「ほのぼの」もらとりあむタマ子 余んださんの映画レビュー(感想・評価)
ほのぼの
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自営の父とニート娘の暮らし。
娘と真正面からコミュニケーションをとりづらい父。いつもイライラして希望を持たない娘。そんな二人の、お互いを思い合う1年。
娘は家から一歩外に出ると、外面がよくなる。「私はいつも誰かを演じている。演じているほうが自然でいられる」といっていた。
どんな人でも、家族の前と他人の前では違う顔がある。演じているのが一番楽で、違った顔になると相手からの対応とか、ナニカト面倒くさい。
変わるというのは面倒くさいことである。
でも良くなるためには少しずつで良いから変わる必要がある。
その「どう」変わるのかを模索していくにも、頼れる人は近くにいるよ。と、怒れない父が安心を与えてくれるように思う。
ほのぼのしていて、家族と過ごした田舎を思い出す映画。
何度でも観られると思った。
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