「日本のイメージ」ジャッジ! M hobbyさんの映画レビュー(感想・評価)
日本のイメージ
クリックして本文を読む
CMグランプリを決める為、世界中からその道のプロが集まる。
主人公のキイチロウはCMを見た人全てが幸せになる映画を作りたくて広告業界に入ったものの、くすぶり続けている。
そんなキイチロウが、上司にはめられ、グランプリの審査員に。会場のサンタモニカへ同僚のヒカリと参戦。素直で、まっすぐなキイチロウに最初は呆れていたヒカリも段々惹かれていって、、、
CM業界のことは良く知らないけれど、賞を取ると箔が付く。というのはどの世界にもあるあるで、その裏でいろんな事が巻き起こっているのも、あるあるなんだろうなぁと思う。
ストーリーは、それぞれの思惑や、クリエイター達の戦略が張り巡らされ、テンポ良く、時々ユーモラスを交えながら進み、最後はギャンブラーなヒカリとの恋愛も投入されてハッピーエンド。
で、それなりに楽しめたのだけど、やはりこの映画の中で、日本に対するイメージってものが相変わらずニンジャ、ゲイシャ、空手、サムライ、などなどでてきて、なんだか悲しくもありました。
世界の最先端を決める審査員達であっても、未だそのイメージ。オタクはもはや文化なので、その要素はまぁまぁそこそこの使われ方だったけど。
コメントする