「底の身にて」そこのみにて光輝く ネコ三昧さんの映画レビュー(感想・評価)
底の身にて
底辺の身にて光り輝く。
とてつもなく重かったけれど、一筋の光の筋が差したような結末。
池脇千鶴は名女優、菅田将暉もヤンキーっぽうバカな役にはまった。綾野剛は影を帯びた寡黙な役も似合う。
登場人物がかなり少なく、函館の情景は影を落としたようで、
キラキラした町というよりは沈んだイメージに映った。
自分が今の立場だから、まだ見られたのだろうが、
心が病んでいたら、かなり重く捉えてしまう作品だった。
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