「人生の希望を連れてくる光か。」そこのみにて光輝く くろかわポタリング研究所さんの映画レビュー(感想・評価)
人生の希望を連れてくる光か。
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鉱山の仕事で活躍する現実世界に戻ろうとする達夫と、再貧困の現実世界からの脱出が図れない千夏・拓児。この人間の組み合わせが、悲劇に悲劇が重なる重く暗いストーリーを織り成します。一縷の望みを描き、それを破壊する物語の酷さに胸が痛む。この世界に希望なんかない、幸福なんか絶対に訪れないという気分にさせられる。
最後のシーン、二人を照らす朝日が、人生の希望を連れてくる光だと信じて幕を閉じる。
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