MONSTERZ モンスターズのレビュー・感想・評価
全44件中、21~40件目を表示
気軽な気持ちで観たら怖かった!
周囲の人を巻き込み、どんどん激しくなっていく主人公の二人の戦い、怖かったです!
石原さとみは可愛かったけど。
自分の意思に反して操られるって怖いですね!
役者は良かった
折角おもしろそうな設定で役者も豪華なのに、そえれを全く生かせていないと感じた。
序盤の超能力シーンはドキドキさせられたが、こう何度もやられるとまたか、という印象。
突っ込みどころも多く、ご都合主義でダラダラした映画だった。
唯一気に入ったのは、オカマ役の落合モトキ君。
ソーセージの食べ方がいやらしくて素晴らしかった。
謎だらけで難しい映画
原作「超能力者」という韓国映画。
(偏見かもしれないが)韓国映画だからかストーリー展開が強引というか雑さは否めない。そして謎だらけで随所に理解に苦しむ場面が。
藤原演じる男(配役名前がない)の生い立ちには多少触れているが、ライバルとなる山田演じる田中終一の幼少期についてもう少し丁寧に触れて欲しかった。
木村多江演じる男の母親は、突如石原さとみ演じる叶絵(かなえ)の前に現れたのはなぜ?あのタイミングで死亡した意味は?
松重演じる柴本刑事もホテルでの捜査並びに劇場における男のやりとりで、操られない人間のひとりと思わせながら最後は呆気なく劇場2階席から投身。
そして極めは最後。誰もが死亡と認識された終一が漫画アキラを読んでいたのは何を意味しているのか?
最後まで謎の多い映画。これを紐解いていく事に価値を見出すのもひとつの鑑賞方法という見方もありかも。
またあの手の配役にピタリとハマってしまう藤原竜也、数週間前に公開されたウシジマ社長とはとても同一人物とは思えない今回もその演技力に魅了されてしまった山田孝之。
そこは鉄板で大きく価値を見出す事ができる作品だった。
原作は近日中に見ようと思う。余談だが、斬新なエンドロールはとても見辛い。
主演が光る作品。惜しい部分も…
鑑賞して思ったのは、とにかく主演2人の演技が素晴らしかったということ。藤原竜也はもちろん、山田孝之の演技も良かった。特に藤原竜也が人を殺すシーンの鬼気迫る演技は見もの。ヒロインの石原さとみも控えめながら好演。また、演出も光り、まるで海外の映画をみているような気分に浸れた。特にこの話において頻繁に出てくる人の殺害シーンがギリギリのところまで見せるので、藤原竜也演じるモンスターの恐ろしさを存分に感じることができる。
音楽も静かながら、主演によって違う旋律になり、映画を盛り上げてくれる。
惜しいのはストーリーが単調なこと。
せっかくこれだけ素晴らしい役者と監督に巡り会えたなら、その期待に応えるだけの脚本も欲しかった。藤原竜也の人を殺すに至るまでの動機付けや、山田孝之が何故必死になって人を守るのかの説得力が薄いように感じる。また、警察の動きがチープすぎる。藤原竜也の弱点を見出したのに、終盤のあの行動は無いだろう。
とまあ、色々勿体無いところもあるが、主演2人の演技を見るために映画館に足を運ぶ価値はある。
あぁ、トモロヲ。
冒頭から観たことのないような描き方なので驚いた。
え?これ日本人監督だよね?あまり調べもせずに観たので
観終えてこれが2010年の韓国映画「超能力者」をリメイクした
ものだったことを知り、あーそうだったのか。と納得した。
なんかいきなり、本題!いきまーす!という感じで、
どうして「男」があんな能力を持って生まれたかも分からない。
(まぁこれは相手方もお互いさまなんですけど)
スゴイ目力!眼力パワー全開!藤原竜也がまた頑張っている。
この人はいつもこんな役ばかりで大変だな~なんて思いながら、
予告で何度も聞いた「だまれ、だまれ、だまれ~っ!」っていう
三度繰り返し台詞がまさに舞台的で似合ってるぅと思ったりして。
(普通三回も言わないでしょ)
さて、もうひとりのバケモノ(この呼び名をやたら使ってましたね)
山田孝之演じる田中終一さん。この人にだけ男のパワーが効かず、
焦った男が、田中を追いかけまわして殺そうとする、というのが
大筋。脅威的な治癒能力を持つ田中もまた、モンスター?なのね。
うーん…まぁつまりX-MEN同士が闘っていると思えばいいのか。
普通の人間は男に操られるばかりで、何の抵抗も出来ない。
トチ狂った男に次々と人々が殺されていき、耐えられなくなった
田中が男に最終対決を挑むのだが…。
面白い面白くないというより、ずいぶん変わっている(爆)
主人公二人はかなり頑張ってアクションをこなしているし、
おそらくああいう演出をされたんだろうと思う箇所がほとんど。
ただ脚本にかなりムリがあるというか、あり得ない設定が多い。
男が田中を追いかけ回すきっかけも、たまたま見かけただけで
勤務先まで殺しに行くか?相手に気付かれてもいないのに??
