トリック劇場版 ラストステージのレビュー・感想・評価
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ラストで星4
ギャグの種類が多過ぎます。やり過ぎ(笑)
それにシナリオも読めちゃいました。
と言いつつ、ラストで満足できたので星4です。
涙もろいので泣きました。
14年間楽しませてくれてありがとう!!
これから観る人は3Dメガネを忘れずに!
前半はよかったのに
冒頭からあの独特のノリ・雰囲気で楽しい気分になれました。
背景にあるポスター・看板等の中身までイロイロ仕掛けられていて、話を追いながらも何があるか見落とすまい、とついがんばってしまいます。今回メインの舞台となる国のトップが菅井きんさんだったり、、、ニヤニヤしっぱなしでした。
連続殺人のネタばらしまでは。
その後の展開は、前半の小ネタの丁寧さとは裏腹に雑そのもの。なんとかシリアス展開にしたかったのでしょうが、例えばさる重要人物が狙撃された後の描き方があまりに現実的でなかったり、、、
「『トリック】っておちゃらけ作風だって知ってるよね。だから丁寧な描写とかしなくても受け入れてよ」とでも言うような手抜きな作りのため、真剣な方向には気持ちが入っていけませんでした。
惰性でラストまで見ましたが、前半の品質を保っていればかなり好きな部類にもなりえた可能性があっただけに残念です。
完結!と銘打ったため大作感を出したかったのかもしれません。でも、元々そういう話ではないですよね?
最終シーンの阿部寛さんの演技は素晴らしかった!・・・からこそ観客を引き込むことを怠けた製作陣に猛省希望です。
う~っ、感動(T_T)
すぐテレビで放送されることが多いので、あまり邦画は映画館で観ないのだが、『朝までトリック祭!(全7回)』『トリック新作スペシャル』『トリック新作スペシャル2』『トリック新作スペシャル3』とテレビ放送を立て続けに見て、居ても立ってもいられず映画館で観てしまった。一般ウケするのかどうかは分からないが、2000年のテレビ放送初回から見続けてきたファンとしては、これでシリーズが完結すると思うと感無量だ!
ラスト、なんです。
シリーズを追いかけてきた者にとって、完結は受け入れがたいものがありましたが、これがラストなら、「トリックが好き!」と胸を張れる。そんな最高の完結編でした!堤監督ありがとうございました!!
トリックで泣けてしまうなんて…
『スペシャル3』と劇場版の関係は、『スペシャル3』が劇場版への前振りになっていて、ラストで奈緒子が、突然予知能力に目醒めたとして、ムッシュ・ムラムラなど意味のないことを叫きながら終わるのです。ドラマだけ見ていると意味不明ですが、語っていることはすべて劇場版に繋がる伏線となっていました。
劇場版のほうは、シリーズ本流である呪術師との対決が軸になっているのに比べて、『スペシャル3』は完璧に、『八つ墓村』のパクリ。冒頭には堂々と湖で死体が足だけ出ているシーンも映し出されていて、これはもう確信犯的なパクリ。能力者との対決はなく、奈緖子がまるで金田一耕助になったかのような名推理で、水上家で起こった連続殺人事件の謎を鮮やかに解決してしまうのです。推理作品としては、なかなか考えられたトリックと犯人像でしたが、「トリック」の意味が違っていました。
『スペシャル3』を先に見てしまい、「俺のと違うなぁ」と思った人は、劇場版で王道をいくストーリーを堪能できますのでご安心を。そして「ラストステージ」と銘打ち“泣ける”の看板には偽りがありませんでした。
超能力はあるのかないのかというシリーズを通した一貫したテーマに、独自の結論を示しつつ、それでも科学万能と思い込みがちな文明国の思い上りを真摯に上田に語らせる点では、いつになく硬派で真面目なテーマ設定だったと思います。堤監督ならではの小ネタや仕掛けの数々がせりふから小物にいたるまで、これでもかというほど詰め込まれていて可笑しさもパワーアップしていました。でも、ラストに向けて意外や意外、いつもはジコチュウな奈緖子が自己犠牲の決断をするところで、雰囲気は一気にシリアスに。必死に引き留めようとする上田とのやり取りのシーンでは、胸をギュッと締め付けられる思いでした。まさか「トリック」でこんな気分にさせられるとは…。そんなお別れ感満載の演出に、鬼束ちひろさんが歌う「月光」が被さり、流れ込むエンドロールでは、過去の名シーンが花を添え、ああもう終わりになんだと思わず涙を誘われてしまいましたねぇ。
