「刑事ドラマの概念を見事に越える、異色なスケール&ストーリー。」相棒 劇場版III 巨大密室!特命係 絶海の孤島へ 映画コーディネーター・門倉カドさんの映画レビュー(感想・評価)
刑事ドラマの概念を見事に越える、異色なスケール&ストーリー。
【賛否両論チェック】
賛:離島で起きた事故をきっかけに、自衛隊をも巻き込んだ巨大な陰謀を追及していく2人が痛快。前作やテレビ版の知識も基本的には不要。
否:ラストはやや理屈っぽくて説教臭い。当然ながら殺害シーンもあり。
今回は、スケールもストーリーも異色です。離島の事故から、国家権力をも巻き込んだ巨大な陰謀を追及していく様は、刑事ドラマの概念を見事に超えています。そして最終的には、「本当の平和とは」という、普遍的なテーマに行きつきます。
ラストの犯人VS杉下のかけ合いは、若干理屈っぽくて説教臭い感はありますが、それもまた相棒の魅力の1つ。基礎知識も最悪なくても大丈夫なので、是非ご覧になってみて下さい。
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