子宮に沈めるのレビュー・感想・評価
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胸糞悪い
ネグレクトや虐待など親から愛情を貰えず、発達が遅れてしまってる子達の支援してるものです。
それもあって、この映画を見て何か勉強になりそうだけど施設の子ども達に今よりもっともっと情が湧いてしまいそうになり見れなかった。
でも意をけして見たけども、
音、家の中の環境だけにリアルがあって
子ども達のリアルは監督さんは求めなかったのかと思った
ワンシーン、ワンシーン、長い割には
ばつんばつんとシーンが切られたり
ネグレクトの子はもっと痩せこけてきます
言い方とっても悪いですけどもっともっと汚いです。
お姉ちゃんが弟の誕生日祝うシーン
弟、あれはどう見てもアパレル用のマネキンですよね。その手段しかなかったのであればもっと顔だけでも移さないようにするとかなかったのかなって思いました。
食料がなくて粘土を食べるシーン、あれだけ色がついてるなら口の中絵の具色になるはず
お腹の子を風呂場で出すシーンも、なんであんなに目がラリるのか教えて欲しいですね、
背景の描画が欲しい
シングルマザーだって立派に生活してる人は沢山いる。これを作りたいのならもう少し深い考察と描画が欲しかった。
上部だけで何となく「社会が・・」というメッセージしか伝わらずリアリティがない。
子供の演技力は素晴らしかったので3にしました。
本当に辛くなる。
他のドキュメンタリー番組で見ていたので内容はそこそこ知っていたが、映像になると本当に見るのが辛すぎました。
「お昼なに食べたい?」「オムライス!」「えー・・・チャーハンでいい?」のくだり。
子供への愛情がなくなってきたことがよくわかる場面でゾッとしました。
子供は帰ってこないわけがないと信じ切って待っている。
下の子はおむつの中もうじだらけで過ごしていたと聞いた気がします。夏の暑い中どんなにつらかったかと思うと・・・
母親の辛さも知ってほしいという意味なのか、長女を殺した後の泣くシーン、シャワーのシーン、長くとってありましたが、どんな理由があっても殺人ですから。絶対だめです。やっぱり理解はできません。無垢な子供が対象だと尚辛いです。
でも警告の意味では見てほしい映画だとおもいました。
胸糞悪くなる作品
幼児虐待って身近に起きてますよ?知って下さい!ってのを言いたいのかな?救いがなさ過ぎる。遊びたいなら子供産むなよ!なんてスミマセン結婚も子供も居ない分際で…
子役の演出ってどうしてたんだろ?ちゃんと言う通りやってたら凄い天才だと思いました
幸ちゃんて5才位の役かな?あれだけ放置されて泣かないのが逆に怖かった
ずーっと子供をみる
ママを待つ幼い子供を見せる演出は、隠し撮りのようなアングルで、ドキュメンタリーのようなリアルさが有り、今作に登場する人物は僅か6名で、ロケ地は室内のみという斬新さが新鮮。
黄緑色のキャベツで肉を包み、黄緑色のレジャーシートで肉の塊を包む。赤い糸で4体のてるてる坊主を繋げ、赤い糸で死体を繋げる。
四人は、三人になり、二人になり、そして…。
怖いのは包丁シーンだけでなく、何故か洗濯機のシーンもやけに怖かった。
再視聴すると、序盤の幸せそうなシーンでさえも怖く感じる。
胸糞と単純に片付けられる作品では無い
もしも?ではなくこの世界に確実に存在している目を背けたくなる現実。それをスクリーンという隠しカメラで見せられるという映画鑑賞よりも覗き見に近い感覚で拝見しました。子供たちの演技が生々しく、嗚呼俺は今地獄の光景を見ているんだなと思わされました。星4つは子供たちの演技に対しての評価ですが、この映画がキッカケとなりこの世の地獄が一つでも少なくなることを切に願います
どうしてそうなったかは分かるけど、何でかは分からない。
Netflixで視聴。
親の動機、子どもの考えること、一つ一つは理解できる。
また、生活の荒れ具合もリアルだし、風俗への道の切っ掛けになる友人もリアルに居そうなタイプでリアリティがすごい。
けど、何でそうなるのかがわからない。
・冒頭の拒絶シーン、完璧な母親と女を両立させたかったのに出来なかったからキレたのだろう。
→元の事件だと離婚の原因は浮気らしいが、ここで離婚まで発展するのが分からない。
旦那の方が先に子どもたちを放って別居とかしてたのか。
・子どもを放置する前に髪を結ったのは多分、餓死はもっと穏やかに死ぬと思って、死装束のつもりだったのだろう。
→そもそもそう思っちゃうのが分からない。その時点で正気を失っていたのか。
