相棒 劇場版III 巨大密室!特命係 絶海の孤島へのレビュー・感想・評価
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期待通りの一本でした(笑)
相棒の映画版ならではのスケールでした。今までのスポットとは違うテーマで楽しめました。
憲法記念日後に見てしまったタイミングで、防衛、国防のテーマなど考えさせるものでしたが、右京さんの意見も相手の意見も考えさせるものでした。
欲をいえば、カイト君がもっと活躍してほしかった。(笑)
変わらない相棒ワールド
今回も最初から最後まで惹きつけられる内容でした。
劇中でカイトくんと尊さんが同じスクリーンに登場したこと、また相棒オールスターズの協力と活躍が、ファンから見ているととても面白く、相棒の歴史もしみじみ実感しました。
内容はこれまでにない種のものでしたが、私には返って斬新であり、相棒がさらに幅を広げた印象を受けました。
映画らしいスケールの大きさ、時事に即した内容もまた、相棒らしかったです。
右京さんの年齢に合わない身のこなしといい、カイトくんとのますますのパートナーシップといい、とにかく相棒ファンとしては素直に自然に、楽しむことができました。
まだまだ多くの人に観ていただき、本作が伸びればいいなと思っています。
今までで一番最低な出来
孤島ならではの事件ではなく、またまた政府批判な内容でげんなり。
映画になるとなぜここまでひどくなるのか?
相棒という名前なのに、甲斐はまったく活躍しない。まだ1や2の方が亀山、神戸とも活躍するシーンはあったと思う。
相棒はいつもスピンオフの方が良作です。
GWはたくさん良作作品がありますので、他の映画を観ることを勧めます。
興行ランキング5位ですが
興行ランキング5位なのは、公開次期が悪いだけ。キャパシティが上から4番目、200人前後だからと。もし、5月24日か31日公開なら、もっと大きなシアターを使えて、1位になっていたはず。
それだけの内容はあると僕は思います。
やっぱりすごい。
「相棒」はどこへ行ってしまうのか。
観賞後、そんなことを思わせる作品であった。
予告などが出始めてから、ある種の危惧を抱いていた。ミステリー度が高いというような宣伝もされていた。
ただ、絶海の孤島が舞台で、まがりなりにも警視庁の刑事が出向く案件で、ミステリー度が高くなるわけがない。
結果、ミステリーとしてはかなり凡庸な出来であった。
杉下(水谷豊)が犯人を特定していく過程がかなり大雑把で、何を元に推理を進めて行ったのか、きちんと示してほしかったところだ。
だが、輿水泰弘脚本、和泉聖治監督の狙いはそんなところにはない。
東京拘置所でのやりとりがすべてである。
国防とは。まあ、あまり世間では国防という言葉は使わず、安全保障といったりする。
そこへ突っ込んでいく作り手の勇気は、観ている我々も震撼するほどだ。そう簡単に答えの出るものではないが、あえて、それでも描かなければならない、そんな使命感みたいなものも感じた。
ドラマはほとんど観ていないが、この志で、これからも続けていってほしい。
タダの殺人事件では無かった
殺人事件の理由からもう一つ謎が解けて行くに連れてスケールがドンドン大きくなって行く最後に溶きほぐされていくのは今の日本の警視庁と自衛隊幹部の裏の真実謎に潜む病み潰しても潰しても沸き上がって来る悪の部分は永久に無くならないかも知れない平和ボケして居るとまた悪は生まれて来るのかもと傷かされた右京さんの冷静で沈着は映画でも変わらずクールでした!
刑事ドラマの概念を見事に越える、異色なスケール&ストーリー。
【賛否両論チェック】
賛:離島で起きた事故をきっかけに、自衛隊をも巻き込んだ巨大な陰謀を追及していく2人が痛快。前作やテレビ版の知識も基本的には不要。
否:ラストはやや理屈っぽくて説教臭い。当然ながら殺害シーンもあり。
今回は、スケールもストーリーも異色です。離島の事故から、国家権力をも巻き込んだ巨大な陰謀を追及していく様は、刑事ドラマの概念を見事に超えています。そして最終的には、「本当の平和とは」という、普遍的なテーマに行きつきます。
ラストの犯人VS杉下のかけ合いは、若干理屈っぽくて説教臭い感はありますが、それもまた相棒の魅力の1つ。基礎知識も最悪なくても大丈夫なので、是非ご覧になってみて下さい。
今までの劇場版よりは解りやすい
相棒劇場版はいつも難しくしすぎで好きじゃなかったけど、今回のは解り易くてそこは良かったです。
シナリオもシンプルで「相棒史上最高密度のミステリー」ではないので、2時間ドラマで良かったんじゃないかと。
ドラマのほうでもっと事件大連発とかあったし。
ドラマのクオリティ高いし、CMでハードル上げすぎたせいで、☆は辛口めでこれくらいかな。相棒スタッフならもっと出来るハズ!
