「なかなかの良作」LIFE! KIDOLOHKENさんの映画レビュー(感想・評価)
なかなかの良作
主人公が会社で具体的にどんな仕事をしているのが描いてなかった。だから会社にとって彼が貴重な存在だとか、彼にとって会社や仕事が何なのか?どんな風に一生懸命働いてたとか、 そういうものがリアルに伝わってこなかったのが残念だ。そういうものがきちっと描かれつつ物語が展開していたらもっと面白かったと思う。また一枚のフィルムを探して冒険をするわけだがなんでその一枚がそんなに重要なのかよくわからなかった。例えば他の写真が全部クズで表紙になるのはその1枚しかありえないとか、そういうシチュエーションならよく理解できたと思うんだけど。ただ物語の流れとか主人公の周りの雰囲気とかそういうもので何が起こってるのかよく分かる映画だった。そういうものがそれらの説明不足を上手く補っていて映画に入っていくことができた。
個人的にはこのような名作映画名作している映画はあんまり好きじゃないです。でも、僕みたいなひねくれた映画ファンでなければ感動できる映画だと思います。
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