風呂場の号泣シーンで途端に正気に戻り、そこまでは本人もまた子どもで、あの部屋が子宮って事なのかな。
誰しもにある部分、
柳楽優弥の"誰も知らない"を真っ先に思い出した作品だった。
連日、胸が痛くなるニュースを私たちは何度も見てきている、
なんてひどい親だ、最初から子供を作らなければ、
きっとこーゆー人は子供好きじゃない、愛情のない人なんだよ、
好き勝手にそれぞれ言うことだと思う、
でもちょうど私もこの間友達と話したが、誰しも心がぷつりと折れる瞬間はあるし、頭ではみんな暴力を考えてしまうものだと思う。それを行動に起こすか起こさないかの違いなだけで。
冒頭、専業主婦であるだろうに毎日おうちの中でスカート履いて、お化粧もして、お料理も完璧にこなしていて、、それでも子育てって"うまくいかない"もの、がつきもので、、
あくまで映画なのでそれでも美しく描かれてはいる。
その中でも、離婚後のアパートで徐々に部屋の中が雑俎と、散らかっていく日々の姿はリアルさを感じた。
子供の成長からしてほんの数ヶ月ほどだろうに。
女の子1人頑張って、いったい何日過ごしたか、のシーンでは早く誰か知らない大人たちが踏み込んできてくれないか〜と心の中で何度も叫んだ、
誰かが悪いということではない、
じゃぁ日本社会がもっと踏み込んだ法改正をすれば?と言ってしまえば解決するだろうか。
小さいところで思うのは保健所の人が定期的に家庭訪問をしてくれる環境下で、同時に児相も連携して最初から同様に話しをしにきてくれてもいいのになーと少し思った。人手はいないでしょうけども。
あと1番最後のシーン、窓を思い切り開け放して隣人から丸見えの状況にしている、
すぐ目の前に家が密集している日本の住宅地といったところ、
このシーンはなんだろう、ネグレクトや虐待している人はこうやってどうにか誰かに見つけてもらいたい、そんな心理があるのでしょうか、、
ひたすら重い。映画にエンタメを求めてこの作品を軽い気持ちで見ると痛い目を見る
観た後かなりしんどくて・・つまらない映画をみるよりきつい。到底気軽に人に勧められる映画でもない。
そういう意味では低い点数をつけたくなるが、この映画が描きたいコンセプトに対しては満点に近い作品だったし、考えさせらえるのも確かなので高評価にします。
マイナス点としては、音量の調整が悪すぎるのと、一部シーンがさすがに長尺すぎる。
内容に関して語りたいことはかなりあるが、押し殺してそれはやめておきます。
社会問題に対してのエッセイになってしまうだろうし、映画に対してのレビューじゃなくなってしまうと思われるので・・・。
実際に起きた出来事を元にして作られた作品
意味深なタイトル 迂闊に見ることはできない雰囲気を感じた。
いつもと同じく、予備知識などなかった。
普通の家庭 忙しい主婦 なかなか登場しない夫… どこにでもありそうな家庭の日常が延々と続く。
子供たちの食事から始まり、遊び、手編みをしながら夫の帰りを待つ。
セリフというセリフはなく、ごく普通の家庭の中を撮影しているように描いている。
やがて夫が帰ってきて書類を探し再びどこかへ出かけようとする。
妻の必死の呼びかけも虚しく、夫は家を出ていく。
浮気だ。
この作品、この家庭の問題がようやく現れた。
妻は離婚を覚悟し、資格取得の勉強をしながら働きに出る。
子供たちを家に残したままだ。
やがてこの女性は自宅に男を連れ込む。何をしているのか、子供は見ていた。
子供のいつもの所作が変化していく。それに母も気づく。
やがて母が帰ってこなくなった。
4歳くらいのサチは、弟のソラのためにミルクを作る。冷蔵庫のものを食べ、観葉植物さえも食べる。
やがて弟が動かなくなった。サチはマヨネーズを舐めながら生きていく。
サチの髪の毛が随分伸びたころ、ようやく母が帰ってきた。
顔にあざ。「帰ってくるのが遅いよ」そう言って母に抱き付くサチ。
「ソラがうごかなくなったよ」
女はソラをビニールとガムテでぐるぐる巻きにした。
そして風呂を入れて、サチをその中に沈めたのだろう。
手編みで作ったのはマフラーだった。
二人の子供をマフラーでつなぎ、編み棒を自分の膣の中に突っ込む。
彼女の様々な心理が複雑に折り重なった行為だろう。とても一言では表現できない。
二人の子をあのピクニックで使ったシートにくるんで、裸のまま、女はあの幸せだった頃と同じ場所から窓の外の光景を見ながら作品は幕を閉じる
これは、人間の狂気なのか? それとも同情を乞うものなのか? 誰かに対する断罪か?