どこが今まで静かに暮らしてきたんだよ!ウソだろ、お前。と
盗みよりも殺人に手を染めてしまう男の描き方がどうも理不尽。
原版では、たまたま盗みに入った質屋に田中がいたんだそうで?
それなら納得できる。その方がしっくりこないかしら。
身体の壊疽、あの義足、痛々しいばかりで却って蛇足だった。
(二人の役者魂は素晴らしい。しかしトモロヲはあんまりだよな~)
山田孝之のファン(((o(*゚▽゚*)o)))
めっちゃファンなのですっごく楽しみにしてて予想通りスリルで面白かった!
だけど謎がおおい!!最後終一は生きてるけどなんであの漫画を読んでるの??
とか 男の名前はもしかして田中終一?なんかこうじゃない?っていうのあればコメントして〜(((o(*゚▽゚*)o)))
でもそれはそれでよかった!!次は新宿スワンかぁ来年の春まで山田孝之のドラマとかやらないかなぁ!(◎_◎;)
うーん。
ストーリーや設定がいまいち…。
始終人がバタバタ倒れていくので慣れてしまいました。
あと、能力的なところで、設定が定まっていないというか。
さっきは何できいて?今はきかないの?とか。
思考の詰めが甘いなとか。
オチとしては、ほっこりですが、予測どおりの結末でした。
俳優さんの演技は魅せられたので、加点!
キャスティングだけ。
他の方と同様、
キャスティングは見事。
藤原さんの役がとてもハマっていたし、
山田孝之さんのケロっとしたセリフ回しも自然で、
どちらも本当に合っていました。
石原さとみさんの無表情での演技が個人的に好きなのですが、
この作品にはそれが活かされていました。
おもしろそうなストーリーであるだけに、
表現しているものが薄っぺらかったように感じます。
ふたりに色々な過去があるのだから、
そこの所の伏線をもう少し引っ張ることが出来たら良かったのに...。
漫画のAKIRAを大切にしている理由にも、
あまりスポットライトが当てられておらず、
気にならない人にはわからないまま終わりそうで残念。
ただ、この二人のタッグはとても面白い!
少しグロテスクでしたが、
アクションは手に汗にぎる場面もありました。
期待しすぎていたこともあり、
ガッカリしながら映画館を後にしました。
古臭い
予告で観たエキストラの方々の安いゾンビ映画みたいな感じで嫌な予感はしてましたが、かなりひどかったです。
キャストで期待しすぎたのかも知れませんが全編通して古臭さくて、最後のシーンは苦笑いするしかない感じでした。
キャストはいいけど…
人が特別な力を持つっていうありきたりな話だったけど終わり方も案の定って感じで意外性がなかったのが残念…
人と違うっていうのは良くても悪くても幸福には繋がらないんだなと実感しました(^^)
MONSTERZ モンスターズ
CMを観て期待に期待を膨らまして行っただけに、残念だった作品。
評価の☆0.5と言うのは、藤原竜也と山田孝之の演技に。
演技は、期待を裏切らないというか、この映画は出演者目的なら観ても楽しめると思う。
藤原竜也の役どころは最近、どれも似たものだが、迫真の演技は彼にハマり役だったのでは。
山田孝之は最近の役どころとしては本当普通〜の青年を演じていて、彼の俳優としての顔がまた楽しめた。
折角、藤原竜也、山田孝之という素晴しい俳優さんを出演させているのに、ストーリーは?????って面が多々。
最初の5分で、この作品の怪しさを感じていたが、その予感は悲しい程的中。
藤原竜也演じる人間を操る力をもつ男。彼が唯一操る事のできない男・山田孝之演じる田中終一と出会い、どうしてバトルが勃発していくのかを、より掘り下げるとまだ良かったんだと思うが、操れる男の勝手で子供な理由、ただ操れないってだけで面白くなくて終一を殺そうとするわ、ストーリーの持って行き方、設定が無理矢理すぎて観ていて苦しかった。
自己中心的な性格の主人公が、何かと人のせいにしては、ただ人を殺していく。
どこに感情を持っていったらいいのか、一体何を描きたかったのかがイマイチ伝わらなかった。
劇中に登場した本AKIRAも、あの本であった意味がよくわからなかった。
私はAKIRAを読んだことはないが、一緒に見に行った彼は、「きっとAKIRAみたいな映画を作りたかったのだろうね・・」と言っていた。
操れる設定も甘く、たまに操られていない人間がいたのも、疑問を呼んだ。
これだけの豪華キャストが揃っていながら、この作品は本当にもったいないと思う。
雑なデスノートを使ったゾンビ風映画。このコメントがしっくりくる一本。
本当、俳優さん目当てならいいと思う。
薄味
この映画はつまらないです。
というのも、色々問題がありまして。。
めんどくさいか羅列していきます。
まずは宣伝で良いとこ見せ過ぎ。
対決煽りまくってる割に地味すぎ。
ただのゾンビ映画じゃん。
あとは山田さん車に跳ねられるタイミング良すぎ。
演出ださすぎ。
なんか中盤くらいに、藤原さんが目線みたいなクラクラ描写。薄紫みたいな感じにしてカメラをユラユラ揺らすヤツ。あんなの再現VTRのレベルでしょ。
と。山田孝之が赤ちゃんを抱いて地面に叩き付けられる瞬間のカメラびゅん演出。超B級映画じゃねえか。
と、藤原さんがホテルかなんかの自室から隣のオフィスビルの人々を操るシーン。そこでわざわざセルフ状況説明。ダサくない?
