007 スペクターのレビュー・感想・評価
全468件中、321~340件目を表示
新生00セクション、通常営業開始
6代目007と新生00セクション、いよいよ通常営業開始って感じでしょうか。 ド派手で楽しかったです。 レア・セドゥー演じるボンドガール・マドレーヌ、ステキでした。 そうは言っても、前作・スカイフォールの大混乱で棚上げされていた00セクションの存続問題も引きずっていて、前作と形を変えた合わせ鏡みたいな印象もあり、決着は興味深かったです。 かれこれ10年にわたり007を背負ってきたダニエル・クレイグ、ひとまずはお疲れさまです。 それまでTVで観ていたシリーズですが、金髪のボンドが「カジノ・ロワイヤル」で仕切り直すらしいと興味を持ち、映画館に足を運ぶようになりました。 本作では旧来の型通りに近い、わりと軽快なジェームズ・ボンド。ダニエル・クレイグの渋めの資質とはちょっと違うけど、楽しく観れました。
ダニエルの007で一番の駄作
本日モーニングにて見てきました。けっこう見ている人は居たかな。
もう1作ダニエルで作る予定だったと言ってたが「これで終わりと決まってます」的な脚本。あっちこっちロケは豪華。車もピカピカだけど装備がつまんない、時計もつまんない。お手本のようなスパイ映画・・
とも言えない行き詰まった感の脚本。つまんないです。歴代の007からもらってきたような場面のつなぎ合わせ感ハンパ無い。映画の画面としても陰と陽も感じられず光の使い方もヘタ。唯一よかったのはレアの輝くばかりの美しさとミッションの時は少女っぽさも残し演技もイマイチだったがしっかりと演技が身に付いて来たこと。流し目最高です、これからが楽しみな女優さんになった。後は砂漠をながーい列車が走るシーン。すごいなあ 鉄路ってすごいと思ったが砂煙に見える列車はレッドベアーがキハの古い車両か食パンをひっぱってるようにも見えない事もなかったです。全作が良すぎたのもあったと思いますが、ピアースの作品でもここまで駄作とは思わなかった。リターンって出ていたから 誰になって戻って来るんだろう。とりあえず次を楽しみにしてます。
007らしさとは?この監督らしさとは?
ボンド、M、Q、マネー・ペニー…駒は揃った。次回作こそが今後のシリーズの行方を占う重要な作品になるに違いない。前作のラストシーンで私はそう思った。 しかし、残念ながらこの「スペクター」はその期待に応えてはくれなかった。「カジノロワイヤル」「慰めの報酬」「スカイフォール」の要点を撫でていくアイデアは悪くない。けれども、半ば強引な結び付けで物語に深みがない。「ドクターNO」「ロシアより愛をこめて」「女王陛下の007」など、オマージュと思わせるアクションに懐かしさはある。けれども、目新しさはない。すると、見ていて困惑を覚え出す。この作品はダニエル・クレイグが演じてきたリアルでダークな007にしたいのか?はたまた、かつての洒落っ気たっぷりの007にしたいのか? 思えば「スカイフォール」は007の皮を被ったサム・メンデスの映画だった。ド派手なアクションこそあれど、どこか暗く、陰湿で、守るべき者のために銃を取る。そこに“サム・メンデスらしい007"があった。一方「スペクター」はサム・メンデスの名を借りたクラシカルな007だった。ヘリや車、大爆発といった大仕掛けとプレイボーイといった色仕掛けで観客を楽しませる。“従来の007らしさ”へ重きを置いた。しかし、前3作をなぞる物語に必要な“007らしさ”とは何だったのか? 私は007シリーズが好きである。そして、サム・メンデス作品も好きである。だが、この作品は007らしさもサム・メンデスらしさも、双方の良さを相殺してしまったように思えて止まない。 “JAMES BOND WILL RETURN”お決まりのテロップがエンドロールに映し出される。次回作では“真の007らしさ”を実感できる物を見せてほしい。
まず掴みからしてひどい 007シリーズ恒例である冒頭の鬼ごっこには...