子供のことを一生懸命考えて生きていたのに、なぜ? どうしてもそう考えてしまう。
訪ねてきた高校時代に友人が、派手な格好で青春を謳歌し、タバコを吸う自由さ、彼女にもそこへの憧れはあったのだと思う。
いまの状況を相談できる相手は、誰もいなかったのだろう。
彼女は子供が疎ましかったのだろうか? 子供を放置したのは、夫への当てつけに使ったようにも思う。
男のもとから飛び出して、二人とももう死んでいると思った(実話)のに、サチは生きていた。
作品ではサチも殺してしまうが、実際に起きた事件をテーマにしたこの作品は、ただその出来事だけを描くことで、見た人それぞれがこのことについて考えてもらいたいと、そう思ったに違いないと感じた。
こういったことが実際にある。この事件をこのように世に出さずにいられなかった監督に敬意を表したい。
詳しい
背景がわからないので解釈が人によって変わってきそうな映画ですね。
母親は何歳くらいなのか、何故離婚したのか、養育費は、どのぐらいの時間子供を2人だけにしていたのか…
子供がいないので母親の感情とかは全然分からないのですが、ここまで転落するほど何か追い詰められていたのでしょうか。
理想と目標が高いほど、落ちた時痛い
最初から最後までずーっとしんどい
開幕と最後で、流れた血の意味がまったく違ってしまうのも居たたまれない
ロールキャベツ――それは丁寧な暮らしの象徴みたい。
幸せそうな景色から転がり落ちるように荒んでいく生活がリアルに描かれていて、目を背けたいが見入ってしまう
自分との違いがわからなくなる
ほぼワンオペで2児を育てているが、主役として描かれる母親の性格は自分と共通点が多い。
やや完璧主義で感情的で愛情深い。
子供に愛をもって接していて
夫に愛されたいと願っていて
夫の愛がなくなったあとも子供と自分との生活を作り上げようと一生懸命に生きている。
仕事をしながらもなお子供に愛情を注いで
引越し後もすぐスーパーの惣菜が描かれているが、きちんと野菜も買っているし、調理器具や牛乳なども揃えている。牛乳パックを開いて、プラスチックを分別している。
でも、そんなよくいる性格の女性でも、こんなにも残酷になれる可能性があるのか。
夫婦の関係悪化の原因はすべて描かれていないが、育児丸投げでいた点は夫が悪くないのか。
養育費を必ず払わせることは法律でできないのか?
社会的底辺にいる友人は、頭が悪く善悪がわからない。
でも、そんな友人すらも頼らざるを得ない彼女に安心できる預け先を提供できない行政は?
