「シーザー達の片言英語は聞きやすい。」猿の惑星:新世紀(ライジング) Don-chan(Daisuke.Y)さんの映画レビュー(感想・評価)
シーザー達の片言英語は聞きやすい。
原題:Dawn of the Planet of the Apes
このシリーズは邦題に違和感があって原題が氣になる。
前作は吹替え版で視聴してシーザーのセリフ「やめろ!」「行け!」がオリジナル音声では何と言っているのか氣になったので、続編にあたる今作は“Disney+”の配信を字幕で視聴。
ちなみに2024年5月10日 日米同時劇場公開の『猿の惑星/キングダム』は、来週あたりにIMAX字幕版で観る予定(願望)。
エイプが片言英語のため、なんだかとても勉強になる。
自然界に土足で踏み込むヒューマンが悪だとハッキリ示す『アバター』の価値観とは異なり、続く『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』のようにヒューマンを全て悪とくくらず、共存の可能性を信じる者の存在が物語に深みを与え、権利と公共の福祉について上手にわかりやすくまとめられている。
ヒューマンを憎むボノボのコバと、共存を望むチンパンジーのシーザーの最後の決闘時のセリフが良い。
自作自演のマッチポンプで戦争を始め、自分に従わないアッシュを殺したコバが「俺、人と戦うのはエイプのため」とシーザーに正当性をアピールするのだが、しかしコバに殺されかけて一命をとりとめたシーザーは言い返す。「違う、お前エイプを殺した。お前がやっているのは自分のため」
...そして追い込まれたコバは命乞いをするも、シーザーの返しのセリフがとてもクールで格好良い。
エイプはエイプを殺さない→エイプを殺したらエイプではない→お前はエイプではない。
筋が通っている。
今作の監督(前作と違う監督)は、1968年公開版の『猿の惑星』に繋がるようなストーリーになると予告していた情報があったので、今作の中盤以降エイプは完全にコバの支配下になるだろうと思って視聴していたが、意外にシーザーが復活しコバを倒して驚いた。
こんにちは~。
共感ありがとうございます。
初代の猿の惑星が大好きなんです。
SF好きになったきっかけの作品です。
5/10の新作公開
大期待です。
その前に私もリプート作復習したいのですが、
今、U-NEXTで配信していないので、残念です