「『最高の結末よ、100万年に一度よ。』」あなたを抱きしめる日まで 藤崎敬太さんの映画レビュー(感想・評価)
『最高の結末よ、100万年に一度よ。』
遠藤作品を色々読んで思うのは、イエスは素晴らしい人格者だと思う。
ただ、それを曲解して、違う方向で広まったのはキリスト教だと思う。
イエスは自分の崇拝など望んでないし、ただ、辛い思いをしてる人に寄り添う。
この映画の主人公フェルミナがそうなのだ。人の過ちを赦す。
その分、自分が苦しむことを選ぶ。
鑑賞して思うのは、この母と息子は、分かり合えている。
それは死後も続く。
コメントする
きりんさんのコメント
2025年5月19日
福音書を読むと
“私生児”を生んだ村娘=マリヤの子として、イエスはそのような境遇にある差別されている女性たちといつも共にいましたね。
“罪の女”、“汚れた女”と呼ばれ、宗教的断罪に遭って広場に引き出され、男たちから今まさに石打ちの刑に処せられようとしていたひとり女。
その女と宗教家たちの間に割り入って立ち、「罪の無い者が先ずこの女に石を投げなさい」とイエスが告げたエピソード。感動的です。
(ヨハネによる福音書8:3〜11)
突然のコメント失礼しました。