あとは、追っ手側がみんなバカすぎる。銃を構えるシーンの間抜け感半端ないでしょ。てかなぜ山田君が指名手配?説明してよ。
ちょっと残念です全部。まとまりない文ですいません。言いたい事ありすぎて。
唯一良かったのは、山田さんの「もういいよ、それ(笑)」の一言。
ハードルが高すぎた!
実力も知名度もある俳優さんと、有名作品を数多く手掛けた監督さんと脚本家さんの作品なので、久々に楽しめる映画と思いきや、『おぉ』と思えたのが冒頭のシーンのみ。
雨による演出が、母親役の木村多江さんを不気味に悲しく演出できてましたし、父親の殺し方も特殊。しかし、その後はテンポだけが良く進んでいく展開。
出演されている役者さんが個々の実力をもつ素晴らしい役者さんばかりだったので、残念です。
今まで、味の濃いキャラばかり演じられてた山田孝之さんを久しぶりに、爽やかな笑顔の素敵な山田さんを観れたのは私得でした。
ストーリーよりアクション
最近気になる山田孝之が出ていて、設定もアクションも面白そうなので観に行きました。
期待通りアクション満載な映画でしたが、イマイチストーリー性に欠けていると感じました。
藤原竜也と山田孝之という実力派の2人の初共演なのに、もう少し頭脳戦があってもという感じでした。
しかし、ストーリー以外は2人の男の『生きる意味』をテーマに描かれていて面白かったです。人々が操られて自分の首を捻ったり、飛び降りて自殺したりする所はとても不気味で、いかにも中田監督らしいホラーな演出でした。
この映画はストーリーではなく出会ってはいけない2人の男の対決の映画だと思えば充分に楽しめます。
最後に個人的に、花壇の下敷きになった時の山田さんの顔の演技は凄かった
何気に深めかな そして隠れテーマは人間社会のことかも
全ての人間を操れる者と唯一操られない者の対決がベースだが、ごく一部の支配する者がいつの間にか思い通りに世の中を動かしており、主体的に動いていても、支配されている事に気づかない。。
人間社会の支配構造というべきか…。
そんなテーマを暗示しているようにも感じた。
全く操れない者を極度に恐れて抹殺しようとするのは、いわば防衛本能。
防衛本能が働くのと同時に相手への深い興味があり、あれほどストーキングするのだ。
通常の正義感を持つ人間という意味で終一扮する山田隆之に比べると、藤原竜也は感情移入はしにくい。
しかし人間らしいのは、もしかしたら藤原の方かもしれない。完全に逸脱した仲間外れのAKIRAの世界で彷徨っている自分を認めて分かってもらえる人が心のどこかで欲しかった!
前半の幼い2人の女の子のシーンも彼のモンスターとは言い難い人間らしさが出ている。
生まれてきてから何度も人を殺しているのに『もう誰も死なせない!』『お前、名前あるんじゃないか!』なんて言葉を掛けられる。
もう命でしか自分の罪を償う事は出来ないが、せめて自分の存在を公にしてもらえた幸せ。止めてもらえた幸せ。
それが最後の涙に込められていると言える。
その辺のメッセージを自分なりに読み取れればこの映画は前述の単なるサイキックホラーでは終わらない気もするがいかがだろう?
少し泣ける要素もある気がするのだが…。
演技に関しては、藤原竜也の鬼気迫る過剰な感情表現には恐れ入る。藁の盾の清丸、カイジなどクズな役が多いが、このままではこんな役しかこなくなるかもよw
とはいえ、役者の本質は彼のような主役でも脇役でも変幻自在の人生を生きられる事。
ドラマの主役しかできない王子様的な役者は、ここに気づかず完全に伸び悩んでしまっている。脇役やればいいのにw
どんな役でも違和感のない自然過ぎるほどの演技の山田隆之とは、少々タイプが違うが、そこで繰り広げられる演技合戦がこの映画の魅力であると言える。
石原さとみは、重要な役なのにちょっとかわいそうなくらい目立っていない。やや中途半端な感は否めないだろう。
彼女はキャスティングの段階で、興業的側面での考慮からだろう。
自分としては、メッセージ性の強い映画で、作り手もそれなりによく考えているようにも感じる映画だと思う。
人生とは死ぬまで生きること。
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