劇場公開日 2014年3月15日

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あなたを抱きしめる日までのレビュー・感想・評価

全54件中、21~40件目を表示

3.5赦すこと

2017年1月6日
iPhoneアプリから投稿

思っていた通り、好きな映画だった。
ジュディ・デンチの演技が好き。
温かいブルーアイズ。

辛いことや、許せないこと、怒りや悲しみ、それを持ち続けると、自分の心がすり減っていく。
赦すことができれば。痛みを伴っても赦すこと。
自分自身もそうあれたらいいなと思った。
アイルランドの風景も美しい。

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yumeko

3.5生き別れた息子

2016年6月18日
iPhoneアプリから投稿

アイルランドからたくさんの養子を。
今もなお母親は子供のことを思って過ごす。

親と子供を離すなんて。
しかも会えないように仕向けるなんて。

こんなひどい事実があることを忘れずに。

信仰での赦すとは。

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Lily

5.0事実は小説よりも奇なり。

2016年6月6日
フィーチャーフォンから投稿

怖い

知的

難しい

鑑賞出来て本当に良かった。

母は強しっていうけれど、最早強さとかを超越したもっとずっと大きな宇宙なのかな?SF映画じゃないけど、コスモレベルでのだだっ広さ・大きさ、先ず普通の人間には、到底真似の出来ない凄い事を、あっさりやってのけちゃうところも、尊敬というか神の域。(映画の内容と合わせて。)

事実を淡々と受け入れて行く、このお母さんは、やはりタダ者じゃない。

辿り着いた惨い真実にも、怯む事なくすぐさま受け入れ、罪人さえをも赦してしまう精神の強さ・懐の深さ・潔さに、静かに感銘を受けます。

何でもござれ♪な最強母ちゃん、ここにあり!と言った感じ。(ジュディは、ドヤ顔してないけども。)

最近公開された(スポットライト)もそうですが、こういう問題は昔からあったんですね。

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おりこう

5.0赦すとこ

2016年4月24日
iPhoneアプリから投稿

引き裂かれた息子を探し最後は衝撃を受けました

私もカトリック教徒です

協会は子供を売っていた現実

そんな酷いとこができるのでしょうか

信仰とは何かって考えてさせられました

最後引き離したシスターに向かって

私はあなたを赦します。私は恨みたくないと言いました
あなたは私が赦すことで大きな苦しみを背負う

マーティンにあなたひどい顔してるわよという場面もグッときた

日々暮らしていると赦せないとこある
私もひどい顔してるのだろうな

人を赦せる人間に私もなれるだろうか

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mami

3.5赦すこと

2016年4月11日
Androidアプリから投稿

ジュディデンチってすごいんだなぁ。
なんかすごく、愛おしく見えてきた。

最後に、シスターを赦す彼女と赦さないシックススミス、
「ひどい顔よ」
という言葉に、はっとさせられる。
我々は日々いろんな事に怒っていて
その対象にどうやって償わせようかと考える、
そんなとき、きっとひどい顔になってるんだろうな…と。

ひどいことをされても、相手を恨まず赦すことをしていれば
彼女のように愛しい顔になれるのだろうか。

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son

4.0程好く笑えて程好く泣ける感動作

2015年7月5日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

泣ける

悲しい

知的

これが実話と言うのですから驚きです。
修道院が50年前に行った行為も、終盤に明かされた修道院の真実も、本当なら全くもって赦されることではないでしょ・・・。
それだけでも衝撃的だったのに、それを目の当たりにした主人公フィロミナのとった行動は、ある意味もっと衝撃的でした。
事実は小説より奇なりとはまさしくこのことか。

まあ映画的には、とてもシリアスで深刻な話ながら、コメディにならない程度のユーモアが盛り込まれていて、ある種微笑ましい気持ちで楽しむことが出来ました。
フィロミナとマーティンのキャラクター設定が何とも絶妙だった印象です。

純真なお婆ちゃんと皮肉屋なジャーナリスト、この掛け合いが本当にユーモアに溢れていて可笑しいんですよね。
フィロミナに感化されて少しづつ成長していくマーティンの様子も見所の一つだったと言えましょうか。
ロマンティックお婆ちゃんっぷりが可愛かったジュディ・デンチは、さすがの演技でしたね。

しかし息子アンソニーの行方が思いのほか早く判明した時は、意外とあっさりだったなと思ってしまいましたが、クライマックスのあのシーンは、本当に衝撃、私には出来ないなぁ・・・この辺はある意味信仰の差もあるのでしょうか。
しかしよくよく考えれば修道院もフィロミナも同じ信仰を志す者、難しいものですね、信仰心って・・・。

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スペランカー

4.0赦す、ということ

2015年6月7日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

悲しい

知的

幸せ

こんなことが、赦せるのか?

