「更なる映像の進化と、洗練された脚本に心を奪われる」猿の惑星:新世紀(ライジング) willstrongさんの映画レビュー(感想・評価)
更なる映像の進化と、洗練された脚本に心を奪われる
もはやリアルさに驚くことがなくなりつつあるVFXだが、やはり不自然と思える部分はあるものの、鑑賞者に信憑性を与えるためにも凄まじいクオリティで猿の毛並感や、瞳の美しさが描かれており、何百という猿も個性的に区別されているところに驚いた。
存在しないものに感情を揺さぶられることはないだろうと思っていたが、前作から「猿の惑星」のシーザーだけには心が奪われ、終盤には実在するものとして捉えている自分がいた。これほど引き込まれるVFXてんこ盛りの映画も珍しい。展開も早く、ハラハラさせられたり緩急しっかりついていて先が気になるストーリーもよかった。
シーザーがどうなっていくのかすでに気になって仕方ない。
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