劇場公開日 2014年1月31日

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「エイミーVSジャニファー」アメリカン・ハッスル xtc4241さんの映画レビュー(感想・評価)

3.5エイミーVSジャニファー

2014年2月10日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

笑える

興奮

アメリカでは有名なおとり捜査事件であるとか。
おとり捜査というものの危うさを現していたのではないか。
たとえば、本来使われる側(詐欺師愛人)と使う側(FBI捜査)のふたり。いつの間にか、できてしまうのだ。ただし、ほんとうにそう思ったのか、芝居なのか、わからなくなってしまう。
これは僕がわからないと同時に、彼ら自身もわからなくなっているんだと思う。俗っぽく言えば、ミイラ取りがミイラになるってことだろうが、おとり捜査とは本来そういうものだと思うのだ。
人の信用を得るとは、少なくともひと時は完璧と思われるくらい信頼を現さないと信頼にされないというべきだろう。
そんなことを思った。
それとは別に、この映画の見所は女の戦いにあるだろう。
そう、エイミー・アダムスとジャニファー・ローレンスの戦い。
エイミーファンの僕だから、ちょっと小生意気なジャニファーに負けるわけないと思っていたのだが・・・少なくとも僕の中では。
エイミーもセクシー&クレバーな役をよくこなしていた。
でも、ジェニファーのビッチ妻は半端じゃなかった。
そして二人が対峙するところはこの映画最大の場面だと個人的に思うのだが、やっぱジェニファーに押されていたのだ。
いまでも、あまり好きなルックスではないのだが、その存在感は認めざるを得ない。
それでも、アカデミー主演女優賞はエイミー・アダムスに獲ってほしいというと思うのはヘンかなあ?

xtc4241