劇場公開日 2014年2月15日

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「【黒人米大統領執事は自らの感情を表に出さず、7人の大統領に仕えた・・。2時間でアメリカの正当な近代史を学べます。】」大統領の執事の涙 NOBUさんの映画レビュー(感想・評価)

4.5【黒人米大統領執事は自らの感情を表に出さず、7人の大統領に仕えた・・。2時間でアメリカの正当な近代史を学べます。】

2020年1月5日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

悲しい

知的

幸せ

 セシル・ゲインズ(フォレスト・ウィテカー)が仕えた7人の大統領。

 1.ドワイト・アイゼンハワー(ロビン・ウィリアムズ)
 2.ジョン・F・ケネディ(ジェームズ・マースデン)
 3.リンドン・B・ジョンソン(リーヴ・シュレイバー)
 4.リチャード・ニクソン(ジョン・キューザック)
 5.ジェラルド・R・フォード(・・・)
 6.ジミー・カーター(・・・)
 7.ロナルド・レーガン(アラン・リックマン)
   ナンシー・レーガン(ジェーン・フォンダ)

  と、劇中では各年代の重大な出来事 ”キューバ危機” ”ケネディ暗殺” ”ベトナム戦争” 及び数々の ”黒人問題” が描かれる。

  激動の時代でも、セシルは黙々と執事を務める。

 ”世の中を良くするために、父さんは白人に仕えている・・” という彼の言葉に息子ルイス(デヴィッド・オイェロウォ)は反発する・・。

<近代、アメリカ史を黒人の視点から描いた作品。親子の物語でもある。
ラストは涙が溢れます。>

<2014年2月15日 劇場にて鑑賞>

NOBU