「真面目に生きましょ。」アメリカン・ハッスル AKIRAさんの映画レビュー(感想・評価)
真面目に生きましょ。
さりげない会話の中に人生の真理や教訓をさらりと挿み、
リアクションや衣装に誇張を尽くして、
嘘と真実の間、
グレーゾーンの虚飾にまみれた人間関係の空虚を浮き彫りにしてゆく。
まるで共感できない登場人物たちが展開する人間ドラマ。
クリスチャン・ベール(良心の呵責&ストレス太り)
エイミー・アダムス(蛇の道は蛇の覚悟を色気とともに発散)
ブラッドリー・クーパー(お調子者)
ジェニファー・ローレンス(貫禄がスゴい)
4人の役者の戦いがじつに愉快!
彼らを見事に転がした監督デヴィッド・O・ラッセルに拍手。
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