猿の惑星:新世紀(ライジング)のレビュー・感想・評価
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けっこう面白かった
猿の表現がすごい実在感で、映画秘宝でパフォマンス・キャプチャーなどについて記事を読んで見に行ったので、いかにすごいのかなんとなく理解できた。どこからどこまでがCGなのか全然わからない。
顔や体が傷だらけのあいつが、全然人望がないのに他の猿を従わせようとしているところがなんとも切なかった。それに比べてシーザーの風格やカリスマ性がすごくて、あまりにかっこよすぎて、むしろ傷だらけのあいつの方に感情移入してしまった。無惨に負けてしまうところは悲しかった。
猿は銃など見たことも触ったこともないはずなのに、すぐに撃つことができて、弾切れもなかった。知能がそれほど発達しているということなのかな。戦車も簡単に奪っていた。
人間は太陽光パネルは全くないことになっていた。ちょっとくらいはあるだろう。電気が通って浮かれまくっているところが間抜けだった。いくら嬉しいからって、レイブパーティみたいになって、そんなに楽しいのかなと思った。
終末世界的な荒廃した街の感じがすごくよかった。特に軍艦がボロボロになっているところは、本当に人類が弱っている感じがした。
面白かったし、できばえもすごくて、しかし元からあまり猿に思い入れがなく、シーザーは始めからかっこいいし、人間にもそれほど印象深い人もおらず、あまり心に残るものがなかった。
なんとも重厚
なんですかこの(猿なのに)ゴッドファーザー並みに重厚な人間ドラマは!
シーザー、アル・パチーノかと思いましたよ…
人間側にも猿側にも思惑の違う人達がいて、すれ違い、絡み合い、対立しあって大きな結果の違いを招くという王道の人間ドラマ、圧巻でした。
猿の大群に酔う。
とにかく全編、猿、猿、猿の大群で、猿に限らず動物がウジャウジャ出てくるのが苦手な人は気をつけた方が良い。酔う。
テレビでリリコが本作ではどうしようもない悪い奴が出てくると言っていたので、人間と猿の両方にいるのかなと思って見てたら猿だけだったので少し驚いた。(でも別にどうしようもないというほど悪い奴でもなかった)
この手の映画が陥りがちな結局悪いのは人間、みたいな結末ではなく、知恵と力を持つと猿も人間も結局同じような悪意に支配される、という落とし所に持っていったのは流石だろう。
もちろん猿の表情とか動きのCGは凄いんだけど、前作で十分すごかったのでさほどインパクトはなかった。
全体的に前作にあったような、どうやって猿が知恵を持つんだろう人間が滅びるんだろうドキドキ、みたいなのはないので、なかなか前作を超えるのは難しい。
次回作があるとすれば、猿と人間の全面戦争のくだりになるのかなあと思うけど、それはあんまり面白くなさそうなので、本作では描かれなかった猿カップルのラブコメとかの方がいいかもしれない。猿と猿の濡れ場なんか最高に酔いそう。
シーザーに主演男優賞を!
前作時にも思ったのだけれど、猿のリアリティーがハンパない‼︎
モーションチャプターで撮影しているというが、冒頭15分くらいの猿(エイプ)の世界が、まるでドキュメンタリー映画を見てるようで、美しく、かつ迫力満点!本当にこれ、人間が演じてるの⁉︎
ストーリーはありきたりだが、シナリオがよく練られていて、十分楽しめる。とにかくシーザーの存在感は圧巻で、彼を観に行くだけでも、劇場へ足を運ぶ価値あり。
シーザーっ(T_T)
前回よりさらにサルと人間が互いへの恐怖と誤解でいがみ合う世界
シーザーは戦争したくなかったけど
人間との全面戦争に進んでいってしまった世界
現実世界の国同士のいがみ合いをみてるようで…
ほんの少しのボタンの掛け違いで
簡単に殺しあいに発展してしまうんだと
映画の中のお話では済ませられない苦い後味の残る作品でした
次も楽しみにしてます
本当に面白かった
うっかり吹替版を見てしまいました。
今作には話題先行の素人声優はいなく、ストーリーにすんなり入り込む事ができました。素人声優が一人いるだけで、作品が台無しになっちゃいますからね。。。
で肝心の本編ですが
揺れる親子関係など、様々なテーマに関する伏線と回収がとてもスッキリと描かれているようでした。
なのでもしもあなたが、とても疲れていたとしても気楽に楽しめる作品だと思いますよ。
シンプルで深くて気楽
ちょっと矛盾してますが、一口に言うならこんな感じです。
続編が楽しみでたまりません。
もう一息
人間と猿の対立構図や、猿の中でも穏健派と好戦派がいるあたりは面白いが、もう少し驚きというか意外性が欲しい。何といっても、このシリーズは第一作のラストの衝撃があまりにも大きかったので、見る方もあのレベルをついつい期待してしまう。
シーザーの目力すげえ
露出してるところ目だけなのに、圧倒される目力!!シーザーを演じている役者さん、すごいですね!!
