白ゆき姫殺人事件のレビュー・感想・評価
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湊かなえの作品にいい人はいない
そんな先入観が私にはあります。
美姫はもうちょっとやな人でも良かったかなー。
その方がリアルな気がしました。
あと、井上真央より黒木華の方が適役だと思います。
ななおは合ってると思いました。
湊かなえ原作は難しい
湊かなえ原作は結末が現実的な落とし処なので、あまり意外性は感じない。なので作品の雰囲気が重要になる。あまり現実感のない演出をすると結末が現実的なのでしっくりこない。本作はまさにそう。
安心してみられるサスペンス
かなりプロモーションされているので、期待どおりの内容。
ドラマで見過ぎたせいか菜々緒を見ると邪推してしまう所がある。
序盤悪趣味にみえる主人公もちゃんと整合性は取れているので良い。
小説未読ですが、原作も読んでみようと思います。
湊かなえワールドに引き込まれた
以前見た、「告白」(原作:湊かなえ)を彷彿とさせる映画です。見始めてすぐ、あっという間に湊かなえの世界に引き込まれました。
井上真央の演技がすごいです。「地味な人」をしっかり演じています。
現代の社会を反映したような
映画でした。
何度となく絡んでくるTwitterでの書き込み。前まで味方であった人間達が一瞬で敵と化すネット社会の脅威。
そして、ネット社会の中で作られる冤罪。
現代の社会問題を象徴したような作品じゃないですかね。
最後の友人との絡みは良かったですね。
やっぱり、子供の頃の親友というのは、いつまでも味方なのかもしれないですね。
何を信じればいいかわからなくなった時、大切なのは親友ですね。
ストーリーも、とても面白かったです。嘘が多すぎて、本当の真実がわからない。それが惹きつけてくれます。
オススメです。
現代性
少し設定に無理があったりするけど、最初から最後まで普通に楽しめる映画。
オープニングの作り込みが好きです。
ネット社会ではありがちな誤解や嘘が事件を大きくしていく。現代をうまく反映できていると思います。
面白かった
あまり期待していなかったですが、話がよくって、2時間がすぐに過ぎました。
それぞれの人の証言が微妙に違っていて、人の本性が出ている作品だと思いました。
最後まで、真実がわからず先が読めない展開でした。
映画館じゃなくていい
これはDVDまたはBDでいい
ただのミステリーじゃなく
ひとつの物語、ひとつの真実を
いろんな角度から見ていく。
そこに生じるズレと先走る憶測
拡散していく情報
んーー、怖い!
あまりこの手の映画は見ないため
面白かった!
証言は真実か?
赤星雄治は白ゆき姫殺人事件の関係者への取材を進める。この映画は、その証言で構成されている。
しかし、証言というのは、証言する人の都合のいいように語られる。
証言者が勝手に語るストーリーには、無意識にねつ造された部分が含まれているのだ。
同じ出来事を語るにも、立場によって、語り方が全く違う。
真実と嘘が分からなくなるような怖さがあった。
また、事件関係者も私たちも、城野美姫が犯人だという先入観を持ってしまうと、どうしてもそれが真実だと思えてしまう。
(この点、非常に上手くできた映画だと思った。)
嘘を過剰に大きくしたり、大衆を正としたりする側面をもつ、
twitterなどネットの世界の恐ろしさを提言しているようにも感じた。
井上真央がすごい
Twitterが所々出てきたり、ニュース番組のVTRだったりと、今まで見た映画の中とは異なりました。
ただTwitterの文字の羅列が見にくかったり、インタビュー映像を見た後のVTRなので重複感があるなぁと思ったりして、良い印象はあまりなかったです。
内容としては、最後まで犯人が分からず、井上真央が犯人じゃないような気がしつつも、インタビューの度に井上真央以外ありえないような気がしてきます。
最後の最後にああいった展開になったのは面白かったです。
ですが、今後また見ることはないかなぁと思います。
最後に、井上真央は最初から最後までちょっとどんくさいキャラで、見ていて腹がたちました。
私の井上真央のイメージは花より男子なので、改めて考えてみるとこういったキャラも出来て、演技が上手ですね。
面白かった
告白の続編的なことを想像し、もっと陰惨な映画をイメージしてたけど、全く印象が違ったw
人それぞれの記憶の微妙なズレにより、とんでもないストーリーになっていくが、主人公のまじめで感じのいい女性が徐々に浮き彫りになり、加害者?に段々と好感が持てるようになるというよく練られた脚本。
井上真央って演技うまいなぁと思った♪
おすすめできる!