まず掴みからしてひどい
007シリーズ恒例である冒頭の鬼ごっこには、疾走感や緊張感がなくアクションのキレも悪い
この時点であれ…?今回ショボくね?となった人は少なからずいるだろう
展開はMI5とかなり似ている
本部の解体、チーム戦、人質に爆弾を着けられるなどと
いろいろ被っているのだがMI5のようなテンポの良さや騙し合いは無く、ロケ地の映像美のみが勝っている
いや、MI5もロケ地を綺麗に撮ってたな…
またMIシリーズと差別化を図る為か、007のヴィランはボンドに対する私怨を原動力としているが、今作のブロフェルドは前作のシルヴァのような動機を語る場面が少なく、いまいち感情移入できない
2時間半もあるのだからもう少し無駄を削ぎ落として欲しかった
左右対称フェチにとって
前作から画の真ん中にボンドをおいて、ダニエルクレイグの異常なまでのクールさを見せてくれていたサムメンデス監督ですが、今回は特に左右対称または画的意味的対立構図のショットが際立っておりそれを見てるだけで多幸感に満ち溢れてしまう映画でした。 ボンド映画はアバンタイトルでほぼ決まると思っていますが、前回のスカイフォールにつづき全てを暗示する映像で満足でした。 あと今までの悪役の「顔面」の力には改めて感服しましたね。 爆発しすぎなのはご愛嬌。シリアス路線からより娯楽映画に歩み寄ってくれたのだとおもいます。
最高に興奮
何時もいつも、興奮する映画をありがとう! 今回がダニエル最後のボンドと言う事なのかな? ダニエルのボンドが一番迫力があるように感じるが、本当にラスト? まぁ、これ以上ボンドを続けるとほかの役が出来なくなる恐れありだからね。 映画の冒頭の掴みから、ストーリーの面白さ、ボンドガールの妖艶な姿を十分堪能できました。 ダニエルの007、ブルーレイでに直すことにします。
圧巻。
前日に金曜ロードショーでスカイフォールを初めて見て面白かったので鑑賞。 007は有名すぎるが故に興味なかったのと、ダニエル・クレイグの顔が好みじゃなかったんだけど(すみません(^^;;)、スカイフォールを見て一気にファンになり、スペクターを見て益々好きになった。銃を構える姿がかっこよすぎる… そしてついつい映画の世界に入り込んで見入ってしまうアクションシーン。途中、中だるみがあり睡魔と戦った時間もあったが、全体的には見応えがあってさすがの作品でした! レア・セドゥも美しかった!! この後、すぐカジノロワイヤルをレンタル鑑賞したのでした。
クレイグボンド完結か⁈
相変わらずアクションは凄い。けど、ストーリーはどうかなぁ… 脇を固まるキャラも秘密兵器も楽しいけどね(*^^*) まあ、長いボンドシリーズが毎回、「すげー娯楽作品」ってのは期待し過ぎなのかも? でも普通に楽しめます。
ボンダリアン 万歳!!
