劇場公開日 2013年11月9日

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子宮に沈めるのレビュー・感想・評価

全65件中、21~40件目を表示

4.0自分との違いがわからなくなる

2024年3月1日
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ほぼワンオペで2児を育てているが、主役として描かれる母親の性格は自分と共通点が多い。

やや完璧主義で感情的で愛情深い。

子供に愛をもって接していて
夫に愛されたいと願っていて
夫の愛がなくなったあとも子供と自分との生活を作り上げようと一生懸命に生きている。
仕事をしながらもなお子供に愛情を注いで
引越し後もすぐスーパーの惣菜が描かれているが、きちんと野菜も買っているし、調理器具や牛乳なども揃えている。牛乳パックを開いて、プラスチックを分別している。

でも、そんなよくいる性格の女性でも、こんなにも残酷になれる可能性があるのか。

夫婦の関係悪化の原因はすべて描かれていないが、育児丸投げでいた点は夫が悪くないのか。
養育費を必ず払わせることは法律でできないのか?

社会的底辺にいる友人は、頭が悪く善悪がわからない。
でも、そんな友人すらも頼らざるを得ない彼女に安心できる預け先を提供できない行政は?

子供を産んだ後にまた子供を捨ててまで行く場所があるのだろうか、自分には想像もつかない。

でも、それは誰にでも起こり得るのかもしれないことだ。

虐待しそうになったときに思い出し、何度も考えたい映画だと思う。

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mai

4.0心に、瞼に焼き付いてしまう

2023年10月16日
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ガオカ

実話のようです

2023年9月29日
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独特のテンポなので何かしながら見てしまいました。

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くいしんぼう

3.0もう少し展開がほしかった

2023年9月26日
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take

3.0母親像がブレており説得力に欠ける

2023年9月14日
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実際の事件を元にしているが、
実際の事件の母親像と本作の母親像はとても乖離している。
それ自体は事実から構想を得たフィクションなので良いのだけど。

本作の母親、父親が出ていく前は育児能力はかなり高かったと推察される。
私も今1歳児を育てているが、おうちピクニックであんな素晴らしいお弁当なんか作れないよ。
かなりの高等テク。部屋も片付いているし、親の鑑のよう。

それが父親の家出(離婚?)をきっかけに、どんどん家が荒れ果てていく。
男性が家に来るようになり、母親の服も派手になっていく。
実際の事件では、犯人は男遊びが激しかったようだが、本作では前半、あまりに彼女はしっかりしているので急に男遊びを始めたとは思えず、経済的に致し方なく夜の仕事を始めたのだと解釈していた。

そして一転、家に帰らなくなり、あの結末に。

おそらく実際の犯人は自身の虐待や性被害の経験から、社会的判断能力が低く、境界線知能だった可能性もあるが、本作の母親はとてもそうは見えない。むしろ平均以上の能力を有している。二児をかかえてワンオペ状態にも関わらず、マフラーまで編んでいたなんてすごい。
だからこそ、普通は困窮したとしても児相に相談したり行政に頼ったりする筈だが、そのプロセスが全くなくいきなり乳幼児を部屋に閉じ込め殺害する、といった展開に説得力がなかった。

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rakopon

3.5辛い場面の長回しがしんどすぎる

2023年8月27日
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やまさ

4.0悔しい

2023年5月12日
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悲劇的な現状を世間へ訴える方法として映画の中でも様々な方法がありますが、今作は作品として子供から見た母親の内面を炙りだすことに注視して抽出してるんだと思います。
個人的な感想というか、グロテスクな描写だと感じたのは、山盛り炒飯等はあの女性に最後に残った人間的な良心に見えて、実は後ろめたさを軽減させるための行為に思えました。そこにレビューされている方の仰る通りの、理想とする社会へいまだに到達できていない絶望を感じました。

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ネバダスミス

3.0コレは辛い

2023年2月20日
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アンディぴっと

3.5母性の喪失に加えて父性の無責任さを見る映画。

2023年2月20日
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ドキュメンタリーのようなカメラワーク。幼い長女の在り方が演技とは思えないほど。胸に詰まる。
何日も置き去りにされ、食事も与えられず、部屋を虫がはいずり、排泄すらままならず、それでも子供は母親に捨てられたなど思わない。それは子供が純粋であるというより、母親が絶対的な存在であるからだ。子供にとって親から見捨てられることは文字通り心身の「死」を意味する。親子には明確な権力関係があるのだが、それに無自覚な親は多い。

映画を見て、酷い母親だとなじるのはもっともだが、どうしようもない父親不在感に気づくだろうか。

この映画のモデルとなった母親は、自分の浮気が原因で夫と別れたものの、離婚に際して夫や義理の両親に対して「養育費を求めないこと」「義実家の助けを求めないこと」などを誓約させられていたらしい。それは一見元妻への懲罰に見えるが、実際には子供への虐待である。どんな子供でも両親から養育費を受けとる権利があるからだ。日本では離婚した父親の2割しか子どもの養育費を払っていないという。これは間接的な養育放棄、虐待である。