って、でも、赦せなかったらどうすればいい?死ぬまで引きずりそう、心が休まることはないだろう、仕返しをする?告発する?

そう、記事にして事実を世間に伝えるのはいいだろう。個人としては赦せた方が心は穏やかになれるものなのかもしれない。これからの人生に良いことを学んだ。

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Sheeta

4.0感慨深いとやりきれない感がのこるな。

2015年5月30日
iPhoneアプリから投稿

子供を探す旅ではあるが息子と生きて会えていないところがなんか感慨深いしかも実話やしな。信仰についても考えさせられるしな。シスターの養子に出したのも絶対悪いとは思わないしまあいいとも思わんけどね。デンチの濃厚な演技にも素晴らしい。

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素子

4.0赦すことの苦しみ

2015年5月10日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

悲しい

単に親子の再会劇ではない所がとても面白い。しかもそれは事実だからなおさら。
子供を持つものとしては、彼らと同じ時間を共有できることが、どれだけ幸せなことかと思わされる。

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上みちる

4.0ジュディデンチめあて。 宗教によって人格が高まる人と堕ちる人とがい...

2015年5月2日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

ジュディデンチめあて。
宗教によって人格が高まる人と堕ちる人とがいるなあ。

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まるこ

4.0演じるとはこういうことなのかも…

2015年4月28日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

まるでその人そのもののように思えてくる。ジュディ・デンチもスティーブン・ジョン・クーガンも。子役まで出演者すべてがその瞬間にそこへ行けば、そこにいるような気がする。
・・・なんちゃって~というような場面がない。映画の中の空気感が最初から最後まで変わらない。そして静かな音楽が寄り添うように流れる。人生は思い通りにいかないものだけれど、救いはあなたのすぐ隣にもあるのよというように。

長年の労働のあとに手にしただろう平穏な日々と家族を大切に思うどこにでもいるおばちゃん。大学などには行かなくても物事の本質をあるがままにとらえようとして生きてきた人の賢さを感じさせるセリフたち。ジュディ・デンチの寡黙な青い瞳に吸い込まれそうになった。

人にとって<許される>ことはさして重要な事じゃないのかも。表面上ではなく心から<許す>ということは意味深いけど。あのシスターはフィロメナに<許された>けれど、自分で自分が<許せる>のか。それとも自分の罪には思い及ぶこともなく生涯を終えるのか。

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はげまる

4.0邦題以外は良い

2015年2月1日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

笑える

楽しい

邦題以外は良い.主役2人のキャラクターをうまく作って重たい話をさらっと観られるようにしてるのが上手い.相当脚色が入ってるようだが やむないかな

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ykono

5.0まるで“M”のスピンオフ映画

2014年8月10日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

笑える

悲しい

メロドラマ風のタイトルとは裏腹に非常に力強く、信念に満ち溢れた作品である。

未成年で妊娠したことから修道院に入れられ、生まれた息子を養子に出されたひとりの女性が50年の時を経て生き別れになった息子を探す旅に出る。母親の息子探しという目新しくはないプロットでありながら、テンポの良いストーリーとウィットに富んだ会話でグイグイと観客を引っ張っていく。

主人公フィロミナを演じるのがジュディ・デンチ。ひとつの手掛かりを基に記者のマーティンと共にBMWに乗って息子の行方を追っていく様子はまるで007の“M”のスピンオフ映画を見ているかのような気分になる。

旅を通じて徐々に明らかになる息子の行方とその素顔。時に喜び、時に感情が揺らぐフィロミナの姿は50年間会えなかったとしても母親としての愛情の深さを感じさせる。しかし、今作の特筆せねばならないところは息子探しの旅を通じてフィロミナ自身の過去の過ちと宗教的な信仰と向き合うことになる点である。