ボンダリアン 名探偵のシャーロック・ホームズには世界中にその熱狂的フアンがいるそうで人々から羨望とやや嘲笑的に、またそれを自ら認めて「シャーロキアン」と呼ぶそうです。私が高校の図書委員長だった時に自分の高校の読書傾向を調べるために文学上のヒーロー、ヒロインの人気アンケートを取りました。その結果、男子学生の人気度ナンバーワンは圧倒的にシャーロック・ホームズでした。私は一介の私立探偵が憧れの人物とは皆真面目に書いたのかと一人で憤慨しました。(ちなみに私はダルタニアンでして、後で熟慮しましたら憤慨する立場にありませんでした)。顧問の先生に立派な分析を書いて頂きまして県の高校新聞コンクールで賞を取りました。女子の憧れはレット・バトラー船長とスカーレット・オハラで男子の女性ナンバーワンはメラニーでした。これについて余談ですが、昔の女性のナンバーワンはメラニーで、時代が下がるにつれてスカーレットになったそうです。一方男性の憧れの女性はずっとメラニーのままだったそうです。女性の進取の精神と男性の保守的な幼稚さが垣間見えますね。 この題名の「ボンダリアン」は熱狂的ボンドフアンと言う意味の私の造語です。007映画ももう始まってから50年になるそうです。わたしが山奥の中学生の時は浜松から天竜川を上流にバスで遡り2時間の所に住んでいました。そこから下流に1時間行ったやや「お町」には映画館がありました。大友柳太朗の黒頭巾や劇場版隠密剣士をワクワクしながら鑑賞したものです。ある日、映画館前に東映時代劇フアンから見たらショッキングな次回上映予告のポスターが貼ってありました。映画館の正面に普段より一回り大きくそこだけスポットライトが当たっているように輝いて見えました。東映や日活、東宝や松竹、もちろん大映、新東宝の型にはまったポスターで無く、ほとんど人物のアップで題名も斜めで漢字数個の堅苦しいものではなく日常会話のフィーリングでした。純真な子供心を震撼させた次週上映の映画のポスターは薄い水着のグラマーなお姉さんが怯えて逃げ惑っているものでした。その題名は「007は殺しの番号」と言うイギリス映画のポスターでした。その頃は純朴な田舎少年でしたが特殊能力があり、薄い水着は透視できました。お姉さんの名前がアーシュラ・アンドレスと言う女優さんでした。習ったばかりの英語でもun-dress(ドレスを着ていない)の意味はわかりました。これも田舎少年の特殊能力で英語の綴りから立体像が頭にカラーで形成されました。このポスターとの幸せな出会いがその後の私の人生に大きく影響を与えました。 次の年には「007危機一発(後年改題されてロシアより愛を込めて)」が封切りされて007と言う文字が強烈に頭に刻み込まれてしまいました。これも大好きな「怪傑黒頭巾危機一髪」と「一発」の字が違うのが心に引っかかりましたが、大人になりこれがわざと仕掛けたサブリミナル効果という事が解かりました。仕掛け人はあの水野晴夫先生でした。おや?と思わせて脳の無意識領域に記憶させるものです。あの名作西部劇の「駅馬車」も、もともと「地獄馬車」と命名されそうなのを配給映画会社の社員だった淀川長治先生が改題して大ヒットさせました。「駅馬車」? これだけでは何の馬車か見当もつきませんね。 本日の題名「ボンダリアン」はそこを狙った訳では有りません。念のため・・・・ 最近、必要に迫られてこの「007は殺しの番号」改題の「ドクター・ノー」の字幕作成をすることがありました。この映画の海外3Dバージョンが手に入りましたが音声がスペイン語でした。イタリア、スペイン、フランスでは今3D映画が流行しているのです。ラテン系のバイタリティーで昔の映画を手当たり次第に3D化、カラー化しているのです。コンピュータを使って簡単に出来るそうで、そのほうが商品価値が上がり高く売れるそうです。「アマゾンの半魚人」や「ゴジラ」もカタログに有りました。世の中は物好きが多いと改めて感じました。ネットの普及で普通なら陽の目を見ない物まで簡単に探すことができる様になりました。便利を通り越して恐怖さえ感じ始めています。 話題がずれてしまいました。ボンドに戻ります。そこで改めてネットで手に入れた英語のシナリオを見直したら新たな発見がありました。中学時代には気にも留めませんでしたが映画の序盤からからボンドがウオッカ・マティニを注文するのです。それも今では伝説の「シェイクして。ステアせずに」と、はっきり発言するのです。この伝説の始まりは当時や中年に足を踏み込んだ時代はまったく気が付きませんでした。赤玉ポートワインを甘くて美味しい最高の葡萄酒と決め付けていた時代です。彼我の文明の違いを思い知らされました。追い討ちだったのがドクター・ノーのセリフです。ノー博士がボンドにマティニを勧めます。ボンドが「ウオッカか?」と尋ねると、博士は得意そうな顔をして「当然!」と答えます。大学の頃に見た時は少し知識がついていましたのでマティニはウオッカベースもありか?!と納得しました。