これじゃない感。
存在意義が分かりやすかった釈由美子に同情・・・。
国防にまつわるありがちな暴走話のまま終わってしまって、
『「相棒」史上最高密度のミステリー』なんて微塵も堪能できず。
神室司(伊原剛志)達が小者感いっぱいで物騒なコワさ胡散臭さがまるで感じられない。
人気に気を良くしてスケールアップせず、
推理に頭脳を刺激しまくる密室ミステリーを作ってほしかった。
メッセージ性
相棒独特の始まり方。迫力、スリル。意外性とかはいつもよりは感じなかった気がしました。相棒映画は毎度警察組織の闇をフューチャーしていたと思いますが、今回はそこよりも違ったところにスポットが当てられていました。守るということの大いなる矛盾。正確ではないかもしれませんが、その言葉が一番印象的です。メッセージ性は今までもあったように思いますが、これまで以上に特にラストシーンには強いメッセージ性を感じました。考えさせられましたし、面白かったです。
相棒らしさが足りない
相棒シリーズの映画第3作です。神戸尊を含めたいつもの相棒メンバが登場し、「国防」という相棒らしい硬派なテーマで、ドラマとしては面白かったですが、相棒らしさがあまり感じられませんでした。孤島の軍隊の秘密を探るという映画によくあるパターンになってしまって、殺人事件の捜査が二次的になってしまったせいでしょうか。
簡単には答えは出せない
簡単には答えの出せない問題を相棒としての答えを出そうとした結果こうなったという感じでしょうか
作品としてのミステリー感はあまりありませんでしたね
そこはマイナス点でしょうか
しかし、面白くないとは思わなかった
度を過ぎた行いは決して正当化されない
「相棒」劇場版第3弾。
スピンオフも含めると5作目で、すっかりシリーズ映画として定着した。
何やらあちこちで酷評レビューが目立つ。
「相棒」好きなので、いきなり出鼻を挫かれた感だったが、実際見てみたら、そこまでボロクソ言われるほどでもないと思った。
東京都の果ての果ての孤島で起きた殺人事件。
自衛隊、警察、そして民兵の思惑と陰謀が交錯する。
舞台は異色だが、時事問題を絡めた、「相棒」らしい社会派サスペンス。
ラスト、右京が犯人に言い放つ、「あなたの方こそ犯されてますよ、国防という名の流行り病に」の台詞が、今回のテーマを表している。
また、改正しようとしている某憲法を突っついている事も明白だ。
国防。国を守る。
立派な行いだと思う。
ラストの犯人の言い分も、全く分からない訳ではない。
もしもの時、某友人国が守ってくれるという100%の保証は無い。
自分の身は自分で守る。その為にはある程度の武器も必要。だが…
ラスト、右京と犯人の会話で、核兵器の保有を引き合いに出したが、核で攻撃されたから核でやり返すなど、もはや国を守る正義の行いではない。
それは寧ろ、大量殺人であり、戦争の引き金になり、大きな悲劇を招く。
“やられたらやり返す”という台詞が流行になったが、度を過ぎた行いは決して正当化されない。
彼ら民兵は、確かに無差別なテロリストではない。
しかし、その危険思想は、かつての連合赤軍にしか感じられなかった。
さて、重たい話はここまでにして…
「相棒」好きならではの楽しみも勿論あった。
密林に覆われた孤島でも、ばっちりスーツを着、紅茶を飲むさすがの右京さん!(笑)
お馴染みの面々が登場すると、やっぱり安心する。
今回、season12で卒業した三浦さんが居た事が嬉しかった。(という事は今回の映画は、時系列的にseason12の前)
そして何と言っても、2代目相棒・神戸くんと現相棒・カイトくんの初対面!
新旧相棒の顔合わせは今回が初!
難しい題材だけに、賛否が出るのは当然。
そんな題材に切り込み、社会派エンターテイメントにしながら訴えを込め、今回も見応えあった「相棒」劇場版だった。
相棒が好きだからこそ評価出来ない
過去作品やスピンオフでは相棒であるキャラがしっかり活躍します。
しかし、今作ではカイト君はただ居るだけ。
劇中のとある問いかけにも完全にイエスマン。
内容も右京さん原理主義のような作品。
杉下右京は正義です。
それも小野田公顕曰く「暴走する正義」です。
国や組織や個人の名誉などを傷つけてでも法を遵守するというある種のサイコパス的正義。
それ故の後味の悪さこそが相棒の魅力だと私は考えています。
今作ではそれすらも中途半端。
先ほど右京さん原理主義と言いましたが訂正します。
「右京さんらしさ」も足りない、いわば水谷豊作品です。
水谷豊が大好きな人はもうちょっと点数が高くなるかもね。
相棒らしい相棒ながらの社会派映画!
面白かったです!
他のレビューが振るわない理由が判りませんが、やっぱり相棒はこうでなくちゃ!!
人間は愚かだから時間が経つと忘れてしまう、それが時として救いとなる事もあるけれど、やっぱり大切な事は風化させずに後世に伝えていかなくちゃならない。そのためには時々過去を悼みつつも振り返らなくちゃね。
平和ボケ過ぎても駄目だし、過剰に警戒し過ぎても駄目。これって『弦は緩過ぎてもきつ過ぎても良い音にならない』と比喩する仏教の教えみたいね。でも本当にそう思います。中間にいるのが大切で、ともすればどちらかに行き過ぎる人間にとってそれは、最も難しい事だと思います。だからこそ、この世は修行の場、日々試されているのです!
(無宗教だけど)
あれ、なんの話だろう…?
結論!
相棒劇場版Ⅲは、良い社会派エンターテイメント映画です!!!♪
(お馬さんも出てきたし〜(^-^))
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