劇場公開日 2013年11月9日

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「この気持ちをどう評すればいいの?」子宮に沈める 魔星さんの映画レビュー(感想・評価)

3.5この気持ちをどう評すればいいの?

2025年3月9日
iPhoneアプリから投稿

悲しい

キツすぎん?
辛すぎん?

ドキュメンタリーのような映画
(本当にあった話が下地になってるけど)

定点カメラで長尺で場面が進むの

他人の家庭を覗き見てるような感覚

余計な説明はないため覗き見してる、
我々が想像して察する

『ああ、夫婦仲上手くいってなさそうだな』
『別れたんだな、引っ越して子供2人と新生活』
『働き口が見つからず夜の仕事やってんだ』
『ホストはまったんだ。家に連れ込んじゃったんだ』
『育児めんどくさくなってきたんだ』
『子供残して泊まりでどこか行ってしもうたわ』

後半50分ほど家に放置された
3歳児と1歳児の死に至る過程をネットリと見せつけられます

ただただ見ていて辛い
なんで、どうしてこうなった!?

登場人物が少なく、どんな周囲環境だったか見ているものに推しはかる術が乏しい。
親子3人の情景がメインのため、どうしても母親にヘイトが向いてしまう

母親があまりにも女すぎた

生活の困窮、寂しさ鬱屈、焦りうまくいかなさ
それらを埋めるために子を捨て男に走ったのか

母が悪いとは言いたく無い

なんなんだろう
私の気持ちを揺らしたし、ざわつかせたので何かある作品だが、この気持ちを正確に表せる言葉を私は知らない

魔星
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