高級シャンペンの銘柄、ドム・ペリニオンもこれで敵を殴ってはもったいないのだ、とか生産年によって値段が違うとわかりました。又、飲む適温やビートルズを聴くときは耳栓が必要と「007 ゴールドフィンガー」で、肉には赤ワイン、魚には白ワインと「ロシアより愛を込めて」で、日本酒の燗の適温まで「007は二度死ぬ」で学びました。以来、ボンド映画がいろんな意味で教科書になりました。これから大学時代はホワイトホースのスコッチからヘネシーやカミュのブランデーに入門し、やはりカクテルはシェイクしなければならないと納得しました。医化学で「天使の分け前」の学問的理由を知り、亀の甲の並び方でVSOPの意味が解かりました。医者になり、医学会で地方出張が増えて「地酒」「焼酎」「泡盛」「マイタイ」「テキーラ」等々レパートリーが次第に増えていきました。ついにアルコール度数76度のラム酒、「レモンハート」の味がわかるようになりました。これは消毒用アルコールと同程度でした。これが積み重なり10年前に脳出血を起こして倒れてしまいました。 この時にリハビリの励みになったのがシェイカーを振る練習です。謙虚に場末のバーから始めて(イメージ上)、1年も経つ頃には新宿の高層ホテルの最上階のバーでも通用する腕になりました(イメージ上)。これで上半身のリハビリはほぼ完成です。下半身は私の大好きなジョン・ウェインの決闘シーンの再現です。これはイメージでなく実際に子供用の木馬に跨って左手にピストル、右手にライフルを持って手綱を口にくわえてライフルを頭の上で回転させながら敵に突撃するのです。さすがに病院にあった眼帯は気が引けましたので着けませんでした。シェイカーもライフルも数年間の血の滲むような練習の甲斐があって何とか様になりました。もともと大学では乗馬クラブでしたので出来たら一度本物の馬でチャレンジしてみようと思います。いずれ深夜にナイトスクープでテレビに映ったらアアそうかと思ってください。もう一人の憧れの英雄、チャールトン・ヘストンのベン・ハーの真似は病院のスタッフに松原公園でリヤカーを引かせてもカッコ悪いと思いますので練習はしていません。 リハビリでも何か目標を決めて努力すると軽度のストレスホルモン分泌とエストロゲン、アセチルコリンが脳から分泌され練習に張りが出ます。目標が少しでも達成されるとドパミン分泌や報酬系の賦活とその結果、エンドルフィンが分泌されて幸福感が得られるのではないかと自己考察しました。ちょうど善い事をすると幸福になるのと同じです。いわゆる「感動の共感・共鳴」です。達成感や幸福感が得られるのと、脳内分泌の関連性が考えられました。セロトニンやオキシトシンまでは考察が到っておりません。この時にナロキサンを使って確認作業をしたいとは思っていません。 話はまた変わりますが、ボンダリアンにとって今年もうれしい年末になりました。007の最新作の「スペクター S・P・E・C・T・R・E」が封切られるのです。シャーロキアンにとって「モリアーティ教授」、明智小五郎にとって「怪人20面相」に勝るとも劣らぬ恐ろしい名前です。ついに来たか!とボンダリアンをうならせる題名です。テロ、誘拐、恐喝、対スパイ活動を生業とする特別組織の頭文字をとって付けた、泣く子も黙る恐ろしい国際組織です。レインボーマンの「死ね死ね団」のような物と理解してください。007映画にとっても遂にやって来た題名です。首領が「エルンスト・スタブロ・ブロフェルド」と言ういかにも東ヨーロッパ出身の没落貴族の末裔をうかがわせる怪しげな名前です。ニヤけたショーン・コネリーのボンドも思わず顔が青く引き締まるような名前です。スペクターの名前は第一作の「殺しの番号」から出てきておりボンドもリクルートされかけましたが、ブロフェルドの顔が画面に出て来るのは日本が舞台の「二度死ぬ」からで丹波哲郎に手裏剣で手に重傷を負わされました。新作ではボンドとの宿命的な関係が明らかにされます。ボンドの銃はワルサーPPKでして(ピンピンコロリ)ではなく(軍・警察用短銃)という意味です。あまり高機能ではないようで屋根から落としただけで2回も暴発しました。この最新作のエンド・タイトルでも次回作で帰ってくると明言されていましたからまだこの先もボンダリアンを喜ばせてくれるでしょう。 この最新作でも「ウオッカ・マティニ」が出てきますが、今度は「ダーティーで」と注文します。今は「グーグル」がありますので数日考え込まなくて済みました。オリーブのビンに入っているジュースを少量混ぜるのです。これでカクテルが濁るのです。それで、汚い(ダ-ティー)なのです。映画ではさらに強調するためにオリーブが2個使われていました。またこれでバーテンさんから「バカボンダリアン!」と口元で皮肉っぽく薄ら笑われそうです。
007シリーズだけにまぁまぁ
やはり今までの比較になってしまうので期待値が大きかっただけにまぁまぁになってしまう、所々007らしくない感じが垣間見られちょっと残念…。
クレイグ・ボンド、堂々完結?
