「ペン回し」ジャッジ! サプライズさんの映画レビュー(感想・評価)
ペン回し
脚本が「1度死んでみた」の澤本さんだったのて鑑賞。
面白い!
妻夫木聡のダメ男役が超似合う。
周りの人物も豪華で見応えがありまっせ。
主人公の太田喜一郎は大手広告代理店に務め、熱はあるものの落ちこぼれの社員だった。
アルファベット表記では同じになる上司の大滝一郎から、世界ナンバーワンのCMを決める「サンタモニカ国際広告祭」の審査員を押し付けられる。
今回は逆にダメだったところから言いましょう。
まず、始まり方で損している。
なぜこのシーンから始まるのか分からないし、結構太田のことを皆して悪くいうためグサッとくる。
そして太田ひかり(北川景子)がどうも好きになれない。
結局、この人は会社でどんなことを成し遂げてきたのか、なぜこのような展開になったのか。
ただのギャンブル好きのツンデレでしかない気が...
次から良かったところ。
1度死んでみたと同じとまではいえないが、豪華。
あんたここだけかいな。と何度か呟いちゃう。
特に風間杜夫はこの役にピッタリだったから、もっと使って欲しかったな〜とは思ったものの、終わってからちょい役だから良かったのかもしれないと感じた。
笑えるところも沢山あり、主人公に呆れたりする場面もありながら、胸にグッと刺さる言葉もある。
また、スカッとする場面もあるため最後まで飽きることなく楽しめる。
話の持ってき方が上手い。
伏線回収も綺麗だし、最後まで自分の意志を曲げない主人公がカッコイイ。心情の変化を描くのが素晴らしいね
見てて心地の良い作品でした。
皆さんも気軽にどうぞ
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