「思いのほか退屈でした」フォックスキャッチャー エンドルフィンさんの映画レビュー(感想・評価)
思いのほか退屈でした
今年度のアカデミー賞で、主演男優賞と助演男優賞など5部門にノミネートされていますが、ただ作品としてはどうでしょう? 一言で言えば退屈な作品でしたね。
異常な結末に向かってどんどん緊張感が高まっていくわけでもなく、淡々と話が続きます。もっとジョン・デュポンの異常さを描かないと、最後の結末に説得力が出てこない。ジョン・デュポンの心の奥底にもっと入り込む必要があったと思いますね。
主演男優賞にノミネートされているスティーブ・カレルの演技なかなか抑制が効いてよかっただけに残念です。
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