ジャッジ!のレビュー・感想・評価
全20件を表示
まあまあ
...............................................................................................................................................
広告マンの妻夫木が世界のCM審査会へ行く羽目になる。
そこは腐敗しており、駆け引きや裏金で優勝作品が決まる世界だった。
妻夫木はそこで会社のお得意さんの息子の作品を優勝させないと首。
しかし妻夫木はCMを愛していたので、わざと失格になる行動を取る。
代わりに京香の推すトヨタCMの良さに感銘を受け、それを推した。
そして妻夫木の広告にかける思いは各国の代表の心を揺さぶり、
ついに予定調和の結果を覆してトヨタが優勝。
妻夫木は自身の作品がブレイクしたため、首も回避。
しかも同行していた北川と良い仲になる。
...............................................................................................................................................
自社の推薦作品が優勝しないと首になるとか、
それでもそれを推さずに他社CMを推すとか、現実にはあり得ない。
でも映画という観点では、それなりにおもろかった。
観終わった後、心がほんわかと包まれる♬
笑いあり。話のストーリーもテンポもよく、なんだかじわりとさせられる場面もあり。
特に松本佳代に「ああ見えて昔十六歳だったんだよ」っていうセリフに爆笑。伊代の机の上には若かりし時の写真ズラリと。
リリーフランキーが教えた、無駄に思えるようなセリフや渡されたコイン、オタクものが後になって全て役立つとは!!
「アフタースクール」や「鍵泥棒のメソッド」のような最後にドカンとくる大どんでん返しではないけど、じわりとあったかいものがやってくる、ある意味どんでん返しな展開がいいですね〜♬
嘘つけない馬鹿正直な妻夫木さんが、最後に報われるっていう話の展開もGOOD!
情熱
登場人物のテキトー感が半端なかったが広告業界ってこんな感じなんだろうか?
最近噂のあの人もチラッと出ていて驚いた。
これぐらいならシーン削除で流せるかな?
役に立たなそうと思っていた鏡さん。
英語を喋り出すとカッコよかったし助言が的確で、そのギャップが好きだった。
そして後半のひかりの立ち回りがカッコ良すぎた。
北川景子に合っていたと思う。
最後のシーンは喜一郎のCMへの情熱が伝わって来た、何かに夢中になってた気持ちをちょっと思い出させてくれる作品だったと思う。
真面目な生き様
ただのコメディと思って借りたら、思いがけず感動してしまった。
たっぷり笑わせてくれるし、北川景子は可愛いし、不器用だけどその分真面目な主人公にホロッとさせられる。
建前とインチキだらけの世の中に、思ったことはちゃんと言おうと。美味しいものは美味しい、不味いものは不味い。でも人助けのためにつく嘘もある。
オタク、カマキリ、ニャーニャー等、パワーワードが多い。
喜一郎の英語力が高すぎるとは思った。
笑いあり、メッセージありの良作でした。
ア~イデンティ~が~な~~~~ぃのつかみから、普通の日本映画とはち...
ア~イデンティ~が~な~~~~ぃのつかみから、普通の日本映画とはちょっと違うおもしろさ。ダメ広告マン(妻夫木聡)の話なんだけど、小ネタギャグがとぎれずにテンポがいい。広告ビジネスの裏側やツンデレ系恋愛も入れつつ、無駄なシーンはほとんどないところも、さすがは15秒勝負の広告的センス。ちくわをはじめ、アニメ、英会話本、ペン回し、競馬、ゲイ、コイン、カマキリ、そしてキーホルダーなどあらゆる伏線アイテムを放って置かずにしつこく使って最後にまとめるあたり、まさにオタク芸。それでいてキツネコうどんCMを出品する国際広告審査のメインストーリーは一本ニャーが通っているというか、いや芯が通っているというか、麺にコシがある感じで、プチ感動させる。最後の一票は、理想主義だけじゃ結局ダメなのよっていう、ギャンブラー彼女(北川景子)からの奥深い一票。トヨエツのムチャ振り上司もかなりいい味。こんな作品を作れる日本のオタクってやっぱりすごい。おさーる君もかなーわ君くらいペン回しうまくなったら?。8点
やることなすことすべて安易
つまらないというか、観ていて怒りを覚えるタイプのクソ映画。
まず演出がくどい。ペン回しのくだりや英会話術のくだりなど、一回やったネタを何度も何度もバカの一つ覚えみたいにはさんでくる。
序盤に散々やったネタを終盤にそのままやっても面白いわけがない。やるなら変化を加えるとか、そもそも最後までとっとくとかやりようは色々あるだろうに。
