「久々にモヤっとする映画」るろうに剣心 伝説の最期編 あゆみんさんの映画レビュー(感想・評価)
久々にモヤっとする映画
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前編を観てからとても楽しみにしていました。が…
最初の数十分間、要らないですよね(笑)。前編あんなにテンポが良かったのに、後編のあの時間がとてもダラダラ。
「心太」はあんなに長いシーン不要だろう?と思うのです。
そんな中でも、佐藤健の流し目の色っぽさにちょっとヤラレましたよ。着物姿も着こなしも、とてもいいっ(笑)。前半部分の言葉も重さも色々と「なるほどねぇ」と思ってもいました。
だからこそ不要なシーンはトコトン省いて欲しかった。
四乃森蒼紫って、必要でしたか?
ハッキリ言ってストーリーの邪魔でした。前編も後編も特に必要とは思わないキャラ。何故出ているのか不思議すぎる。彼が出て来なくても深みのある人間像は他のキャラだけで十分事足りるし、彼が居ることで別に無くてもいいエピソードが増えて時間の無駄にしか思えませんでした。
そして…最大の残念なシーンは、
最後の死闘。
剣心、奥義を会得してレベルアップしたんじゃなかったんですか?
強くなって戻ってきた筈なのに…
どうして四人がかりで志々雄に立ち向かってるんだ…?
世の中ではそれって「卑怯」と言わないか?
同じシーンを逆の立場で撮ると、そうなる。
だから、まったくもって「強くなった剣心」が表現出来ていない…。
要所要所がとても良く出来ていると思ったので、残念なシーンの多さがとてもモヤモヤしました…。
この「最後の4対1の激闘シーン」は、恐らく海外からは不評の元となることでしょう…。
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