愛しのフリーダのレビュー・感想・評価
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【17歳でザ・ビートルズのファンから秘書になったフリーダ・ケリーが語るザ・ビートルズ秘話満載作。謙虚で、且つ真摯な姿勢で仕事に取り組む姿が各メンバーや家族に信頼された事が良く分かるドキュメンタリー。】
■私はビートルズは好きだが、年代的に熱狂的なファンでない事もあり、謙虚で愛すべきビートルズの秘書に僅か17歳でなったフリーダ・ケリーという女性の存在する知らなかった・・。 ◆感想 ・僅か11年間という短き活動期間ながら、世界的なバンドになったビートルズの各メンバーやその家族たちの事をこんなに詳しく、且つ秘話も含めて茶目っ気タップリに話すフリーダ・ケリーの姿に驚く。 ー 因みに、この方はそれまでビートルズに付いて語る事は無かったと言う。- ・ファンレターが、ドンドン増えて行って、最後は3000通。ソレに対し、皆で手分けして早朝まで掛かって返事を書いたり・・。 ー ザ・ビートルズの人気がとてつもない勢いで加速していく様を象徴的に映し出すファンレターの山、山、山。- ・バンドマネージャーだった、ブライアン・エプスタインの死の真相や、彼の性癖。 ー だが、フリーダ・ケリーが話すと、ゴシップに聞こえない。人柄であろう。- <若きフリーダ・ケリーが謙虚で、且つ真摯な姿勢で仕事に取り組む姿がビートルズの各メンバーや家族に信頼された事が良く分かるドキュメンタリー。 フリーダ・ケリーが涙を浮かべながら、既に亡くなったメンバーやその家族の事を話すシーンは、目尻に涙がジワリと来ます。 ラスト、リンゴ・スターが彼女の孫に語り掛ける姿も佳き作品である。>
Working for the Beatles. メッチャいい人!
誰もが知っているレジェンド、ビートルズのファンクラブの会長であり、ブライアン・エプスタインの秘書でもあったフリーダ・ケリーさんのドキュメンタリー映画です。
いやー、ビートルズって本当にスゴい人気だったんですね。当時の映像を観てると社会現象なんて言葉が生易しいぐらいに物凄い人気だったんだなってのが伝わってきます。で、そんなビートルズの1ファンから秘書になったフリーダさんですが、メッチャいい人でした。
自分もビートルズのファンだからファンの気持ちをちゃんと理解してて、ファンクラブの雑誌もずっと発行してて。72年まで発行してたらしいのでビートルズの解散後もしばらく続けていたんですね。家族の一員みたいになっていたので、最後の方のドロドロした状況はしんどかったろうな。
でも、自分もファンだったから気持ちがわかるって事で、ファンのリクエストにできる限り答えようとする姿勢が素晴らしいです。リンゴのファンの方から枕のシーツが送られてきて、リンゴが一晩使ってサインして送り返してってリクエストに、普通なら「何それ、気持ち悪い」ってなりそうなのに、ちゃんとリクエストに答えて枕カバーをリンゴに使ってもらうエピソードとか今じゃあり得ないですよね。
挿入されている歌がビートルズは数曲で、ビートルズ以外の歌が使われているのが多かったのが不思議でしたが、版権の関係とかなんでしょうか?
何はともあれビートルズの人気の影にはフリーダさんのファンクラブを運営する努力があった事がわかりました。きっとメチャメチャ大変だったでしょうけど、メチャメチャ濃密な時間だったんじゃないかなっと思います。
そして、最後にフリーダさんについて語るリンゴ!リンゴはやっぱりいいヤツですね!
ラッキーガール
P・マッカートニーのインタビューが取れていたら完璧だった。 初期のThe Beatlesから彼等の親など興味深く彼女の視点から語られるThe Beatlesが新鮮。 ファンから嫉妬などで嫌がらせとかなかったのか? どれだけ親密な関係だったのか解らないが映画も撮ったことだしフリーダなりの濃密なThe Beatlesの本でも書けば良いのに。 貴重な生き証人なのは確かだ。
今さら告白?・・・の理由が
ビートルズが活躍していた時代に生きてなかったので何でも知りたいと思ったのが観るきっかけ。元秘書が今さら何を語るのか?どんな目的で?と興味を持っていた。主人公の元秘書とても信頼を受けていた方で今回映画に出た理由は家族・本人の口から告げられる。いくらでも物語として映画になったりできたが、本人の語りでドキュメンタリーであって本当によかったと思う。あの時代に生きた気分が少し味わえた。
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