「【男、宮本。突発性難聴を乗越え、野音に臨む姿を様々なエレカシファンのインタビュー(絶品)を絡ませながら描き出したドキュメンタリー作品。】」the fighting men's chronicle エレファントカシマシ 劇場版 NOBUさんの映画レビュー(感想・評価)
【男、宮本。突発性難聴を乗越え、野音に臨む姿を様々なエレカシファンのインタビュー(絶品)を絡ませながら描き出したドキュメンタリー作品。】
- エレファントカシマシは、映画監督達にとっては、気になる存在らしい。-
・2004年には、是枝裕和プロデュース作品「扉の向こう」が発表されているし、
今作の監督は、山下敦弘である。
・又、今作のインタビューでは、大根仁監督がエレカシについて、熱く語っている。
・今作は、突発性難聴に見舞われた宮本に対して、石君、成ちゃん、トミが彼らなりの接し方をする様から、相変わらずの宮本のパワハラどころではないメンバーへの接し方(石君は腕立て伏せをさせられている・・)が前作同様に映し出される。
・又、メンバーが宮本の耳の調子を心配しながら、野音のリハに臨んでいく姿もぐっとくる。
それにしても、中学生からの付き合いとはいえ、彼らの結束力の高さには毎回驚く。
(だって、宮本からリハ中、罵詈雑言を延々浴びせられながらも、その数時間後には皆で仲良く笑っているのである・・。不思議な光景だが、とても良い光景である・・。)
◆今作の白眉はエレファントカシマシという唯一無二なバンドを語る数々の人々の言葉である。
・大根仁 働いて初めて、エレカシのリスナーになれる・・・
・草野マサムネ(Spitz) まだ、正座してエレカシを聴いているのだろうか?と思われるエレカシ愛というか、敬愛の姿。
・綾部和夫 初代、エレカシマネージャー。貴重な言葉が数々聞ける・・。
・新井英樹 誰でも知っている”宮本から君へ”の作者。
・マキタスポーツ うーん、好きそうだなあ。いい事言うなあ。
<地域的に、映画を観る事は出来ず、DVDを購入。その後、幾度となく鑑賞している。>
NOBUさん🎵
山下監督だったんですね。大好きだった「山田孝之のカンヌ映画祭」や「東京北区赤羽」は、山下監督準主演みたいでした。赤羽には大根監督も出てました。
エレカシで好きな曲は、「男は行く」「ガストロンジャー」みたいな、宮本渾身の怒鳴りボーカルが生きた曲ですが…
初めて汐留PITで聴いた「花男」 「ファイティングマン」が衝撃でいまだに好きな曲です…
当初、一部のロック雑誌で知りはしてましたが、曲も知らず初めて見ました…当日、RCとスライダーズ目当ての人が埋め尽くす中…少なくとも私は…RCもスライダーズも無名バンドに
たった20分で喰われた…と心の中で思いました。
その映像が見れる『ROCK'N ROLL BAND FES & EVENT LIVE HISTORY 1988-2011』は最強のDVDですね…サマソニで、「バカ相手にやってらんねえんだよ…」から始まる『おはようこんにちわ』…観客にキレる町蔵や泉谷も観てましたが、あのブームの頃は、多分、宮本だけでした。ファッションパンクスなんかより100倍パンクでしたからね…私的見解ですよ🎵