好きっていいなよ。のレビュー・感想・評価
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U22
この映画は、まだまだ恋愛の『初』がいっぱい未来に待ってる中高生におすすめです。
恋愛ストーリーって、盛り上げるにはジェラスと誤解やすれ違いって相場が決まってる…
そのセオリーてんこ盛りのこの映画は、夢見る頃の真ん中にいたら、キュンキュンするんじゃないかなぁ?夢見る頃を過すぎた大人には、それ相応の作品もあるし。
棲み分けってことで、22歳以下(U22)の方用、U22お勧めだと思っています。
なので、この評価の問題はそこじゃありません。
気になったのは、キスシーンが多い割に良質な印象深いキスシーンがないということでした。
これは、監督とカメラマンの問題だと思います。
どんなに主人公にとって『いきなり』『突然』のキスでも、もっと『間』が必要です。
例えば、キスの前後に主人公たちのアップを交互に入れることで『間』は出来ます。
緊張している主人公を現すなら、手をぎゅっと固く握りしめているシーンを挟んでもいい、『間』の強弱、長短がないと情緒もなければ、主人公たちの心情も伝わりません。
言葉で伝えるだけでは、チープになってしまいます。
キスする瞬間か、またはキスする前後どちらかはアップを入れたりして、観客を傍観者にしないことも大切だと思います。
印象深いキスシーンのある映画の中には、自分がしている感覚と近いものさえあります。
カメラアングルも『何で?』というくらい中途半端な位置で、気になって仕方ありませんでした。『ただキスシーンを役者さん任せで撮った』としか思えませんでした。
ハリウッド映画はあまり好きではありませんが、キスシーンはこだわって印象的に撮られていると思います。
星は全部役者さんたちに。福士くんは格好良かったし(固まってる感はあったけど)川口春夏ちゃんは可愛かったです。
だからこそ、本当に本当に残念で仕方がない!
恋愛ストーリーを撮るなら、キスシーンはもっとアングルからタイミング、間、全てにこだわって、一回でも印象深いキスシーンを撮って欲しいと思います。
絵コンテが適当過ぎます。
そして、キスをした後の演出ももっと印象的でないと、恋愛ものを観に来た甲斐がないというものです。
この映画をU22にしてしまった原因はそこにあるし、もっと丁寧にキスシーンやその前後が画かれていたら、もっと幅広い層に受け入れられたのにと、残念です。
脚本やストーリーはU22なんだから、それが合うかどうかはgeneration次第のところもあるでしょうが、同じストーリーでも画の撮り方次第で全く違う印象の映画になるはず。
この映画は映像が残念なことが残念な映画でした。
男に受け入れられても仕方ないと思うので
原作はアニメをチラ見した程度です。
基本的には
冒頭で2人くっつく
↓
新しいキャラクターが出てきてざわざわする
↓
丸く収まる
この繰り返し。
新しく人が出てきたら10分くらいですぐにガヤ化する。(場合によっては5分持たず)
とにかくさっさと世話しなくガヤ化してしまうので
新たにざわざわな出来事を起こして人も登場させて…
正直少しエピソード・付帯しての登場人物の数が多いように感じました。
漫画を矢継ぎ早に何話も見せられているような。
後半はやや落ち着くのでいいんですが。
作品のどこかで一つのエピソードに絞って、メイン2人にゆっくり焦点を当て
心の動きを事細かに描く展開があっても良かったのかなぁと。
あとは展開が早かったぶん
2人がラブラブになるの早ぇー!
もうね、最初に手を繋いでるシーンはポカーンですよ。もう!?と。
原作だともうちょい紆余曲折あったように思いますので。
正直個人的にはかなり乙女チックな展開だと思っていますので
自分みたいなミソジーズの男性にいまいち合わなかったのは当然の結果かもしれません。
いや乙女チックってどういう意味か分かってないんですがね…。
そういう意味では女性向けには
「外さない」作品になっているのではないかと。
私はあまり好きではないかな
人によって評価に差がある映画だと思います。
以前乗り気でなかった恋愛ものの映画で失敗したことがあるので、友達に誘われるままあまり期待はせずに行きました。
案の定、という感じでした。
これは○○のキス、これは○○のキスと
何度も何度もするところは
正直えっ?と思ってしまいました。
次のセリフも読めてしまったり。
でも春奈ちゃんがかわいかった(^_^)
好きっていいなよ
この映画は少女漫画が原作で、過去にされたことが原因で人間不信になり誰とも話さず友達もいない川口春奈さん演じる主人公橘めいと、学校イチのイケメン福士蒼汰さん演じる黒沢大和とのラブストーリーです。
ストーリー展開は基本的に原作に沿っていて原作通りキスが多いです(笑)
もちろん原作を知らない人でも楽しめる映画ですし、わかりやすいストーリーだと思います。
そして映画の中で主人公の成長が感じられますし、主演の川口春奈さんがとにかく可愛いです!
原作を知っている方も知らない方もぜひ劇場へ!!!
初めての気持ち
葉月かなえさんの累計600万部を突破したベストセラーコミックスを映画化した本作品は、観ていて大分昔に抱いた初めての気持ちが懐かしく蘇ってくる。
ヒロインの橘めいは、幼い頃に身に降り懸かったある出来事によって心を閉ざし、人と会話することもせず、恋人どころか友人さえいない。
そんなめいだが、ある切っ掛けで学校一のモテ男・黒沢大和と出会う。
大和は、喋らず暗いめいに関心を抱き、強引にアプローチしていく。
大和役の福士蒼汰さんが正に「白馬の王子様」という感じで、過去の「呪い」で堅く心を閉ざしためいの心を優しさと甘いキスで抉じ開けていく。
このヒロインのように極端ではないにしても、自分に自信がなく、殻に閉じ篭っている女の子はかなりいそうな気がする。
めいは今まで抱いたことのない初めての気持ちに戸惑いながら、手探りで大和と付き合い始める。
このめいの揺れ動く心情を繊細に、初々しく川口春奈さんが演じている。
非の打ち所の無い彼氏と自分が釣り合わないという劣等感に苛まれ、落ち込みながらも、自分を見詰め直し、前を向いていこうとするめいにエールを送りたくなる。
彼女は大和と付き合う中で、悩みを打ち明け、相談に乗ってくれる親友たちも得ていく。
愛されたいなら、自分も相手に好きだと意思表示しなければ、何も始まらないということを、甘酸っぱい青春ラブストーリーで描く本作品。
福士蒼汰さんのファンだけでなく、初恋を経験済み、または未経験の女の子たちにとって本作品は胸をときめかせたり、キュンキュンさせたりする映画だと思う。
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