同じ手品を何回も見せられているようで見ているこっちが恥ずかしい。
他にも雑なオタク文化いじりだったり北川景子のベタベタなツンデレだったり、「これ入れとけばみんな喜ぶんでしょ」的な安易さが観客を舐め腐ってる。
映画にサブカルチャーや特定の作品を取り入れるなら、それなりのこだわりやリスペクトが自然と画面から伝わってくるものじゃないのか。
ただ記号として「面白そうだから入れてみた」的な発想が本当にうんこ。志の低いダメなうんこですね。
ただし好きなところもあります。
ちくわ会社社長のバカ息子がひたすらちくわをねぶるシーンです。あそこは最高に楽しいです。
何か物足りない
クリエーターを目指して広告代理店に勤める主人公が、会社の先輩から無理難題を押し付けられて、国際広告祭に審査員として参加することになった。自社の大手クライアントのCMを受賞させなければ首になる主人公だったが、世界中からそこに集まったクリエーター達も、それぞれの思惑の中で不正を厭わない露骨なロビー活動を展開する。そんな中で、主人公持ち前の純粋なキャラクターで、広告祭で活躍していく……。CMプランナーである澤本嘉光が脚本し、CMディレクターの永井聡が監督を務める。実際のCMクリエーター達が、広告業界の内幕を描くコメディー作品。
脚本の澤本といえば、ソフトバンク、セコム、トヨタ自動車の広告を世に送り、監督の永井は、ファンタ、ダイハツなどのCMを作ってきた。二人とも、ACCやカンヌ国際広告祭で大きな賞を受賞した有名な広告クリエーターである。
もちろん多いい脚色はしているものの、広告業界の醜さや酷さを自虐的に描いている。豊川悦司演じる主人公の先輩が「無茶と書いてチャンスと読め」と言い放つが、まさにそんな世界である。ほぼ完成した「完パケ」という状態まで出来上がった広告が、クライアントのちょっとした行き違いなどで全否定されて徹夜で作り直さなければならない事など誰もが経験する世界。
広告祭についても、あそこまで露骨かどうかは別にして、純粋に作品として評価されたものが受賞するとは限らない。
そんな魑魅魍魎の世界の中で、純粋な心を持つ主人公に、周囲のクリエーター達が影響されていく。
素材としてはなかなか面白い。劇中に登場するキツネのうどんのCMや、如何にもダサい竹輪のCMなどの使い方も面白い。主人公の妻夫木聡以下、豊川悦司、リリー・フランキーあたりも好演してる。
ところが、今一つ面白さが足りない。いや、それなりに楽しめるのだが、どうにも素直に「イイ!」って言い難い。
一つには、北川景子演じるヒロインと主人公の恋愛ストーリーがあまりにもオザナリ過ぎる。ツンデレのヒロインが、どの辺で心境を変化させて主人公を好きになっていくか、よく分からない。
もう一つは、劇中に登場するトヨタのCMが、全く面白くない。このCMが素晴らしいからこそ、クライマックスで、主人公は自分の立場が悪くなってでも他社のCMであるトヨタのCMを推薦する事になる。
ところが、何度か登場するトヨタのCMはそれほど出来が良くない。これではダメだ。かつて日本の広告は、世界の中で最も評価されていた時期がある。そういう圧倒的な質を持ったCMを、映画の中で見せてこそ、この映画は成功するはずだ。逆に言えば、そこに最大の力を入れるべきだ。しかし残念ながら、劇中のCMにはそれほどの説得力がない。
まぁ、広告クリエーターが映画の世界に進出するのは大歓迎なのだが、もう少し本気を感じさせてくるような作品を期待したい。
笑った( ◠‿◠ )
妻夫木聡のナヨナヨ感がツボでしたw w w w w w
あとアイデンティティ最高。サカナクションの選曲最高です。これがテーマソングだから見たと言っても過言ではないのですが(笑)
ところどころ爆笑ポイントがある映画でした。でも音が大きくなったり小さくなったり…これは我が家の機械のせいなのでしょうか?(笑)セリフは聞こえず、音量上げたらたまに爆音がする…といった具合で困りました。
映画感がない
映画のラストは、演出・演技ともに良かった。
審査会で多くの仲間をつくることができて、
最後は彼らが一人一人喜一郎のもとにやってきて、別れを惜しんでハグしていく。
序盤、喜一郎が国際的なパーティーでハグをし合う人々をうらやむ発言をしていたのが伏線となっている。
最後にようやく、ひかりが喜一郎への好感を人前で見せるシーンも、繊細な演技で素晴らしかった。
映画全体を通して、不器用ながら、「自分が正しい、良い、と思う選択をしよう」という強い信念を突き通す喜一郎に感化された。
しかし、脚本が「ホワイト家族」シリーズの澤本嘉光、監督がCMディレクター出身の永井聡ということで、全体的に映画感のない作品であった。
1つ1つのカットはいいのだが、それがバラバラに繋がってる感じ。
全体を通してのダイナミックさが欠けて、残念に思えた。
元気でましたよー♡面白かった♡
海外の広告祭とか祭典とかってこんな感じなんでしょうか?
