「普通のたんたんとした日常の悲劇」フルートベール駅で peanutsさんの映画レビュー(感想・評価)
普通のたんたんとした日常の悲劇
なんて悲しい実話。
なんともやるせない。
仕事なくして子供もいるのに、愛する家族のためにヤクの売人からも足をあらいまっとうな人生を送ろうとした矢先の悲劇。新年祝いを電車で行く事を勧めたママにもこの事実は重くのしかかる…。
撃たれる夜までの日常を描いただけですが、その最後がわかっているだけに重すぎます。
警官の無謀さに怒りも感じます。
白人黒人の人種差別も交差しているのでしょうか。
ただただ、無防備に撃たれたこの普通の青年を忘れないように、誰にでも優しかったこの青年を描くことがひとつの救いだったのかも。
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