前作スカイフォールの続編
007の最高到達点の続編とあって緊張していた。
見終わった結果‥‥感想は‥‥
「分からなくもない❗」
どう言うことかというと
「スカイフォール」を越える「スカイフォール2」のような作品を期待していたばかりに、
長年続く007シリーズの事をすっかり忘れてしまった事だ。
そうなのだ❗
この作品はスカイフォールとは全く対極の作品なのだ‥‥(決めつけたはいいものの、あくまで私の思ったことなので間違っているとは思うが)
所々にオマージュと少し理解しがたい辻褄合わせが入るが、
「それは007だからわかってるでしょ?」
と言わんばかりに先に進んでしまう‥‥
「スカイフォール2」を期待していた私にとっては、
とんだ肩透かしだ❗
鑑賞中に頭の中で「メンデスぅ~それじゃないじゃ~ん」と何回思ったことか‥‥
しかも「カジノロワイヤル」から物語は繋がっていた‥‥とか言っていたが
「メンデス兄さん、それは都合が良すぎるんじゃないですかー?」
スカイフォール完全に単体の映画でしたやーん!!!
007愛に溢れた映画だったのは分かるが
求めていた作品では無かった‥‥
MやQが今回、大活躍するが正直言って、どうでもいい
てか要らない‥‥
クレイグ・ボンドの作品としては最下位だったが
映画の出来としては、まぁー☆2
レア・セドゥーの可愛さで☆半分の半分
クレイグの「マドレーヌ」と叫ぶシーンが何か笑えたので☆半分の半分
よって☆3とさせていただきました。
クレイグ・ボンドを是非劇場で目に焼き付けてほしい
ポルシェ、まさかの最後だけ!
楽しかった!
ダニエルクレイグのジェイムズボンドも4作目。ようやくキャラが立って、前半はおちゃめが炸裂。良いお歳でlovelyを連呼笑
そもそもダニエル、トムフォードのスーツがきつそう、少し太った?酒浸り設定に合ってるw
とはいえ、スカイフォールの暗黒ムードを抜け出し、いつもの007活動に支障がない程銃の命中率も精神力も回復し、明るく強くなっていた♪
その分、敵組織スペクターも手下が大量で手強い。過去3作の苦悩も、全てスペクターの手中だったと判明。それを物語るオープニングは過去作オクトパシーを思い出したし、ジョーズ男との戦いを彷彿とさせる、力自慢の手下、本木雅弘似ヒンクスとの旅客電車内の戦いも。オマージュたくさん♡それから、表向きは商会の、00部門の事務所も!