でもエンドロール後にも、映像は続きます。行方知れずとなった奈緖子の消息を求めて、超能力者たちへ懸賞金をかけた上田の元へ、ある自称超能力者が訪ねてきます。上田の前で披露したのは、なんとエピソード1の第一回で披露した奈緖子の封筒から100円玉を消すマジックでした。自称超能力者のマジックとシンクロして、第一回のときの奈緖子のシーンが重なり、それを見つめる上田の瞳がウルウルするのが重なっていくのです。『スペシャル3』のラストでどこにも引き取り手がなかったら、俺が面倒見てもいいぞというプロポーズめいた台詞をサラリという上田にとって、奈緖子がいかに忘れがたい存在であったか覗いさせるシーンでした。そのあといきなり終わってしまう結末については賛否が分かれそうです。ただ、本作が大ヒットすれば、また続編も不可能ではない終わり方なので、期待してしまいます。奈緖子の父の死の謎や『母の泉』でビック・マザーが残した霊能者に奈緖子が殺されるという予言など、やり残したことはあるので、ぜひシリーズ全体を貫く謎の解決を描き終えて欲しいところですね。
冒頭、奇術師フーディーニが妻に託した霊界の証明のエピソードと、ラストに柄にもなく超能力者に懸賞をかける上田の行動とが、しっかり繋がっているところも見事です初の海外ロケとなったマレーシアロケで規模の壮大さを見せつけてくるなか、緻密な伏線をエモーショナルに修練していく堤監督。どうしてもケレン味だっぷりな演出に目を奪われがちですが、その本質は『明日の記憶』『くちづけ』で見せた人情派なんだということを、本作でもしっかりと感じることができました。
物語は、上田が1908年にロシアで起こったツングースカ大爆発の謎とされる原因について講義を終えた後、貿易会社社員の加賀美慎一が訪れて、ある仕事を依頼します。後日上田は、詳しい話を聞くためにその貿易会社を訪ねてみると、まるで新興宗教のような会社であったのですが、今回そっちには突っ込みはなし。加賀美からの依頼は、同社が東南アジアのある国の秘境で、レアアースの採掘権を獲得したが、不思議な力を持つ呪術師がその土地は聖なるところと主張し、信奉する地元の部族が立ち退きに応じず困っているというのです。そして上田に現地に行って呪術師のトリックを見破ってほしいと依頼したのでした。
上田の話に、海外旅行ができると単純に喜んで奈緒子も付いていくことに。なぜか矢部刑事もお約束で合流し、ジャングルの奥地にある閉ざされた集落を目指します。ジャングルの川を上っていく雄大な俯瞰シーンが挿入されるオープニングで、気分はワールドワイドに。そこから一気に“トリックワールド”へと引き込着こまれました。
現地支社到着したふたりは、個性的な支社の面々に唖然とするばかり。でもそれ以上にインパクトがあったのが、対決するはずの呪術師でした。呪術師は、現地支社で医療を担当する医師の谷岡の難病にかかっていた娘を治療するなど、ニセモノとは思えない能力を発揮したのです。そんな呪術師に奈緖子が心を動かされたのは、呪術師が自分と同じ予知夢を何度も見たことです。それは、ツングースカ大爆発を彷彿させる大爆発が、今いる集落でも起こるというものでした。
やがてその予知夢が現実になりかけ、多くの村人が犠牲になりそうになったとき、果たして奈緖子はどんな決断をするのでしょうか…。
シリーズの最後を飾るのにふさわしい豪華キャストのなかでも、印象的だったのは水原希子のなりきりぶり。呪術師としての怪しさだけでなく、たどたどしい日本語で、現地人らしさも上手く醸し出せていました。また、加賀美役の東山紀之の普通な会社員ぶりも良かったです。カリスマの演技を普通に落とすことはなかなか難しいことだったでしょう。 あと劇中で山田奈緒子が、仲間由紀恵に似ているという台詞が何度も出てきます。そういえば何となく仲間由紀恵に似いているかもと思わしてくれるところが、彼女の演技力の凄さだと感じられました。完全にマルッと奈緒子に成りきっているのですからねぇ(^^ゞ
トリック足らず
わたしは邦画をあまり観ないし、TVもほとんど観ません。
日本の役者さんについてはほとんどわからない、といってもいいでしょう。
つまり、小ネタを理解するのが非常に遅いということです。
