「ややハッスル不足」アメリカン・ハッスル 散歩男さんの映画レビュー(感想・評価)
ややハッスル不足
1970年代後半が舞台ってことぐらいの予備知識で鑑賞。実話を元にしたちょっと入り組んだ話であった。
詐欺師モノのコンゲームでもなく、実録政治ものでもなく、サスペンスでもない。映画のスタンスが中途半端に感じた。話のテンポ・リズムもダレた感ありで。
クリスチャン・ベールのデブりっぷりハゲっぷりは役者根性を感じたけれど特別光る演技は見当たらず。ジェニファー・ローレンスの方がずっとキャラ立ちしてて印象に残った。
70年代映画なのでもっとギトギトにハミ出すくらいの濃さがあってよかったと思う。時代のファッションや空気感はバッチリだったけど豪華俳優陣にしては大人しすぎたね。
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