「口八丁手八丁でハスハスです」アメリカン・ハッスル cani tsuyoさんの映画レビュー(感想・評価)
口八丁手八丁でハスハスです
実際に起こった収賄事件を扱った映画。
ハスラーが免罪を勝ち取るためにFBIと協力して政治家の収賄を突き止めるという事実は映画並みに奇なりな本作。
頭脳戦なので派手なドンパチはないのだが、豪華キャストの演技力、会話のテンポの良さ、上流階級の社交界、男女のロマンスがいい具合に織り成されており、非常にラグジュアリーな作品となっている。
あのクリスチャン・ベールがハゲ役でハゲネタで最初っからいじられたり、ブラッドリー・クーパーが無駄にパンチ当ててたり、エイミー・アダムスのおっぱいが見えそうで見えなかったりと映画のルックだけで楽しめる。
この映画のラグジュアリーさは社交界慣れしていたり、ロマンスに対しての余裕がある国だからこそ醸し出せたのだと思う。
日本だと似た映画を作ってもエレガントさが出ないんだろうな〜
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