「ASKAもこれを見て頑張れ!」ターボ BQGMANさんの映画レビュー(感想・評価)
ASKAもこれを見て頑張れ!
結局、DVDスルーとなった本作。正直、劇場で観たかった。
ドリームワークスが提供する映像のクオリティは、本作でも素晴らしかった。この点は文句のつけようがない。
ただ、お話しは単調で、主人公は挫折らしい挫折は描かれていないのが残念。ほぼ一本調子のストーリー。もう少し山アリ谷アリの展開があっても良かったのでは。と思った。
そもそも、カタツムリが世界三大自動車レースの一つ、INDY500に参戦する時点で、荒唐無稽過ぎてついてこれない人も多いかもしれない。特に日本では佐藤琢磨が善戦していても話題にならない状態だし・・・。正直、「おれも頑張れば」とか「諦めなければ」とはならないかも。主役がカタツムリというのもあるけど。。
だからといって、見る人に夢を与えていないかと言えばさに非ず。お話しとは別のところできちんとアメリカンドリームは示しています。
本作では麻薬絡みで逮捕経験もあるスヌープ・ドギー・ドックを、あえて声優で起用。昔はワルでも、きちんと更生すればチャンスはある!を証明しています。だからってワケじゃないけど、ASKAだってチャンスはある(と思う)。今回の逮捕は更生する良いチャンス。そう思って頑張って欲しいし、初犯なら執行猶予がつくしね。そして、ジブリ作品かなんかで声優として復活すればいい。
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