新たな一面を見れた。でもグランプリ選ぶのに、審査員寝てる?人もいたのがちょっとビックリ!
妻夫木さん演じるダメダメな男が良くって笑っちゃいました。
でも、演技にわざとらしさがなく、すっごくナチュラルにダメ男を演じていたのに好感。
そこに北川さん演じるツンデレ女子がうまくマッチしていく。バランスも良かったです。
そんな・・ラブコメ要素も組み込まれていて面白い。
日本のイメージって今やヲタク?なんでしょうか?
やたら、ヲタクを推していたのは気になります。
でも、それくらいインパクトがないと海外でも注目されないのでしょかねー? でも・・・まさかのちくわwwwにはビックリ。
その発想には心掴まれました。
コメディー要素強めなんで、観ていて爽快。
自然と元気もらえました。
観て良かったと思える作品です。
おススメできます。
良い
面白かったです。笑えましたし泣きました。
ただ前半はオオタくんが痛々しすぎて笑うどころじゃあなかった…
しかし、そんなオオタくんの素直さ、真面目さ、必死さが周りを変えていく展開には胸が熱くなりました。
ラストにかけた審査の場面が良かったです。
「今日ダメだっただけでえらそうにするな」という台詞が地味に印象に残ってます。
あとは北川景子です。そんなに好きじゃなかったのですが、ツンツンした役とても可愛いかった…!
星5つは大げさかな~と思いつつ、非の打ち所はなかったと思うので、この評価。笑えるのはもちろん、不覚にもオオタくんの姿に泣かされた映画でした。
こんこんコンコン。
映画というよりも、これ自体が巨大CMと化している作品。
冒頭からきつね(のちにネコ?)が登場して繰り出す歌と踊り、
これを何度も何度も見せられると、終いにはきつねうどんが
食べたくなる(これだもんねー)という、素晴らしき誘導の術。
他にもちくわ(覗けば未来が見えるとか何とか)、
トヨタ(これはホンモノのCM)、酒、運動靴、洗剤、などなど
分からなくても、その印象を残すが如くバンバンと出してくる。
さすがCMクリエイター達が製作しているんだな、と思わせる
広告塔といえる仕上がりになっていた。方々に仕掛けが満載。
肝心の物語の方はというと…割と普通、ともすれば感動作品。
いわゆる○○祭の裏側暴露!?という感じで、コネとカネが
いかに出回っているか、それがなけりゃ受賞なんてできるか!
という、できることなら見たくない裏事情を観せつけてくれる。
映画祭だってこれと似たようなもので、なんでこんな作品が?
と思うものがいきなり受賞して、驚くことだってゴマンとある。
結局はそういうことなんだよね~が分かっていても、やはり
観たくなるのがこちら側の心理ということも良く分かっていて、
CM製作の現場って凄いんだろうなー、を実感できるのがいい。
大滝一郎(豊川)は部下の太田喜一郎(妻夫木)に海外の広告祭で
審査員に成りすまし、ちくわCMをグランプリにするよう指示。
大田ひかり(北川)を偽妻に据えた喜一郎は、窓際上司の鏡さんに
必勝技を伝授され、ライバルの木沢はるか(鈴木)に挑むのだが…
主人公となる喜一郎を演じる妻夫木くんが会心の演技を見せて、
一発勝負のような賭けに出る。自社推薦のCM援護は捨て去り、
他社ながら最高のCMをグランプリにすべく裏で奔走するのだ。
自分が好きで入ったその世界をバカにするな!という仕事人の
心意気がそこで爆発、心に残る映像を短時間で印象付けるには
かなりの作戦と知恵を絞っている事実を露呈する。広告祭で
選ばれるのはそれなりの作品になるが、お茶の間のCMで人気
を博すCMには、完成度云々の前にインパクトの強さが重要で、
どれだけの人をCMに一分弱釘付けにできるか、が勝負になる。
その点、きつねうどんにちくわを添えてトヨタはいいね、なんて
思う観客を増やしたことにおそらく今作は勝算があったはずだ。
とにかく、あのきつねうどんのCMが頭から離れない~!!
