「長い…」007 スペクター kawausoさんの映画レビュー(感想・評価)
長い…
2時間を超える必要はなかったのでは?
例えば、オープニングの主題歌って要る?
それはさておき、ダニエル・ボンドは4作目で早くも今回で降板という噂が出ており、少し気になりましたが、まずまずの内容だったのではないかな…と思う。一連の「続き」が意識されているシリーズは、ダニエルボンド作品の特徴ではないかな?
誰かがレビューで、初代コネリーからの各ボンドの長所短所を比較していましたが、今回はっきり感じたのは、1人の人物を複数の俳優が交代で演じているのではなく、言ってみれば歌舞伎役者のように、あくまでもMI6の中の「007」というポストについた人物がジェームス・ボンドと名乗るという設定で、コネリーボンドが「007」の何代目かは知らないけど、代々、異なる人物の話なのでは?と思いました。今回は劇中でも、はっきりと2000年代以降とわかる台詞もあったし。もっとも、カジノロワイヤルの時にVaioやらサイバーショットを使いまくっていたけど…。
だから、比較論はナンセンスではないかと思う。
そうした中で、今時点のボンドのトラウマの話という風に理解すると、それなり楽しめると思う。
ただ、派手なアクションは、トム・クルーズのイーサン・ハントと同様に、ちょっとヤリすぎかな…と思う。これ自体に、面白かったという感想はないかな…。
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