「配給会社も狂った狂気の映画」渇き。 作品に向き合うゆき平さんの映画レビュー(感想・評価)
配給会社も狂った狂気の映画
駄作という評価は間違ってると思いますが、酷評されるのは仕方ないかなと思う作品です。
とにかくこの映画は感情移入できないし、共感もできない。
さらに胸糞悪いし、救いないし、中島哲也監督の世界観を知らないと万人受けしない演出があるのでキツい人にはキツい、途中退場は途中退場する、そんな映画。
でも、これは前作に比べたら薄いかなと思いますが、深い部分はあると思いますし、メッセージ性は理解しにくいけどあると思います。
それにさりげないシーンに所々、現実味がある。
まあ神経を疑われると思いますが、個人的にはかなり楽しめた作品でした。
余談ですが、高校生1000円の意図は、日本映画にもこういう作品があるという配給会社からのメッセージかなと思います。っていうか、この映画を見て麻薬を吸いたいと思う人なんていないでしょう。高校生のためを思ってんでしょうが、逆にバカにしてるということを気づいてほしいです。まあ、このご時世ですから言いたくなるのもわからなくないですが…。
ちなみに萌えるを入れたのは〈小松菜奈〉に対してです(笑)
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作品に向き合うゆき平さんのコメント
2014年7月12日
みつまるさん、コメントありがとうございます
役所さんも言っていますが、なかなかこういう作品はないのでたまには良いですよね。世間を気にしない作品は大好きなので自分は好きな作品です。
それに楽しめたとはいえ、悲惨さはありましたし、現実も描いているのでもっと、もっと中島監督には頑張ってもらいたいです。