白ゆき姫が殺された!犯人は、赤毛のアン…?
湊かなえの同名小説を中村義洋監督が映画化。
こりゃ思ってた以上に面白かった。
極上のミステリー!
化粧品会社勤務の美人OL・三木典子が、メッタ刺しにされ焼死体で発見。契約社員の映像ディレクター・赤星が取材を進めていく内に、同僚の地味なOL・城野美姫が容疑者として浮かび上がってきた…。
普通にサスペンス・ミステリーとしても面白い題材だが、ユニークなのは、証言やゴシップなど野次馬的に展開していく構成。
赤星の取材内容は、自身で調べ上げ掴んだ確たる証拠ではなく、信憑性を疑う証言や単なる憶測。
それが“真実”として報道され、さらに幼少時代の事件とは一切関係ない出来事をも含め、犯人に祭り上げられる。
ネット上では瞬く間に実名も公表され、誹謗中傷の嵐。
“容疑者は犯人か?”ではなく、“容疑者は犯人”と決め付けたいのだ。
便利になった情報化社会だからこそのリアルと恐ろしさ。
さながら、現代の魔女裁判。
現代社会の危うさを巧くすくい取っている。
後半は“容疑者S”城野美姫の独白。
ここで事件の真相が薄々見えてくる。
果たして犯人は彼女か? それとも…?
事件の真相は歪んだ人間感情にある。
それはネットやメディアだけでは見えてこない。
井上真央が地味なOLなのはご愛嬌だが、そこは演技力でカバー。
たまにやる気や覇気を感じられないイメージの綾野剛だからこそ(失礼!)、いい加減なディレクターが妙に似合った。(度々失礼!)
殺された三木典子は誰もが認める美人だが、性格も美人だったのか。これは菜々緒のハマり役。
その他キャストでは、貫地谷しほりが出番は少しながらインパクトを残し、TV司会者役の生瀬勝久は明らかにアノ人がモデル!(笑)
証言が食い違う「羅生門」スタイル。それぞれの証言の微妙な違いに注目。
“芹沢ブラザーズ”や“盗難事件”は事件を紐解くキー。
それらが巧く伏線として張られ、再度の鑑賞もオススメ。
ラストの“初対面”も秀逸。
噂や根拠の無い作り話が氾濫する昨今。
かく言う自分もゴシップは見るし、ネットもよく使う。ツイッターはやらないが。(単なる悪口の伝言板)
簡単に見るな、信じるな、と割り切れはしない。
言える事は一つ。
踊らされるな!
小説は未読だけど…
小説は未読
評価が分かれていて、面白くないのかな…と思っていた。そんな中、かみさんと視聴。
面白かった!
ゲスばかりだけど、真央ちゃんが救い
でも、もし真央ちゃんが犯人じゃないならと考えたら、真犯人分かり易いかな。
染谷将太好きだわ
映画自体はすごく面白かった。
ただ綾野剛扮する赤星は序盤いちいちTwitterでツイートするわけだが、心の心情をツイートで表してるというのもあるかもしれないけど、まじでどうでもいいこと呟き過ぎてて笑った。
そういった意味でもよくSNSというものを描けていたと思う。
あとは、個人的に1番怖かった
腹立つのは谷村美月扮する「親友」すね。
そんくらいっす。
あと菜々緒は嫌な女が似合う❗️
井上真央の魅力全開
菜々緒の美しさは勿論ですが井上真央の魅力が全開でした。それだけで観る価値あると思いました。
展開も抜群で飽きる事が有りませんでした。アンとダイアナの友情には胸打たれました。秀作です。
不気味なストーリーの進み方が痛快
久しぶりに、観て良かったと思えた邦画。
何かがおかしい、誰かがおかしいんだけれど、それがうまく隠されている映画だった。
また、演技派でかつ、華のある役者陣が上手くこの奇妙さを表現していたと思う。
特に、生瀬勝久さんの演技は秀逸で、ワイプ内でのリアクションに至っては、よくその役柄を研究されてるなぁと感心してしまうほどだった。
ミステリー要素に加え、SNSの使い方という、社会の問題についても疑問を投げかけている、非常に存在意義のある映画だと思う。
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