子供を産んだ後にまた子供を捨ててまで行く場所があるのだろうか、自分には想像もつかない。
でも、それは誰にでも起こり得るのかもしれないことだ。
虐待しそうになったときに思い出し、何度も考えたい映画だと思う。
母親像がブレており説得力に欠ける
実際の事件を元にしているが、
実際の事件の母親像と本作の母親像はとても乖離している。
それ自体は事実から構想を得たフィクションなので良いのだけど。
本作の母親、父親が出ていく前は育児能力はかなり高かったと推察される。
私も今1歳児を育てているが、おうちピクニックであんな素晴らしいお弁当なんか作れないよ。
かなりの高等テク。部屋も片付いているし、親の鑑のよう。
それが父親の家出(離婚?)をきっかけに、どんどん家が荒れ果てていく。
男性が家に来るようになり、母親の服も派手になっていく。
実際の事件では、犯人は男遊びが激しかったようだが、本作では前半、あまりに彼女はしっかりしているので急に男遊びを始めたとは思えず、経済的に致し方なく夜の仕事を始めたのだと解釈していた。
そして一転、家に帰らなくなり、あの結末に。
おそらく実際の犯人は自身の虐待や性被害の経験から、社会的判断能力が低く、境界線知能だった可能性もあるが、本作の母親はとてもそうは見えない。むしろ平均以上の能力を有している。二児をかかえてワンオペ状態にも関わらず、マフラーまで編んでいたなんてすごい。
だからこそ、普通は困窮したとしても児相に相談したり行政に頼ったりする筈だが、そのプロセスが全くなくいきなり乳幼児を部屋に閉じ込め殺害する、といった展開に説得力がなかった。
悔しい
悲劇的な現状を世間へ訴える方法として映画の中でも様々な方法がありますが、今作は作品として子供から見た母親の内面を炙りだすことに注視して抽出してるんだと思います。
個人的な感想というか、グロテスクな描写だと感じたのは、山盛り炒飯等はあの女性に最後に残った人間的な良心に見えて、実は後ろめたさを軽減させるための行為に思えました。そこにレビューされている方の仰る通りの、理想とする社会へいまだに到達できていない絶望を感じました。
母性の喪失に加えて父性の無責任さを見る映画。
ドキュメンタリーのようなカメラワーク。幼い長女の在り方が演技とは思えないほど。胸に詰まる。
何日も置き去りにされ、食事も与えられず、部屋を虫がはいずり、排泄すらままならず、それでも子供は母親に捨てられたなど思わない。それは子供が純粋であるというより、母親が絶対的な存在であるからだ。子供にとって親から見捨てられることは文字通り心身の「死」を意味する。親子には明確な権力関係があるのだが、それに無自覚な親は多い。
映画を見て、酷い母親だとなじるのはもっともだが、どうしようもない父親不在感に気づくだろうか。
この映画のモデルとなった母親は、自分の浮気が原因で夫と別れたものの、離婚に際して夫や義理の両親に対して「養育費を求めないこと」「義実家の助けを求めないこと」などを誓約させられていたらしい。それは一見元妻への懲罰に見えるが、実際には子供への虐待である。どんな子供でも両親から養育費を受けとる権利があるからだ。日本では離婚した父親の2割しか子どもの養育費を払っていないという。これは間接的な養育放棄、虐待である。
どんなに親がクズでも子供は守られるべきだからだ。母親の責を子供が負うようなことがあってはならない。
本編でも、母親がクズでも父親がまともなら子供は救われていたかもしれないのに。
苦しくなる
子供は嫌いです。
まぁ、二人育てて、もう自立してるけど
少子高齢化や、親のアイデンティティや、世の中の流れや
今の親世代が育って来た環境からか
子供は騒いで当たり前
子供は守られて当たり前
そう思っているように感じる
勿論、子供は守られる者だ
それは、親に守られるべき存在である事が
全ての前提である
結婚する時
[離婚して、子供を抱えて生きて行けるか]を考えた
同僚にそう話した時に
「普通は結婚前に、離婚の事なんか考えないよ」と
一笑に伏された(笑)
が、やはり結婚する時には、そう考えるべきだと
この映画を観て痛感した
実話がベースであるこの映画のモデルとなった母親が
映画の中の母親のように、実は母性かあったのかは知らない
子供の存在が、足枷になる気持ちは判る
かといって、子育てを放棄する事は、あってはならない
子供を持ったら、最大限の努力で、可能な限り
子供の望む未来を与える事が、親の義務だと考える
野生動物は、生命の危機を逃れる為に
生まれて直ぐに立ち上がれる能力を持っている
が、人類の赤ん坊は、食物連鎖の頂点に居て
親が守り育てる能力があるのだから
産まれた限りは、守る必要があるのだ
に、しても
見るに耐えない映画だ…………苦し過ぎる
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