品。

「この映画の主人公は、貴方です」と言うのがこの映画のキャッチコピーですが、洋画の日本国内向けキャッチコピーとしては、珍しく上手いと思います。仕事に失敗し、失敗をリカバリーするためと言う設定ではあるものの、これっていわゆる“自分探しの旅”ですよね。個人的には自分探しの旅と言う言葉は大嫌いなんですが、この映画は不思議と嫌にはなりませんでした。

ところで、舞台となっているLIFEマガジンですが、休刊は2000年頃のお話。でも、劇中では、スマホをガンガン使っていたりするので、少し時間が合わない気が・・・。ところで、この映画は、人生を描いた作品なんだと思いますが、その作品の舞台がLIFEマガジンと言うのは意味深。しかも、そのLIFEマガジンの終焉と、主人公の人生再出発が重なっているのは、狙いなんでしょうね。

日本語吹き替え版では、主演のベン・スティーラーの声を岡村隆史が演じているそうですが、今回は(と言うか、今回もいつも通り)字幕版で鑑賞。吹き替えと言うだけで違和感があるのに、何故にニューヨークなのに関西弁。まぁ、話題作りなのかもしれませんけどね。

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勝手な評論家