武器人間

劇場公開日:2013年11月2日

解説・あらすじ

ナチスドイツが死体と機械を合成する禁断の人体実験に手を染めたという設定で描かれるアクションホラー。第2次世界大戦末期の1945年、ソ連の偵察部隊がドイツの占領地域に潜入し、古い教会で大虐殺の痕跡を発見する。教会の地下には迷路のような通路が張り巡らされ、その先に隠されていた広大な研究室では、フランケンシュタイン博士の末裔が死体を機械を合成した不死身の「武器人間」を製造していた。オランダのCMディレクター、リチャード・ラーフォーストが大胆な発想で描き出した長編初監督作。

2013年製作/84分/R15+/オランダ・アメリカ合作
原題または英題:Frankenstein's Army
配給:トランスフォーマー
劇場公開日:2013年11月2日

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映画レビュー

3.5 【”東部戦線末期の古びた教会の地下に居た者達。そして狂気の博士の研究・・。”今作は、グロテスク極まりない描写がモキュメンタリータッチで延々と続くホラーである・・。嫌だなあ・・。】

2025年8月28日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

怖い

興奮

驚く

■第2次世界大戦末期の東部戦線。
 ソ連の偵察部隊が”ある任務”を帯びてドイツの占領地域に足を踏み入れる。
 古い教会を見つけた部隊は、何者かによる大虐殺の形跡を発見する。さらに建物の地下で迷路のような通路と広大な研究室を発見するが、そこにいたのは・・。

◆感想

・いやあ、噂には聞いていたが、前半はマアマア普通の戦争映画なのだが、シーンが進むごとにドンドン、常識外れな展開が繰り広げられて行くのである。

・ソ連兵の中で、カメラ担当のサシャが延々とその光景を映して行くのだが、ソ連兵の中には凶暴極まりない男もいるのだが、徐々に明かされるサシャが、ソ連上層部から受けた密命。そして、どうもサシャの親もソ連に監禁されているようである。

・途中から登場する、ガラクタを体の一部に嵌め刃物を手に付けた化け物達が次々にソ連兵に襲い掛かるシーン。

■そして、じゃじゃーんと登場するフランケンシュタイン博士を父に持つ狂気の男。彼は捕らえたソ連兵を椅子に括り付け、頭蓋骨を切り取って脳味噌を露出させ、果ては二人の脳味噌をミックスしちゃうのである。グロイナア・・。

<今作は、終戦間際のドイツとソ連であれば、十分に行っていた可能性はあるよな、と思わせる設定も斬新な、グロテスク極まりない描写がモキュメンタリータッチで延々と続くホラーである・・。嫌だなあ。>

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NOBU

4.0 今観る作品ではなかった。でも面白かった。

2025年8月7日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:VOD

怖い

驚く

斬新

「ジョニーは戦場へ行った」を観た直後にこれを観るなんて、我ながら不謹慎極まりない。切り落とされた腕に武器くっつけてんだもん。人体大改造だもん。タイミングも最悪。8月6日。テレビでは戦後80年特集とかやってる。本当に不謹慎。申し訳ない。

さて、映画の内容ですが、まずPOV作品であることに驚きました。前半、「これ、POVでやる意味あるんか…?」と思っていたのですが、後半になるにつれ結構POVが効いてきます。なるほど、これは面白い。

改造人間のクオリティがぶっ飛んだ方向に振り切っていて、これもまた面白いです。明らかに殺傷能力低めな奴とかいて、博士の茶目っ気を感じて思わず笑みがこぼれます。美術関連でいったらB級映画としては非常に高水準。「鉄男」のようなわけのわからん勢いを感じられます。素晴らしい。

それでも減点せざるを得なかったのは、ストレスを感じてしまう脚本のせい。ムカつくやつらが多すぎるしいつまでたっても死なない。無駄に暴力的。もっとスムーズに展開出来る話では?と。改造人間の方がよっぽど好感が持てます。だってかわいいんだもんよ。

注意点としては、グロも結構頑張っているので苦手な人はきついかも。単純にいろんな改造人間を見たいって人にはお勧めです。……そんな人おるんか…?

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吹雪まんじゅう

1.0 これR18でいいやろ。映画観て吐きそうになったのは初めて

2025年1月7日
スマートフォンから投稿

怖い

なんでR18じゃないの?
まじで見ていて悪い気分にしかならなかった。
グロはもちろんそれ以外の不快なシーンもたくさん。そのせいでストーリーがまじで入ってこない。
アイデアは悪くないし、改造人間の見た目も悪くない。
だけどそこまで武器人間出ないから需要ない。
また、ドキュメンタリー風なのも余計気持ち悪い
腕は飛ぶし、腸は飛び出すし、大量流血、肉体切断、肉体破損、指も切断するし、脳みそぐちゃぐちゃだし、しっかりグロい部分映すし、大量のバラバラ死体、拷問するし、痛々しいし、人体実験するし。
終始ギャーギャーうるさいし不快すぎる。

人生で初めて映画を観て吐きそうになった。
上映禁止レベルでグロいのになんでR18じゃないんだろう。

映画を観て具合が悪くなったのは初めて。
二度と観たくない映画No.1

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Nux/ニュークス 👑

3.5 愛嬌のあるモンスターたち

2024年5月12日
Androidアプリから投稿

武器と人間(基本は死人)をくっ付けて武器人間を作ろうなんて、狂気じみたナチス・ドイツ政権ならやりかねないが、本作はそんな物をたっぷり皮肉った痛快ホラーである。ホラーと言っても怖い描写よりかは残虐描写を存分に登場させた悪趣味なエンターテインメントであり、もちろん一緒に観る人を選ぶ映画で、デートムービー扱いの緩いホラーとは訳が違う、ハマる人にはハマる究極の作品だ。

およそ俊敏とは言えない動きのモンスターらは、口がドリルになっていたり、両腕が巨大バサミだったり、頭がトラバサミだったりなど、怖さを通り越して愛嬌すら感じてしまう。
個人的には頭に両翼機のプロペラが装着されたずんぐりむっくりな個体が好みだ。登場シーンは少ないものの、のそのそと動く姿は印象深かった。本作では少し前に大流行したフェイク・ドキュメンタリー形式を使っており、全編POVとなっているのが特徴だが、POVだと対象物がはっきり映らないというデメリットがある。しかし本作ではちらっと写る中でも印象的なキャラクターが多かったため、上手く特徴が生きている様に感じる。

そんなキャラクター愛に溢れた作品だが、ドイツ、ロシア語圏にも関わらず何故か皆英語で話していたり、ストーリーはあって無いようなものだったりなどツッコミどころは多い。だが思わず笑ってしまうような人体破壊描写など、怖がらせたいのか、笑わせたいのかが分からない映像の数々は一見の価値ありだと思う。メジャー映画を見飽きたと感じた際はぜひ。

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Mina