それぞれの信念が交差する結末。この物語が実話だというから最後の驚きは半端ではない。どの価値観も考え方も決して間違いとは言えないのだろうが、もし、自分がフィロミナの立場だったらと思うとあの決断はできないだろう。そんな彼女の勇気こそ“100万年に1度の結末”を生み出している。

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Ao-aO

4.5泣いた

2014年7月2日
iPhoneアプリから投稿

泣ける

誕生日に友人と鑑賞。実話なだけにハッピーエンドではない。真意を追求した者だけが納得し、赦す意味を本当に理解する。現実の残酷さ。諦めない心。母目線で観て号泣。。

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ちさと

3.0うーん

2014年6月24日
スマートフォンから投稿

泣ける

悲しい

少し難しかったです… 見て日にちが経ってしまったので上手く表現出来ませんが…… シスター達がみんなで嘘を重ねる事実…現在進行形なのでしょうか……

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an

4.0凄い実話!

2014年6月1日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

悲しい

知的

4月にある国に行き観光で修道院の中をみたのですが、一言でいって“暗い”。ガイドさんの話だと、やはりそこも昔その中で女の人が死んだとか…、あの時代ならありうるストーリーだと納得です。しかし、何故もっと早く息子探しをしなかったのだろう?残念。カソリックは厳格だとは知っていたにせよ、未婚の母になった娘を修道院に入れたり、ラストシーンでも、戒律だからと言って、母を訪ねてきた息子に対して、しかも死の直前なのに、会わせなかったなど、我々には理解しがたいし、それこそ“赦せない”のですが、当時ならではのその厳しさが伝わってきます。それなのに母のフェロミナが赦すとは、ますます解らないのですが、昔の人にありがちな理不尽でも敬虔なクリスチャンなら従うという、それなのでは!と解釈し、“人を赦すことにより自分も赦される”との解釈をも持ちました。そして内心では自分では出来なかったけれど、裕福な家庭で育てられ立派な人になれた事への感謝もあったのでは?と。しかし、息子は“どんなに母に会いたかっただろうに”が伝わってきて胸が痛んで止みませんでした。

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yamayuri

3.050年間…

2014年5月26日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

悲しい

ある意味劇的な再会に感動もしたが、修道院で行われてきた事実が明るみに出た時に愕然とした。母が子を子が母を思う気持ちを誰にも遮る権利はない。

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J・ズカロッヒ

5.0こんな邦題なので50年前に生き別れた息子を探す母と元ジャーナリスト...

2014年5月3日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

こんな邦題なので50年前に生き別れた息子を探す母と元ジャーナリストの旅というものすごい地味な話かと思いきや、クライマックスで一転して驚天動地の結末に辿り着く大傑作。ジュディ・デンチとスティーブ・クーガンがボケツッコミを延々と繰り返す軽妙さとテーマの深遠さのギャップが激しい本作が実話だというのも驚きです。

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よね

4.0"赦す”とはなんだろうか

2014年4月25日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

悲しい

難しい

信仰とは、赦すとは、難しい問題ですね。
フェロミナにとってカトリックの信仰があったからこそラストで、シスターたちを赦すということができたのだと思うと余計に。

ジャーナリスト・マーティンとの戻ってくる旅は、フェロミナにとってかつて失った息子との日々を疑似体験したような気分だったのではないかしら。そしてフェロミナとマーティンのやり取りは重くて難しいテーマを描く本作の中で清涼剤のように感じました。

かつてのアイルランドのカトリック修道院については『マグダレンの祈り』を、児童移民については『オレンジと太陽』(原作小説題:『からのゆりかご―大英帝国の迷い子たち―』)、信仰と修道院については『汚れなき祈り』を思い出したのでした。

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ゆい

3.5考えさせられる

2014年4月21日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

難しい

実話だけに、考えさせられる映画。
宗教的な話だから考えが全く違うけど、何を持って罪と思うかどうか、それに対してどう向き合うか、罪を赦す行為の難しさ、母親の強さや50年想ってきたことが伝わる映画だった。

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どん