どんなに親がクズでも子供は守られるべきだからだ。母親の責を子供が負うようなことがあってはならない。

本編でも、母親がクズでも父親がまともなら子供は救われていたかもしれないのに。

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Jax

5.0本当は、そのまま、少女終末旅行で終わって欲しかった。

2023年1月16日
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マサシ

3.0苦しくなる

2022年10月19日
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悲しい

怖い

子供は嫌いです。
まぁ、二人育てて、もう自立してるけど

少子高齢化や、親のアイデンティティや、世の中の流れや
今の親世代が育って来た環境からか

子供は騒いで当たり前
子供は守られて当たり前

そう思っているように感じる

勿論、子供は守られる者だ
それは、親に守られるべき存在である事が
全ての前提である

結婚する時
[離婚して、子供を抱えて生きて行けるか]を考えた
同僚にそう話した時に
「普通は結婚前に、離婚の事なんか考えないよ」と
一笑に伏された(笑)

が、やはり結婚する時には、そう考えるべきだと
この映画を観て痛感した

実話がベースであるこの映画のモデルとなった母親が
映画の中の母親のように、実は母性かあったのかは知らない
子供の存在が、足枷になる気持ちは判る
かといって、子育てを放棄する事は、あってはならない

子供を持ったら、最大限の努力で、可能な限り
子供の望む未来を与える事が、親の義務だと考える

野生動物は、生命の危機を逃れる為に
生まれて直ぐに立ち上がれる能力を持っている
が、人類の赤ん坊は、食物連鎖の頂点に居て
親が守り育てる能力があるのだから

産まれた限りは、守る必要があるのだ

に、しても
見るに耐えない映画だ…………苦し過ぎる

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fool

2.0とってつけた感の背後にほの見えるフェミニズム

2022年10月11日
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作品の内容を要約すると、
シングルマザーの育児奮闘記+『誰も知らない』幼児版+子育て女性の転落ドラマ
ということだろうか。

どれも数多くのフィクション、ノンフィクション等で取り扱われているテーマだから、今さらテーマ的に新鮮さはないが、2つの点で新味を出そうとしているのが感じられる。
①全編がアパートの室内のいくつかの視角から固定カメラで撮影したことで、ドキュメンタリー要素を出している。確かに子役の演技などは非常によくできているのだが、それ以上のものではなく、後半は退屈してくる。
②シングルマザー、子育て、仕事、異性関係を全部一緒にくるんで、それを「子宮という業に引きずられる女性の姿」という視点でまとめている。しかし、いかんせんとってつけた感は否めず、その背後には子供を女性の子宮の産物というフェミニズムで見る軽薄な視線があり、どうにもいただけない。

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徒然草枕

3.0恐ろしくて観れない。児童虐待、育児放棄について考える機会になる作品。

2022年10月10日
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恐ろしくて観れない。児童虐待、育児放棄について考える機会になる作品。

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ホンマサ

犯罪者の美化映画

2022年2月5日
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可哀想ぶりたい人向け。

事実を元に美化した映画。

実際の母親はガチクズでしたね。

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猫すゑお

4.0新しい演出

2022年1月31日
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怖い

難しい

これは映画作品というよりドキュメンタリーに近い映画なのではないかと感じた。
監督が理解させるのではなく、観客が理解し思考を咀嚼する為の映画だと思った。
一つ一つのカットが徹底的に第三者から見たようになっていて登場人物の感情を描写させない。
バストのカットがいくつかあったがそれすらも感情を感じさせない演出に痺れた。
ただ旦那との別れ?の経緯がふわふわしたように感じた。

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那賀野

3.5全ての父親に見てもらいたい

2021年12月19日
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鑑賞方法:VOD

 人様の家庭を覗き見ている様なカメラアングルや、幼き長女の芝居が演技とは思えない妙なリアルさを帯びていて、途中実話なのではと思い、観賞後調べ、涙が止まらなかった。
 確かに悲惨な事件である事に間違いないが、劇中の母親は最後まで子供を愛していたからだ。今の日本ならば何処にでもいる普通の母親と日常的に見られる所謂ワンオペ育児家事。そしてこの母親はタガが外れた。そのきっかけが不明瞭であるからこそ、誰でも起し得る事件なのだ。
 男性は家庭に入った女性が自由で伸び伸びと気楽に毎日を過ごしていると思っているかもしれないが、夜は何度寝かしつけても泣いて起こされ、一日中子供の玩具や食べ散らかしたご飯を掃除、洗濯、これが永遠続く事がはたして気楽であろうか。
 生物学上完全な男女平等は無理かと思うが、男性が今以上に家庭に入る社会へと変えるため、全ての男性に、そして社会的に影響力ある政治に関わるの方々にも是非見て頂きたい映画である。

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Miyabi Tatsumi

3.0事件を淡々と映した「動画」

2021年11月9日
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悲しい

怖い

難しい

感動的な音楽などはあえて流さず、ただ淡々と子供たちが衰弱していく様子が映される。
母親が帰ってくると信じているせいか、不思議と子供は辛そうに見えない。
これ系の映画「誰も知らない」よりも断然エグい。
虫が苦手な人は要注意。

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磯貝裕子

3.5かえりなさい、産まれる前に

2021年11月2日
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悲しい

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からあげクン

3.0責めるべくは弱さではなく、環境

2021年10月8日
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泣ける

悲しい

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rain

4.0評価の難しい映画

2021年8月28日
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sebas