ところが、MI6=ミッションインポッシブルⅥ?というくらい、設定が完全にかぶっていたー!今時のスパイさんは存在意義から問われて大変ね。テロ対策と称し、各国が言葉巧みに情報共有システムに参加させられる流れで、イギリスの国家安全保障局(CNS)も乗り、MI6はMI5と合併させられ00部門は廃止。マネーペニー他、安全志向のMもQも自己判断で動き出す。既視感ありあり。
世界中のオンタイム情報は、実は砂漠のアジトに集められ、敵組織スペクターが悪事に使う仕組み。スペクターのトップのオーベルハウザーは、ジェームズボンドの育ての親の実子。父親が孤児のボンドを可愛がる事に嫉妬しひねくれ、父親殺しの末、組織のトップとなり、ボンドいじめに勤しんでいた様子。スカイフォールで亡くなったMは、ボンド絡みとわかって、スペクターを追うよう007に遺言を残したのだろうか?やっぱりすごい!Mと、ミスターホワイトの遺言を守るため、ミスターホワイトの娘、気が強いマドレーヌスワンを連れて砂漠のアジト壊し。ちなみにこの時には、電車でのヒンクス殺しという共同作業を経て、既にマドレーヌと恋愛中。手が早い!そして只でさえ気温が暑いのに、爆発しやすいボンベが屋外に剥き出しで置いてあるかねぇ?ツッコミどころ満載。耳や顎に細い針を刺されても、へっちゃらで即戦闘モードなボンド、不死身!
悪の核心は個人的恨みのため、スカイフォールで爆破されたMI6の旧社屋でボンドいじめ専用空間を作りあげ、爆弾配線を張り巡らせ、過去の死者の張り紙をするなど、かなりネチネチした趣向。アジト爆発にも懲りず、傷を負った顔でよくこんなに配線できたねぇとすごい執念を讃えたい。
そんな中、レイフファインズ版新生Mも敵の息吹がかかったCNSのCと対決!個人的には、今作で00部門の必要性を説いたり、車から脱出したり、Cと戦う姿を見て、新しいMを好きになれた。Mは間抜け、Cはcarelessの会話は、キャリアとPCしか見ていない、現場での殺到経験がないCゆえ。弾倉なしの軽い拳銃にも気付けなかったのねー。Cは殺さずともあっさり新社屋から落ちて、CNSのロゴの上でご臨終。
今回、敵が陰湿な小者で、弱い!ジェームズボンドが殺す価値もないと考えるのもわかる!殺さずにボンドガールと幸せそうな姿を見せつける、究極の屈辱が確かにふさわしい。
個人的には、スカイフォールで稼いだお金をかけて色んな国でロケしてます感と、ボートで颯爽と移動するシーンが何度かあった事と、押すと大きな音がしますよ=1分後に爆発と伝わる、Qと007の阿吽の呼吸が良かった。009は改造アストンマーチンなしでどうやって仕事したんだろ?モニカベルッチが出ていると知らなければわからないほど、熟女化していた!
いたってふつー(-.-)
最高傑作との呼び声高い作品らしいですが、それほどですかね〜〜…
どうも007はそれほど面白いと思えないのは何故なんだろう。
入り組んだ話でもないし、アクションも大して心動く事はありませんでした。
ふつーかな。
つまらなくはないんだけど、レコメンドするほどでもない
まあ007に何か目新しい表現を求めてはいけないのだろう。様式美の世界なので、全体の世界観がディレクターの演出の裁量を奪ってしまうのかな。
ストーリーは陳腐、アクションはまあまあ、キャスティングはあんまり良くなかったな。
ブロスナン時代のボンド
今回はカジノロワイヤルのような作り込まれた世界観ではなく、すごくわかりやすいストーリー、派手なアクション、お馴染みの最新機器などボンド感満載です。4点をつけることができなかったのはオーベルハウザー役がいまいちピンとこなかったことが私の中では減点対象となりました。クレイグの次は誰がボンドになるのか、クレイグボンドを凌駕できる俳優はいるのか気になります。
やはり007
007は、毎回オープニングも楽しみで、今回もしっかり世界観が作られていてそこから作品に入ることができた。 ダニエル・クレイグのボンドが繋がった今回の脚本も面白く観られた。逆に前作見ていないと厳しい内容。 Ωの時計も、プロダクトプレイスメントだけじゃなくちゃんと役割を果たしてくれてホッとしました。笑
Lea Seydouxっていいね。
ボンド・ガールのLea Seydouxさん。フランスの女優さんに唆られました。Daniel Wroughton Craigは47歳と思えぬスピード感。緊張感は大切です。次回作も楽しみです。
全468件中、321~340件目を表示