おそらく7割も理解できていないんでしょうね。
でも、なんとなくでもクスクス笑えて楽しかったです。
トリックでの会話の掛け合いを楽しんでいた方にはおそらくこれ以上ないほど面白い作品だったのではないでしょうか。
ただ、自分はあざやかに(?)トリックを解明、説明していく部分が好きなので、都合よく解決する道具がありました、ではちょっと
トリック足らずなのですよ。
今回は主役二人のイチャイチャも少なかったし。
その部分がマイナスですねえ。
個人的にラストは良かった。喜びがにじんでくるというか、じわじわ来ます。
山田のつっこみが個人的に好きで、いろんな言い方で「上田!」っていうのが毎回楽しみでした。ああいう敬語以外は男喋りな女性がいいのって漫画だけだと思ってましたが、山田キャラはツボでした。
ああ、最終回なのに・・・。
いつもの会話やダジャレ、ギャグは面白かったですよ。でも肝心なメインストーリーはと~ってもつまらないし、ラストシーンはもうグダグダで正直、脚本悪すぎましたね。スペックの最終回もそうなんだけと、堤監督は最終回映画になるとダメですね。鑑賞した時間が無駄でした。
1stシーズンからの懐かしさを堪能できる
トリックの映画は、豪勢さの欠如などから常に「2時間ドラマ」でいいのでは?という批判を受けていました。今作も、その批判を避けることは出来ないのは間違いないと思います。
しかし、従来からのトリックファンにとってはラストステージらしく、過去の作品、特に1stシーズンからの懐古感を総まとめに味わえることは間違いないでしょう。
過去の作品の例に漏れず、一度では観きれない小ネタが満載されています。トリックを余り知らない人にはついて行けないネタが多数存在しているのは間違い有りません。しかし、トリックファンにとって珠玉の作品、であることは間違いないと思います。
霊能力者は本当に?
アレが必要だなんて聞いてない!(誰も言ってない)
ホントに終わらせるつもりで作られた感じでした。
相変わらず一目で把握しきれないほどのネタ小ネタの数々で、いつものトリックらしい楽しみ方ができました。
でもちょっぴり、これまでよりも派手さ、というかパンチが物足りない気もしなくもない。
一応最後ということで、シリーズ全体を通してのテーマである「霊能力者は本当にいるのか」に対し、監督なりのある種答えを提示しているように思います。
最後の最後は劇場が騒然としていましたが、演劇的で嫌いじゃないです。
ひょっとして続いても、続かなくても、どちらでも構わない。
そんな風に決着したような、してないような映画でした。
This is 「トリック」!
もう…もう、ね!
観終えて涙が出ました、見事&納得の幕引き。
鑑賞前のドンヨリが杞憂でした、スミマセン…ワシが悪かった!
てか、堤監督…やれば出来るじゃないすか!涙
監督の一番好きなシリーズが、どれだったのか。
よく分かる愛情の一本でした。
劇場版になる度に、ドンドンファンの気持ちを萎えさせ続けた行き過ぎた悪ふざけも、今回は軌道修正。
正に「トリック」の原点に帰ったような作りに大満足。
そしてまさかの「アノ人」の復活に!涙
在りし日の週刊サンデーを思い出させる(『究極超人あ〜る』思い出した!涙)結びもお見事!
年間ベスト10に入るような出来でも質でもないけれど…
我が心にはずっと残る一本。
大好きな作品の、見事なお別れでした…
微妙
お約束の小ネタ笑いは豊富にあるが、全体を通してシリーズ中いちばん地味。
山田奈緒子と上田次郎の交わす目線にしんみりと安堵が入り交じる。
曖昧のまま幕を閉じて映画館の照明がついた瞬間の所在なさはどうすれば?
ま、なにはともあれ14年間のトリックワールドお疲れ様です。
本当にラスト!
「トリック祭」で先行上映で観てきました。本当にこれで最後になるかと思うとさびしいです。過去のトリックの中で最も悲しい作品であり、過去の作品の小ネタがところどころちりばめられた楽しい作品でもありました。ぜひ過去のシリーズを観てから観ることをお勧めします。
あくまでもトリックでした
久しぶりの上田と山田の掛け合いと、ダジャレや小ネタが笑いを誘います。 ただ涙はなかったです。これで本当にラスト?と思ったり、映画でもやっぱり最後までトリック的な終わりでした。
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