「配役ぴったり」そこのみにて光輝く らっこおやじさんの映画レビュー(感想・評価)
配役ぴったり
まず
火野正平さん、久しぶりに映画で観た。
あの奥歯に物が挟まってるような、はにかんでるような話し方。変わってなくて今回の役にもピッタリでよかった!
観に行く前に作品紹介を読んでた。
もっとギラギラ、ピリピリな表現なのかと思ってたがネバっと泥臭かった。
タツオ、無口だけど彼の気持ちがわかるように描写されてる。どうやったんだろう?綾野剛君の表現がうまいのか、前後のセリフや画面のせいなのかわからないけど、とにかく私はうまく引き込まれた。
タクジ、うるさいけど憎めないやつ。菅田君?何度か何かで観ているけどこの役、良かった!
千夏、最初のシーンからイメージピッタリ。池脇さんてすごいなー。千夏の気持ちの動きはわからない部分もあってそのもどかしさが良かった。
配役ぴったりという表現じゃなく、自分に与えられた役になりきることができる役者さんたちなんだと思う。
函館の景色、海、夏なのに秋みたいなさみしい雰囲気。
ケガキの文字と千夏のさみしい笑顔
観てよかった。また映画館で観たい。
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