(向かい風を追い風に変えるCMはステキ。芸術作品みたいで)
妻夫木くん好演
主役の妻夫木くんが好演。
まずとにかくイラっとさせるキャラ。
人によってはこれを不快と評価するかも知れないが、それはまさに演出側の狙い通り。
リアルのび太くんを観てるよう。
だが中盤以降はリリー・フランキーさんや北川景子ちゃんたち要となる人物が効いてくると、俄然面白くなってくる。
日本のオタク文化がいま、他国から見た日本の最も分かりやすく魅力的なキーワードなのだろうと納得。
そして広告業界の賞レースの裏側(ひいては映画業界の)に対しても強烈な皮肉を込めた展開が面白く描かれる。
奇しくも本年の日本アカデミー賞ノミネート作品がお金のたっぷりかかった大作ばかりだったことを思い出させる。
選出する審査員は、胸を張って自身の選択を誇れるか?
一番優れた作品とジャッジしたその判断にウソはないか?
久々にいい映画
笑えるし、泣けるし、感動できる映画。
ひたすら妻夫木聡が可愛かったのもあるかも..(笑)脚本書いた澤本さんがCM業界で働いている方なのでなんか知らんけど信頼できた(笑)
無茶だなーと思うとこもあったけど、映画ではなんでも許されるからいいって感じも!
あと、ひかりとのラブラインはいらなかった気がする..恋と仕事なんちゃらって言うけど、そんな恋の話でたっけ?(笑)
個人的にはテルマエロマエ以来の笑撃
王様のブランチの予告映像を見て、全然予備知識なく鑑賞。
主演の妻夫木くん、北川恵子に脇を固めるリリー・フランキー、豊岡悦史さんがいい味出しています。
「そんな…無茶です」
「無茶をチャンスと読め!お前はチャンスを与えられたんだ!」
という、オオタキサンからオオタくんへのムチャブリ。
社内で一番美人のオオタさんを誘ったのは、虫よけのためだったけど、何よりも姓が同じだったから。こじつけにしてはいちいち手が込んでて終始、笑い遠しでした。
最後の最後でリリーフランキーさんの助言が大きく功を奏するところは、見ていて爽快でした。
ぜんぜん期待していなかったからかもしれませんが、ほんとうに楽しかった。また見る機会があればぜひスクリーンで見たいです。
たまらない
だって、もう笑いが止まらなかったです
妻夫木さんだったので、期待通りのかっこよさでした笑
なんていうんでしょうね、こんなバカ正直な役がピッタリなのかななんて思ってしまいました。
そして、またいろんな役者さんが出てきて、
ネタをどれだけ仕込んでるんだよー!と、
次は何が出てくるのかな?とずっと楽しみにしながら見てましたね。
ただ無理やろうと、普通に思っていることがあんなポンポン進んでいくだなあと、
信じられませんでした、まあ映画でしょうけど。
現実でも、やっぱりああやって生きていけば
あんなことが起きる、運命、奇跡なんてものが起きるのかな?と、改めて思いました。
無茶をチャンスと呼べ。
なんだか初めて、もっと生きていたいなと思いました。
仕事を楽しんでますか??
主人公太田キイチロウはマジメだけど仕事は出来ない。モチベーションは高くない。冴えない…。
会社はお客様の言うことは絶対で、どんなに理不尽でも、おかしくても逆らえない。そんな厄介事を
「無茶」と書いて「チャンス」と読め!!
といいながら押し付けてくる上司。
なんでこんなことしてるのかなぁ…というときに広告業界に入ったきっかけ、夢を思いだす。
すごく好きなCMで前向きにしてもらったあの体験を自分も他の人にしてあげたい、と。
ここからの彼は全く面白くないCMを入賞させないとクビというとんでもない理不尽に直面するが、自分の信念に従って生き生きしていた気がする。
ツンデレの北川景子はかわいいし、面白いセリフや小ネタ的な笑いどころがいくつもあって笑いながら、楽しみながら観ることができました。
全20件を表示