そして、人間にも猿にも、輪を乱すやつっているんですね〜。人間が作った話だからなんでしょうが。
シーザーと息子の関係、息子が愚かすぎて、黒田長政か!!と思わずつっこんでました。有能な父をもつ息子って、こんなもんなんですかね〜?
ゲーリーオールドマンを贅沢に使ってますね
これぞ洋画!!迫力満点!!
内容は深く、様々なことを考えさせられる。
前作以上に猿の表情がリアル!!
戦争シーンの迫力は、さすが洋画といった感じ!字幕で見るべし!
個人的には今年みた映画の中ではトップクラスに良かった。
続編希望
オリジナル版の設定に結びつけるためには、あと1~2作撮ってほしいところ。シーザーをはじめとする猿を演じた俳優は、表情・動き共に上手かった。猿側からの視点が多かったせいか、人間側の描写がもう少しあっても良かった。せっかくのゲーリー・オールドマンがもったいないと思った…
興奮っ!!大迫力!!!字幕がおすすめ
猿の表情!演技力!!
とても情が入り込みました☆
前作より 確実に大迫力っ!!!
猿ばかりの2時間でも
絶妙に見やすく とにかく
シーザーの存在感!!
シーザーの演技力でなりたってるような感じ!!
展開がわからず
まさか!!!というシーンが
多々あるため飽きず最後まで必死に見てました!!
たまたま字幕だったのですが
字幕だからこそ
ここまで迫力があったと思います!
最高でした!!
思ったよりよかった。
Apes do not kill apes, humans kill apes, and human.
というのがシーザーの持論。
でもそれって人による。いや猿による?とにかく、憎しみに駆られたら、人も猿も殺すってことだね。
ただ、コバ(猿の過激派?)の方が純粋な気がしますね。
利権とかじゃないもの。
ただ昔研究施設で人に虐められたのが原因だとすると、何とも言えない哀れを感じなくもない。 猿の無表情は怖いと感じるのは、この映画中で猿たち(特にシーザー)が表情豊かだからかな。
息子が可愛かった!熊にやられた怪我が痛々しいけど!
良し良し、楽しめました。
リーダーシップが主題か!際立つ人の社会と猿の社会。銃も無く、文明の力も無い猿の社会はリーダーの猿力で束ねられている。シーザーのリーダーとしての姿が最後まで印象的で楽しめた。
あえて言うなら、決められたストーリーに向かって粛々と進んでいくストーリー。想定通りで少しワクワク感に乏しかったかなぁ。
見応えあるヒューマンドラマ
『猿の惑星 新世記 ライジング』を鑑賞。
「創世記 ジェネシス」の続編となる。
前作で人間への反乱を起こしてから10年、猿たちはリーダーであるシーザー(アンディ・サーキス)を中心に平和に暮らしていた。対して人間は自ら作り出したウィルスが蔓延しており人口は10分の1まで減少、絶滅の危機に瀕していた。人間たちは生活のエネルギーを確保する為、発電所を再稼動させるべく山中に入り猿たちと遭遇するのだが…。
物語は人間と猿との対立だが、近年稀に見るほど出来が良いヒューマンドラマである。
特に人間よりも人間らしい猿たちの動向には眼を見張るものがある。
現在経営者や中間管理職など組織を統率する役割を担う方々にとっては身につまされる思いをするだろう。組織の統率とは如何に難しい事であるかを。
作品では猿たちだが、何のことはない。
行動原理は人間のそれとなんら変わりはないのだ。
一部の者は志を貫き、また一部の者は野心を燃やし、そして大抵の者は自らの保身のために強者に従う。
そんな猿たちを統率するリーダーであるシーザーの苦悩の演技が光る。
それが今作の一番の見所となっているので、眼の動きや表情など、瞬きなどして一瞬たりとも見逃さないように注意してもらいたい。
私もまさか人間よりも猿に共感して涙を流す事になるとは思わなかった。
シリーズ全作品を観ている必要はないが、前作だけは観ておいた方が良い。
そうすればシーザーの気持ちにより一層寄り添うことが出来るだろう。
違和感のない素晴らしいVFX効果による見応えのあるヒューマンドラマを是非劇場でご覧頂きたい。
あれ?熱くなってきたね・・・
最初に言っとくとこの映画は
アクションよりかは人間(猿)ドラマ
で魅せてくる映画です。
派手なアクションを期待する方は
退屈すると思います。
簡単に話を言うと予告編の通り、猿と人間がいがみ合う
話なんですが決して”人間が悪い”とか、”猿が悪い”とかって
話ではなく、どちらの側にもビチグソはいるし、素晴らしい人も
いるよといった感じ。観ててイラっとくることはなかった。
もっとも現実と違って映画の方の悪役も前作とか見てると「そうなるわな・・・」と同情しちゃうけども・・・
そんな感じでドラマが進み「こんな感じでそのままおわるんだろうな」と思ってた矢先に物語の雰囲気が変わってびっくり。
なんか熱くなってきます。
そんでクライマックス。
高くそびえ立つ塔の頂上で仲間の命運をかけた
”絶対に負けられない相手”との極限のド付き合い!!
シーザーかっこよすぎでしょ!!
アクションは少なかったものの
ほどよい感動と予想外の漢臭さが味わえた良い映画でした。
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