「ハゲててもデブでも愛しい!」アメリカン・ハッスル ねことまとさんの映画レビュー(感想・評価)
ハゲててもデブでも愛しい!
タイトルがバカっぽいだけに、正直あんまり期待してなかったものの、見たあとメインの3人が役者さんとして好きになりました。
とくに、アーヴィンを文字通り体をはって演じてるクリスチャン・ベイル!
詐欺事件とか囮作戦についてはよくわからないままにあれよあれよと進んでしまった感があるけど、アーヴィン、シドニー、ロザリンの3人の駆け引きだけでも楽しめる!
シドニーではないけれど、体重増量してハゲになったクリスチャン・ベイル(それでもやっぱり2枚目ですが)の心臓発作起こしながらなんとか穏便に片付くように頑張ってたり、バカ妻のためにヤキモキしたり(妻の連れ子を本当に可愛がったりもしている)姿はキュンときます。
人間、見た目ばかりではないな、と(笑)
その反面、ディマーソ捜査官やカーマイン市長の髪型は笑えるけどやっぱり気持ち悪いんですけど… •́ε•̀٥
バットマンやターミネーターで主役なのにあんまり好きになれなかったクリスチャン・ベイル、今作で好きになりました!
あんな男前な人がハゲててデブになって、捜査官に髪ぐしゃぐしゃにされちゃうなんて…!あのシーンが一番好きです。
しかし…マシニストであんなにガリガリになったかと思えば、こんなにブヨブヨのお腹やもっちゃりした太ももにもなるなんて…。
この人に限ったことではないけど、体重の増減の激しさや肉体改造の凄まじさを思うと演技だけでなく、本当に役者さんてすごい。
…本当に太ったのなら心臓悪くしてそうで、クリスチャン・ベイル大丈夫だろうか?…と健康が心配になるくらいです。
しかし、かっこいい役ではなく、コメディとかでクリスチャン・ベイルまた観たい!
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